穴子の日

7月5日は穴子の日です

穴子の日

7月5日は「穴子の日」となっていますが、この日を記念日として制定したのは、寿司や弁当用の穴子食材を製造と販売を手掛けていた株式会社グリーンフーズ(2009年9月に 加ト吉の完全子会社・2012年12月で事業停止)です。また日付は「あな⇒7 ご⇒5」という語呂合わせと、この時期の穴子が最も美味しいことからといわれています。穴子は、ウナギと同様、ビタミンAやビタミンB類、カルシウムが豊富であり、夏バテ防止に効果があるとされています。したがって、「土用の丑の日」のウナギに負けないように、夏の味覚の定番を目指すべく全国に広げるのが目的です。

穴子の分類

チンアナゴ

穴子は、日本近海で15属、27種程確認されていて、その中で観賞用は「ニシキアナゴ」や「チンアナゴ」は水族館などで多く見られる魚です。 そして、食用としては「マアナゴ」や「ゴテンアナゴ」、「クロアナゴ」などが主に使用されています。今回は、その中から食用穴子を中心にみていきましょう!

マアナゴ

マアナゴ

マアナゴは、上唇が少しめくれあがっていて、上下のアゴには1列の門歯状の歯(岩に付いているフジツボあるいは巻貝などを食べるのに適している歯)があり、その内側と外側に短い歯の列があります。ちなみに、マアナゴの成魚は雄で40㎝、雌の場合は90㎝ほどになり、大きいもので1mまで成長するものがあります。

ゴテンアナゴ

穴子の天ぷら

「ゴテンアナゴ」は、ウナギ目アナゴ科ゴテンアナゴ属であり、分布地域は日本各地~インド洋までの幅広いエリアに生息しています。中でも、得に南日本に多く和名では、一般的に御殿穴子と呼ばれていています。外見は「マアナゴ」似ていますが、眼のうしろにある縁の斑点で区別できます。 大きさは、マアナゴより短めで60㎝ほどの成長で止まるようです。ちなみに味は、マアナゴより少し淡白で、天ぷらにすると美味しいそうです。

クロアナゴ

極太クロアナゴ

「クロアナゴ」は、少し長めですがウナギ目アナゴ亜目アナゴ科クロアナゴ亜科クロアナゴ属です。そして分布地域は、「ゴテンアナゴ」と同じで日本各地~インド洋まです。和名では、黒穴子呼ばれていて、 小さい物はマアナゴに似ていますが、色がマアナゴより黒っぽいために区別がしやすいそうです。また、「 クロアナゴ」は穴子の中でもかなり大きめのサイズになり、見かけが巨大穴子「ダイアンアナゴ」と似ています。実際によく間違われるそうですが、長さが「ダイアンアナゴ」より短いそうです。

今年の7月28日水曜日は穴子で決まり!

今年は2021年で、丑の日は28日の水曜日になります。あと3週間ちょっとで本来なら「うなぎ」を食べますが、実際にある年の相場価格を比較すると、「うなぎ」1500~3000円に対して「穴子」は、500~1000円ぐらいだそうです。また、ダイエットを考えた面からみても、「うなぎ」カロリーは「100グラムあたりなんと551kcal」で、「穴子」は「100グラムあたりわずか166kcal」で、この「穴子」方がヘルシーといえます。しかし栄養面では、確かに他の魚に比べてビタミンは多いですが、「うなぎ」の1/5程度だそうです。この夏はコロナ禍の「自粛生活」であまり運動をしないために太り気味になり、あまりカロリーが取れないですよね。そこで今年のこの時期は、「うなぎ」の代わりに「穴子」を食べるというのも一つの方法かもしれません!

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