この時期は鉄砲水に注意!!
この梅雨時期は、雨が多く、たまに晴れると、川などに水遊びに行きたくなります。しかし、この時期は「鉄砲水」の注意が必要です。実は、鉄砲水には前触れがあります。これから、その危険を回避するために、兆候について紹介します。
そもそも鉄砲水って?
河川などで起こる水害の1つで、突然、増水する現象。雨の影響により、川の上流が増水し、土砂や流木などで一時的にダムができた後、水圧に負けて決壊し、その溜まった水が一気に下流へと流れる現象です。
起きやすい環境とは
局地的な雨が降る時などが起きやすいとされていますが、天気予報の観測網にかからない場合があり、注意が必要です。
あまりにも局地的な場合、予測ができずに事前にわからないため、逃げる行動を遅らせる原因にもなります。
また、都市であっても排水路などがコンクリート化し、水が地中に染み込んでいかないことで、都市での河川でも鉄砲水が発生することがあります。
鉄砲水の前触れは?
川に遊びに行く前に、「川の上流、山の方角に発達した雨雲あるか」や「その日、局地的に雨が降っているか」を確認しましょう。また、遊んでいる時に、「川の水の葉っぱなど混ざって、濁りがひどくなってきた」「川の水が急に多くなった」「川の水が急に冷たくなった」「土の匂いがしてきた」などがあるそうです。
自分も田舎で育ったので、おばあちゃんやおじさんからこのようなことは聞いたことがあります。
九州全域の豪雨後もまだ当分は危険が…
雨が止み、1日経過した後でも洪水が発生した例があります。前日の雨で上流に降った雨が溜まり、地盤が緩んであるため、決壊して大量の水の流れで洪水が発生。水遊びは、絶対厳禁ですよ!