ユネスコ加盟記念日

7月2日はユネスコ加盟記念日です

ユネスコ加盟記念日

1951年7月2日、日本がユネスコ(国連教育科学文化機関)に加盟しました。そのユネスコは、パリが本部で教育や科学、文化を通して国際協力を促進し、世界の平和と福祉に貢献することを目的としてた組織です。そしてその活動は、広報と情報交換、児童教育など、文化の普及を行っています。また、加盟国は2012年11月現在、195か国で準加盟国8か国となっています。ちなみに11月4日は「ユネスコ憲章記念日」です。

日本のユネスコ活動

ユネスコ憲章は、第二次世界大戦後の1945年にロンドンで採択、翌年に発効してユネスコが創設されています。そして日本は、その後の1951年に加盟しました。しかし当時、日本は国際連合の加盟はまだであり、ユネスコの加盟が我が国にとって国際社会復帰の最初の場といわれています。また、日本の民間ユネスコ活動は既にユネスコ加盟前の1947年から行われていて、現在も世界の民間ユネスコ活動の推進力となっています。したがって、世界初の民間のユネスコ協会が発足したのも日本だといわれています。

日本国内の知名度

日本国内ユネスコ協会発祥の地は、仙台市です。そして、現在全国には約300のユネスコ協会があり、国内的知名度は高いようです。また、国内外でも世界遺産事業をはじめ、ユネスコの名は広く知られています。日本の職員の中から事務局長を輩出し、実際に日本は「望ましい職員数」を達成している唯一の国際機関でもあるそうです。さらには、執行委員会委員国等として、ユネスコの意思決定プロセスに積極的に加わっているそうです。そして我が国は、アメリカに次ぐ二番目の分担金に加えて最大規模の任意拠出金を拠出しています。

戦争の過ちから学んだ結果が今の日本の姿

確かに、70年前までは大変な過ちを繰り返してきましたが、この過ちを教訓に現在のような経済大国にまで成長してきました。このような重要な大役を、率先して行動にしたことで世界中の人々に理解を得ていると信じます。世界の平和と福祉に貢献に努力する日本に籍を入れているということを、私は誇らしく思っています。