種痘記念日

5月14日は種痘記念日です

種痘記念日

1796年5月14日、イギリスの医師エドワード・ジェンナーが、天然痘の予防接種「種痘」を始めました。そして、そのことを記念し、この日を「種痘記念日」として制定されています。またこの時、8歳の男児に種痘を試みて、その効果を確認したといわれています。

エドワード・ジェンナー

エドワード・ジェンナー

ジェンナーは、少年時代に弟子入りした診療所で「痘(牛痘ウイルスを原因とする感染症)に1度かかると天然痘にかからない」という話を患者から聞いてその後、開業医になると改めて「乳搾りの女性は牛痘にはかかるが、天然痘にはかからない」ということに気づき、この事実をもとに天然痘の研究を始めています。しかし彼の主張は、当初激しい反対にあいましたが、数年後に広く実施されるようになりました。そして1980年、WHOはワクチニアウイルスを用いた種痘を実施し、天然痘根絶宣言が出されています。この事は、人類が感染症撲滅に成功した初めての事例です。

天然痘

天然痘

今から200年以上前、天然痘は別名「疱瘡(ほうそう)」と呼ばれ、種痘が実施されるまでは、必ず誰かが発病し、致死率が高い病気として世界中で流行したそうです。また、運良く治ったとしても顔など、体に酷い痘痕(あばた)を残るいうことでとても恐れられていた伝染病でした。この伝染病は、古い昔から人々を苦しめてきたものだそうです。その証拠にエジプトのミイラにもこの天然痘に感染した痘跡がみられたところから証明できます。

伝染病予防の仕組み

伝染病は、まずウィルスや細菌が体に侵入して体の不調を引き起こし、そのウイルスや細菌が接触や呼吸などから出される飛沫で大勢の人に感染していくことをいいます。そしてそれを予防するには、最初にウィルスや細菌が体に侵入した時に、外来のウィルスなどに対して特殊な抗体が作られます。この人間が本来持っている免疫と呼ばれるもが予防に繋がるということです。そこで、ジェンナーが始めた「種痘」が、発病に至らないウィルスや細菌を予め人体に入れる役割となり、そこで抗体を作らせておくというのが、この予防方法です。

人類で初の伝染病根絶宣言

ジェンナーが始めた種痘は、その後改良を重ねながら全世界に普及し、天然痘はついに1980年5月、WHOにより根絶宣言が出されます。そして現在では、アメリカやロシアの一部の研究機関のみで、サンプルとして保存されているだけとなっています。しかし、テロ事件などをきっかけに天然痘サンプルがテロリストたちへ流出されることが懸念されているようです。

未だに無くならない感染病の恐怖

感染症の脅威

人類の歴史は、一番古い天然痘は根絶に成功しましたが、ヨーロッパの中心都市ビザンチウム(コンスタンチノーブル)に広がったペスト、特に新型インフルエンザなどは、未だに毎年大流行しています。しかも、2020年から2021年の今年は新型コロナウイルスが世界的に大流行しており、人々の恐怖と経済の減退を引き起こしています。古代エジプトの時代からの天然痘、スペイン風邪などパンデミックを乗り越えてもなお、このように最新医療を持ってしても感染病の恐怖におびえているのが現状です。

2021年は新型コロナワクチン

新型コロナワクチン

2021年は、新型コロナウイルス(COVID-19)に対抗すべく世界中でワクチンが次々と開発され、ようやく日本でも今年から本格的に摂取が始まっています。そして、集団免疫を獲得することに全力を挙げているようです。また、今後もウイルスや細菌対人間の「いたちごっこ」が繰り返されますが、ワクチンや特効薬の開発者に頼るとともに自身で普段からできる予防対策を続けていくしかないようです。

愛犬の日

5月13日は愛犬の日です

愛犬の日

5月13日は、制定した団体や目的、由来などの詳細は不明であり、あまり馴染みがありませんが、この日は愛犬の日となっています。それでは一体どんな記念日なのでしょう。今回は、愛犬の日の由来や歴史、また愛犬の日以外の犬の記念日など調べてみます。

愛犬の日の由来は?

愛犬の日の由来

この日のきっかけは、1956年5月13日に犬のイベントが開催され、その日から後に「愛犬の日」と呼ばれるようになったといわれています。太平洋戦争が終結した1945年に、日本はすべてを失い様々な分野で新たな時代を迎えています。

そして、犬を取り巻く環境も変化していき、色々な犬種がペットして飼われはじめ、犬に関する情報網も整備されました。この時期に犬への関心が高まり、「愛犬の友」という雑誌が1952年1月に創刊され、より犬への関心が深まったといいます。犬への関心をさらに高めるため、当時の誠文堂新光社社長だった小川菊松氏は、当時としては珍しいイベントを計画しました。そのイベントがこの日に開催され、「愛犬の日」となったといわれています。

他にも愛犬関連の日がたくさん!

この一年間で「愛犬の日」以外も、犬又は猫などの動物を大切にしようという記念日がたくさんあります。それらの記念日をいくつか紹介します。

忠犬ハチ公の日

秋田犬

忠犬ハチ公の日は、以前このサイトで詳しく紹介していますが、この日は亡くなっても飼い主の帰りを待ち続けたハチの命日の1か月後に秋田犬群像維持会によって制定されました。実はこのハチ、柴犬ではなく秋田犬であり、外見がよく似ていますが、秋田犬は柴犬に比べ、大きいのめという特徴があります。

ファシリティドッグの日

ファシリティドッグ

「ファシリティドッグ」とは、病院に常勤して医療チームの一員として働くために専門的なトレーニングを受けた犬です。臨床経験のある看護師「ハンドラー」とペアになって活動、そして単なる患者との触れ合いだけではなく、治療にも関わります。日本ではまだ、シャイン・オン・キッズ(認定NPO法人)が派遣している2頭(ゴールデンレトリバー)しか存在していないそうです。「ファシリティドッグの日」は7月1日です。

動物愛護週間

動物愛護週間

動物愛護週間は、動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)の理解と関心を深めるために定められています。

動物虐待防止の日

動物愛護法

愛護動物を虐待や「遺棄・みだりに殺したり傷つける」ことは違法行為となり、それを違反すると、懲役や罰金に処せられます。ちなみに、愛護動物は、牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏及びあひるなどです。そして、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するものも該当します。「動物虐待防止の日」の日付は、9月23日となっています。

動物に何の罪は無い

我々人間は、生きるために命をいただくことはあります。しかし、それだけで十分であってそれ以上ことは、何もありません。また動物はというと、人間が勝手に作った社会について行くしかないのが現状です。せめて、何の罪も無い動物に人間が愛情を持って接しながら、どういう風に共存していくかが今後の課題となるような気がします。