えのきを使った簡単おつまみレシピにチャレンジ!
鍋物をした時に残ったえのきを、どんな料理で使い切ろうかと悩んでいました。そんな時、ネットからレンジで簡単にできるというおつまみレシピを発見。しかも、えのきだけで作れるということでえのきの栄養素も同時に調べてみました。
えのきに含まれている栄養素は?
ビタミンB1
水溶性ビタミンの「ビタミンB1」は、糖質をエネルギーに変える代謝の過程により、補酵素として働きます。これが不足すると、エネルギーの代謝がうまくいかなくなり、疲労感・倦怠感を感じてきます。日本人が今、主食としているご飯やパンの糖質が分解されエネルギーとなる過程で、このビタミンB1の働きが重要な役割を果たします。
ナイアシン
ナイアシンは、水溶性ビタミンB群の一つで、ニコチン酸とニコチンアミドの総称です。ナイアシンは水溶性ビタミンですが、ニコチンアミドは1型糖尿病の治療薬として、またニコチン酸は脂質異常症(高脂血症)の治療薬として使われることがあります。しかし、大量摂取すると副作用で消化不良、下痢、便秘、肝機能低下、劇症肝炎などの消化器系や肝臓に障害が発生した事例の報告があります。したがって過剰摂取による健康障害をおこすことのない最大限の量が設定されています。
食物繊維
食物繊維は、消化吸収されないで小腸から大腸に到達します。便秘の予防などの整腸効果だけでなく、血糖値上昇抑制、血液中のコレステロール濃度の低下など、多くの生理機能が明らかとなっています。現在の日本人に不足している栄養ですので、積極的に摂取することをお勧めします。
GABA(γ-アミノ酪酸)
人間の脳は交感神経と副交感神経があり、交感神経が活発になると興奮状態に、副交感神経が活発化するとリラックス状態になります。GABA(γ-アミノ酪酸)はその副交感神経を活発化させる神経伝達物質の一つです。更に高めの血圧を正常の値に戻す作用やリラックスなど精神安定の効果もあるといわれています。GABAは、睡眠中に体内で合成されるため、睡眠サイクルの乱れやストレスから熟睡で睡眠時間が短くなったりすると、体内でのGABAの合成量が減少して不足してしまいます。GABAを含む食品を食べるなどして体内のGABAを増やすよう心掛ける必要があります。
栄養満点のえのきでおつまみを作りましょう!
えのきのバター醤油焼き
材料
- えのき 1袋
- 麺つゆ 大さじ2
- バター 5g
- コショウ 少々
作り方
1.えのきの石突きを切ります。
2.食べやすい大きさに切り分けます。
3.耐熱ボウルにえのきと調味料を入れます。
4.ふんわりラップをかけ、レンジで4分加熱します。
5.最後によく混ぜて完成です。
ねっ、簡単でしょ、食感が癖になりそうです!!
えのきの黄金焼き
材料
・えのき・・・・・・1袋(200g)
・薄力粉・・・・・・大さじ2
・卵・・・・・・・・3個
・塩こしょう・・・・小さじ1/4
・長ねぎ(青い部分)少々
・ケチャップ・・・・お好み
作り方
1.容器に卵に塩こしょう掛け混ぜます。
2.ネギを細かく刻んだら、容器に入れて混ぜておきます
3.えのき一袋を取り出し、根元の茶色い部分の石づきを切り落とします。
4.えのきを食べやすいように裂いておきます。
5.裂いたえのきをバットに入れ、薄力粉を全体的にまぶします。
6.フライパンに油を入れて熱くなったら、えのきを卵液にくぐらせて焼きます。
7.えのきを焼くときに、2束くらい重ねて焼くと食べやすくなります。
8.中火で焼き目がついたら、ひっくり返します。
9.焼き色がついて、えのきがしんなりしてきた火を止めます。
10.さらに盛り付けて完成です。ケチャップをつけて食べると美味しいです。