たんぱく質の日

9月11日はたんぱく質の日です

9月11日はたんぱく質の日

乳製品・菓子・スポーツ栄養などの食品や栄養事業などを手がける株式会社明治は、9月11日を「たんぱく質の日」として制定を記念したイベントを都内で開催しました。この日を「たんぱく質の日」とした由来は、「たんぱく質が9種類の必須アミノ酸」と、「11種類の非必須アミノ酸」で構成されていることにちなみ制定されました。また、目的としては、多くの人にたんぱく質を摂取することの大切さを知ってもらうことです。

たんぱく質

タンパク質が豊富な大豆

人の体の約60%は水分だといわれていますが、しかし残りの15~20%はたんぱく質でできているそうです。このことから、水分を除いた重量の半分近い成分をたんぱく質が占めることになります。そして、このたんぱく質から「筋肉や臓器」「肌」「髪」「爪」「体内のホルモンや酵素」、「免疫物質」などが作られ、体内に栄養素の運搬を行います。そして、たんぱく質は微量ですが、エネルギーが消費される時に、アミノ酸の一部にもなります。

アミノ酸からつくられるたんぱく質

アミノ酸とたんぱく質

全身に多数あるたんぱく質は、アミノ酸が結合して形成されていて、すべてのタンパク質は「20種類のアミノ酸」が色々な形の配列により構成されています。

20種類のアミノ酸と9種類の「必須アミノ酸」

「必須アミノ酸」について

このアミノ酸が20種類ある中で、9種類は「必須アミノ酸」と呼ばれています。その「必須アミノ酸」は、体内で合成ができないので、食事から摂取が必要です。それに対し、残りアミノ酸は体内で作り出すことが可能だといわれています。またこれらのアミノ酸は、筋肉と関係が深いアミノ酸の「分岐鎖アミノ酸=BCAA」(バリン、ロイシン、イソロイシンの3つのアミノ酸の総称)、免疫力と関連があると注目されるアミノ酸は「グルタミン」、睡眠の質を改善することが期待される「グリシン」など、その種類により体内での働きはそれぞれではありますが、これら全てのアミノ酸が体内で重要な役割を果たしています。

たんぱく質の効果的な摂り方

たんぱく質が豊富な牛肉

食事を簡単に済ませることが多い人や朝食を抜いたり、昼食と夕食に偏ってたんぱく質を摂る食習慣の人に良くいわがちですが、実はたんぱく質を一度にたくさん摂取しても全てが筋たんぱく質の合成には使われません。したがって、少しずつでも継続的に摂取することが重要だといえます。たんぱく質を効率よくとるポイントと目的は、自分の状態に合った量を毎日継続的に摂取する事と、スポーツ選手の筋力をつけるだけでなく、健康維持をするという事だと思います。

「たんぱく質の日」に関するツイート集

https://twitter.com/kg__cts/status/1568189422721703938?s=20&t=fqDd9Oi5hufrDdeMIdsgxQ
https://twitter.com/meme__hana/status/1567631946829930496?s=20&t=fqDd9Oi5hufrDdeMIdsgxQ