電子レンジの何が危険!?

電子レンジの何が危険なのか?

電子レンジで簡単にできる調理方法など調べていると、「電子レンジの恐怖」や「電子レンジが危険」などの記事がやたらと存在します。今や、自炊者のみならずプロの料理人も時短で有効な調理法として重宝される調理機器です。一体、その電子レンジの何が危険で恐怖なのかを調べてみようと思います。

電子レンジのマイクロ波とは?

マイクロ波は、電波で食品中の水分をこするようにして、食品を温めます。分かりやすくいうと、プラスとマイナスをすばやく入れ替えていることで、電波に反応する物質同士が擦れ合うことで摩擦熱が発生するという仕組みなのだそうです。

電磁波は周りに飛び交っている!?

空気に混ざって、たくさんの電磁波が飛び交っています。FM放送の電波やテレビ放送、衛星放送がそれです。実は、携帯電話は電子レンジの周波数2.45GHzとほぼ同様の周波数帯です。

電磁波が漏れないように設計

電子レンジの電磁波は金属の壁に反射し、電子レンジ外に強い電磁波が漏れないように設計されています。更にガラスのドア部分にも金属のシールドで遮断されています。また、電子レンジは電波法令で管理されているため、 電子レンジから漏れてしまう電磁波の強さに耐え得る日本及び米国の安全基準に従って作られています。

ですので、少なくても日本の厳しい安全基準を認可されたものであれば、安心できるというとだと思います。

本当に栄養素が破壊される?

野菜に含まれるビタミンには、熱に強いものと、熱に弱いものがあります。ビタミンCはむしろ、短い時間で温める事が可能なため、茹でるよりも電子レンジで加熱したほうが残存量が多いということです。

また、海外の実験で、電子レンジで調理した食事とふつうに調理した食事をマウスに食べさせて比較したところ、健康状態に差が出なかったという報告あるそうです。

ネット上で安全性を疑問視する記事が沢山!

海外で、ロシアなどは、かつて身体に害があるとして使用を禁止していたこともあるそうです。しかし現時点でWHOは、情報シートで「取扱説明書に従って使用する限り、電子レンジは安全である」とのことです。つまり、誤った使い方をしなければ安全で便利な家電であるということに変わりないということですね。