9月5日は国民栄誉賞の日です
1977年、9月3日の2日前に通算756本のホームラン数でハンク・アーロンを抜き、世界最高記録を更新した王貞治(おう さだはる)選手がこの日、日本人初の国民栄誉賞を受賞しました。
ハンク・アーロン
ハンク・アーロンは,メジャーリーグの歴史上で最も愛された選手の中の一人で、ベーブ・ルースの持っ,通算ホームラン記録714本を破った選手です。アーロンが引退までのホームラン本数は755本であり、2007年にバリー・ボンズが抜くまでは、メジャーの最高記録でした。
王貞治さんが初の国民栄誉賞を受賞
1977年9月5日、日本人初である国民栄誉賞の授与式が首相官邸で開かれました。「本塁打世界新記録」を讃えるため、政権が賞を作りましたそうです。王選手には、表彰状に加え、ワシの剥製が記念品として贈られています。
国民に夢や希望をくれた人たち
国民栄誉賞と言えば、王選手から「男はつらいよ」の寅さん、日本の女子サッカーは強いとアピールしてくれた「なでしこジャパン」、霊長類最強ともいわれるほど強かったレスリングの吉田沙保里さんなど日本国民から愛され、魅了し、また尊敬された人たちばかり。次の栄誉賞は誰でしょう。