10月19日はブラックマンデーです。
1987年10月19日(月曜日)に、ニューヨーク株式相場が大暴落しました。その曜日から「ブラックマンデー」(暗黒の月曜日)と呼ばれるようになりました。
ブラックマンデー
1987年10月19日、何事もなく普通の週末が終わり、普通の週明けを迎えました。ところが、NY市場が開かれると大量の売り注文が殺到したのです。そして、全く値が付かない状況となり、寄り付いた後も引き続き「売りが売りを呼ぶ連鎖」となり、空前絶後の大暴落を記録しました。実際、この日のNYダウの終値は、前週末比▲507.9ドル安の1,738.7ドルで、下落率▲22.6%は、今までの暴落記録を大幅に更新しています。
下落率の記録は未だに破られず
現在までに発生した大暴落で、1日のNYダウ下落率のランキングは以下の通り。
第1位 1987年10月19日
ブラックマンデーといわれる大暴落で下落率▲22.6% 。
第2位 1929年10月28日
ウォール街の破壊的な大暴落で下落率▲13.4% 。
第3位 2020年3月16日
今年の新型コロナ感染者拡大によるコロナショックで下落率▲12.9% 。
第4位 1929年10月29日
ウォール街の大暴落2日目で下落率▲11.7% 。
第5位 1931年10月5日
下落率▲10.7% 。
史上最悪の下落率に恐怖
この下落率、ブラックマンデーの記録が未だに破られていません。そして、今年のコロナショックもリーマンショックを超える経済不況だといわれながらもこの1日の下落率を上回ることができなかったようです。いかにブラックマンデーの数時間で経済に恐怖を与えた下落率にインパクトがあったかということです。