海苔の消費拡大を目指す「海苔の日」

2月6日は海苔の日です

おむすび

「海苔の日」は、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が1966年に記念日として制定しました。由来は、701年に大宝律令が制定されたときに、海苔が年貢として納める海産物の一つとして指定されています。これにちなみ、大宝律令が施行された702年1月1日を新暦で換算した2月6日を「海苔の日」としました。また、この時期に海苔の生産の最盛期を迎え、その海苔の消費拡大が目的でこの日を中心に記念行事やイベントが実施されています。

古代から好まれる海苔の一生

海苔は、古代から日本人に好まれる伝統的な食品で、この日は海からの贈り物である海苔に対する感謝の気持が込められています。海苔は海中で1番目の種(果胞子)をつくると色素が無くなり枯れます。そのつくられた果胞子は海の中を流れていき、貝殻につきます。すると果胞子は枝をのばし、貝殻の中にもぐります。そして、春から夏にかけて海苔は貝殻の中で糸のような枝(糸状体)をのばして成長します。その後秋が近くなると、糸状体の枝先に2番目の種をつくります。この2番目の種は「殼胞子」と呼ばれています。

秋冬に増殖する海苔

海苔の養殖

秋になると水温が低くなり、殼胞子は貝殻から一斉に拡散します。そして海水面近くの石や岩に張り付き、発芽し成長していきます。秋冬にかけ、みるみる大きな葉っぱのよう(葉状体)になり、よく食べられる海苔になるわけです。さらに海苔は伸びはじめると、葉状体の先の一部を切りはなし、その細胞のひとつひとつが3番目の種(単胞子)となります。単胞子はそれぞれ最初の葉状体のすぐ近くについて成長して、数を増やします。海苔は、冬の寒い間に伸び続け、春になると果胞子をつくり枯れて、一生を終えるわけです。

海苔の栄養価と健康効果

焼き海苔

元々海藻は栄養が豊富だといわれていますが、この海苔もたくさんの栄養と健康に大変効果があると期待されています。海苔の約3分の1は「食物繊維」。海苔の食物繊維の場合、野菜の食物繊維と違って柔らかいため胃壁や腸壁を傷つけずに穏やかに整腸作用を促してくれるそうです。次は、美白効果で知られる「ビタミンC」。一般的にいわれるのがビタミンCは熱に弱く、調理すると栄養素が破壊されるということ。しかし、海苔に含まれるビタミンCは熱に強いうえに、調理をしても栄養素が壊れないのが特徴だといわれています。3つ目は、あの薄っぺらい海苔約3枚で豚肉肩ロース、薄切り肉約1枚分(30g)にあたる量の「ビタミンB1とB2」が含まれているそうです。
この量は、成人女性が1日に必要なビタミンB1とB2の必要量に相当しています。この栄養価は、糖質を効率よくエネルギーに変えて食欲不振時や疲労回復に効果的です。後は、たんぱく質やEPAが豊富に含まれていてます。あの量で豊富な栄養素が凝縮されていることで、まさにサプリメント波の健康食品だといえます。

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