今年の丑の日はハッピー!!
思えば昨年の漁期に記録的なニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)が不漁だったのが、今年は豊漁だそうです。今年の丑の日は、たらふく蒲焼きが食べれそう(^-^)
国内採捕量が大幅に増え、値下げに期待
水産庁のデータでは、今年の漁期前半に当たる昨年11月から1月末までの国内採捕量、前年の0.1t→8.9tへと、大きく上回っています。近年、稚魚の記録的な不漁によりウナギのかば焼きの価格は高騰してきましたが、今年の「土用の丑(うし)の日」で需要が増え、夏場には昨年より値下がりの可能性が出てきました。
うなぎは何故、夏によく食べられる!?
冬が旬のうなぎが、なぜ夏の「土用丑の日」に食べるようになったのでしょう。
最も有力な説は、江戸時代に学者、医者、発明家、実業家とマルチに活躍した平賀源内が仕掛けたことだといわれています。
うなぎ屋が、夏の売り上げの減少を平賀源内に相談、「本日土用の丑の日」と書いた貼り紙を出して宣伝を勧め、実践したら大当たりしたのがきっかけだとか。旬じゃない時期でも、必死にうなぎを売ろうとした商売人の執念が産んだ習慣ですね。
うなぎの代謝ビタミンは、夏バテ予防
うなぎには、ビタミンB群が多く含まれています。このビタミンB群は、食事で摂取した糖質や脂質をエネルギーに変えるための活動で代謝に欠かせない栄養素です。これを別名、代謝のビタミンと呼ばれています。
食欲不振になる夏こそ、うなぎ!
夏、暑い時は食欲不振に陥り、素麺や冷やし中華など、のど越しが良いもの以外は食べられなくなります。そうなると、麺類主要な栄養である糖質をエネルギーに変えるために、ビタミンB1が消費され、不足しやすくなります。
更にビタミンB群が不足すれば、食事をしても必要な栄養分をエネルギーに変換できず、結果疲れが取れなかったり、だるかったりといった、いわゆる夏バテ症状が起こりやすくなります。
今年の夏は、うなぎで乗り越えよう!
今年の夏は、夏バテや熱中症以外にもコロナ感染のリスクを抱えています。この機会に栄養をたくさん効率的に摂取して暑い夏を乗り切りましょう!