1月2日は月ロケットの日です
1959年1月2日は、ソビエト連邦(現在のロシア連邦)が世界初の月ロケット・スプートニク(ルナ)1号の打ち上げが成功した日です。月までの距離6500kmを通過し、月面観測をした後、太陽の周囲を回る軌道に入って、地球と火星間を公転する人類最初の「人工惑星」となっています。
スプートニク1号
当時のソビエト連邦は、1957年のスプートニク1号打ち上げ以後、宇宙開発を積極的に進めていました。宇宙開発競争で月を目標にしていて1958年からは、月に探査機を着陸・衝突させることを目的にした「ルナ計画」を行っています。
ルナ計画の始まり
ルナ1号と同じ時期の1959年9月12日に打ち上げられたルナ2号は、月に命中して世界で初月面に到達した人工物となりました。また、同じ年の10月4日に打ち上げられたルナ3号は世界で初めて月の裏側の撮影に成功しています。さらには、1966年2月3日にルナ9号は、世界で初めて月面軟着陸に成功しています。
宇宙開発の挑戦
ソビエト連邦が1957年に打ち上げた世界初の人工衛星「スプートニク1号」、また「ユーレイ・ガガーリン」による世界初の有人宇宙飛行、アメリカ「アポロ11号」による月面着陸など、ロシアやNASAを始めとした各国の挑戦が有名です。それに加え、米スペースX社による衛星ロケットの垂直着陸成功や宇宙船「クルードラゴン」の有人飛行など、民間企業からの参入もあります。
宇宙開発は日進月歩
人類は、未知宇宙に果敢に挑み続けています。地球から離れると呼吸どころか、人が耐えることができない温度差のある世界です。それを宇宙旅行あるいは、そこで生活をするという夢を抱きながら日々開発に励んでいます。日本もJAXAがあり、初の宇宙飛行士が生まれるなど各国で宇宙開発が着実に進んでいます。最近では、小惑星探査機「はやぶさ」などを打ち上げてもっと深く宇宙を知ることが可能となっています。正直、もっと長く生きて、この先が知りたいです。