12月6日はシンフォニー記念日です
1914年のこの日、ドイツのベルリンから帰国した山田耕筰が、日本人初の作曲である交響曲「勝ちどきと平和」を発表しています。
シンフォニー
シンフォニーとは、「交響曲」「調和」などのことをいいます。また、管弦楽によって演奏される多楽章構成の大規模な楽曲のことを交響曲といわれています。
山田耕作
山田耕筰は、日本を代表する作曲家、指揮者として活躍していました。メロディーは、日本語の抑揚を活かしたメロディーで多くの作品を残しており、新たに日本初の管弦楽団を造るなど、日本において西洋音楽の普及に努めています。
勝どきと平和
山田耕作は、1912年のベルリン留学中に「序曲」を完成し、その後に卒業制作として作曲された作品があります。それが日本人初の交響曲「勝どきと平和」なのだそうです。
山田耕筰作品集 Craftone Editionについて
日本の音楽を変えた山田耕作
山田耕作は、大正から昭和の時代に日本の音楽に対し、制作と演奏の両面で大きな功績を果たしています。おそらく、当時の日本人には受け入れられることは非常に難しいものだったと思います。それを少しでも日本人が受け入れられるようにミックスしたりアレンジすることで慣らして今に残る名曲を作り出したのでしょう。もしかすると、J-POPもこの方が原点なのかもしれませんね。