風呂カビ予防の日

5月26日は風呂カビ予防の日です

風呂のカビ予防の日

日本気象協会の調査では、5月26日を境に気温と湿度の関係により、カビ発生の条件に合致しているためにお風呂のカビの発生し始めます。そのことから、「住まい」「衣類」「キッチン」など、暮らしに役立つ日用品を数多く製造と販売をしている「ライオン株式会社」がこの日を記念日として制定しました。また、この日をきっかけにカビを予防し、じめじめした時期を快適に過ごしてもらいたいとの願いが込められています。ちなみに「ライオン株式会社」の製品である「ルック」には、この時期から発生するお風呂のカビを予防する製品もあります。

カビと菌

カビと菌

人の体内で害を及ぼすといわれる「バイキン」は、一般的にカビと細菌のことを指します。このカビと細菌は暮らしに邪魔なものとしてまとめて扱われますが、これらは全く異なる生物なのだそうです。そのカビと細菌の違いを簡単にまとめてみました。

カビと細菌の違いは?

納豆菌とカビ

そもそも、カビと細菌では歴史が異なり、まず細菌が地球上で誕生したのは約40億年前であることに対し、カビは細菌より後で約10億年前だといわれています。細菌などの原始的な生物が30億年かけて進化していった結果の一つにカビがあると想像すると、細胞の構造から増殖に至るまで、両者は生物として異なるのではないかも感じ取れます。単細胞生物の細菌は、生きるための最小限の機能を個々の細胞が持ち、増殖するには単純な二分裂で済ませます。それ対してカビ場合は、色々な形態や機能を持つ細胞からできている多細胞生物と呼ばれる構造で、生殖には専用の細胞を作るなど、増殖させる仕組みも複雑にできています。また、カビは成熟した菌糸から胞子を作り、自ら空気中を舞って移動して胞子が栄養や水分を吸収し、新たな場所で増殖していきます。

カビの性質と毒性

有害なカビに注意

カビの胞子は、基本的に空間でも漂っていますが、人が少量を吸い込む分には問題なくて体内に入ったからといってすぐに強い毒性があるというものではないそうです。しかし、カビが付着した物を食べたり、根を生やして大量の胞子を出しているものを吸い込むと、「ぜん息やアトピー性皮膚炎」など、アレルギー性疾患の原因となるケースもあります。また、免疫力が極端に落ちている人がこれらを吸い込むと、感染症発症の可能性もあるといわれています。またカビは、黒っぽい種類が多いために見た目が悪く、ニオイも発生します。さらには、カビはダニの餌になりやすく、間接的に健康に害を与えることもあります。

カビが発生する条件

カビを生えにくい環境づくり

カビが発生する条件は、温度と湿度、栄養の3つが揃うと胞子が付着した場所から発育増殖していきます。それぞれこの条件を調べると次のような内容になります。まず温度は25℃ですが、5~35℃前後でも生育します。そして湿度は、一般的にカビは湿度80%以上が必須条件だといわれています。また、乾燥状態を好むカビでも65%は必要だといわれています。最後に栄養はというと、主に皮脂汚れや埃、食べこぼしなどで、たんぱく質や炭水化物、油脂などの有機物が栄養になるとのこと。

カビを防止するために

カビを防ぐ

カビを防止するためにやれることは、まず温度の5~35℃という条件は我々も生きていける温度なので、これの設定を変えることは無理です。したがって、カビを防ぐために残りの条件の湿度や栄養を取り除くことを行います。

お部屋の掃除でカビを防止

エアコンフィルターの掃除

カビを防ぐ方法としては、まず初めに「部屋の掃除」と「湿気を取るために、毎日窓を開けたり換気扇を回して換気」を行います。また、梅雨の季節になれば、洗濯物を室内で干すことが多々あります。そんな時は、エアコンのドライ運転で除湿を行います。しかし、冬場は使用していなかったエアコンは、そのまま運転するとカビが生えていて運転時に胞子をまき散らしてしまうので、使用前にエアコンの掃除をしておくことをお勧めします。もう一つ、カビが好みそうな場所である風呂場があります。風呂場は温かく湿気が高い上に、栄養(壁や隅にシャンプーの泡や皮脂など)も豊富なのでカビが生えやすい環境です。そのため、出る前に壁や床の隅々をシャワーで洗い流してください。そして、カビが生えてしまったら市販のカビ取り洗剤などで取り除きましょう。

菌も色々ある

同じ菌でも、一般に知られている人の体内に侵入するとに害になる細菌やカビ(鰹節のカビは除く)、人が食べても害が無いどころか、健康や美容に効果がある納豆菌やヨーグルトなどの腸内環境改善に働く乳酸菌が存在します。そしてもう一つ、ニキビの原因となるアクネ菌という細菌も存在します。この菌は、大半が人の皮膚に常在していますが、アクネ菌といっても、遺伝子レベルで見ると種類が様々です。人によって、アクネ菌がどんなタイプでどんなバランスで存在するのかは異なるそうです。いずれにせよ、それぞれの菌の性質を知れば悪い菌は増殖しないように予防の対策をして、人の体内を守る良い菌はたくさん増やして健康な体を維持することが可能であると信じます。

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