7月4日は梨の日です
7月4日は、「7⇒な 4⇒し」という語呂合わせから「梨の日」と決められました。またこの日は、二十世紀梨の苗木が当地に1904年に移入され100年経った2004年に鳥取県東郷町(現 湯梨浜町)の「東郷町二十世紀梨を大切にする町づくり委員会」が制定した記念日です。
梨について
梨は、夏から秋にかけて収穫される果物です。梨には色々な品種があり、時期によって違った種類の味を楽しむことができます。そして、その品種によって酸味や甘味など、バリエーションが味わえるのが特徴です。また梨は、りんごとは異なるシャリとした食感とジューシーで甘いのが魅力な果物です。古くから日本で親しまれている秋を代表する果物で、品種によってさまざまな味わいを楽しむことができます。
季節ごとに存在する梨の種類
二十世紀梨などの皮の色が、黄緑色の青梨と「幸水(こうすい)」や、「豊水(ほうすい)」などのように皮が褐色である赤梨の2種類に分けられます。また、時期によっても品種が分けられ、7月の早生種は「幸水」、9月の中生種は「豊水」と「二十世紀」、そして10月の晩生種は「新高(にいたか)」などが存在しています。
おいしい梨の見分ける方法
梨には、「豊水」や「新高」などの赤梨と「二十世紀」や「かおり梨」などの青梨が存在しています。それらは、それぞれ熟していくと皮の色が変わっていくので、その変化を熟度の目安にします。また日本梨場合は、西洋梨とは違い追熟しないために、鮮度が良いとき早めに食べ切ることが重要です。そして美味しい梨は、見分ける際のチェックポイントがあり、そのいくつかを紹介します。まず一つ目から順に、「軸が太くて色にムラが無ないふっくらとしたもの」「果皮に張りがありずっしりと重みがあるもの」「赤梨は熟すと少し赤みがかった色になる」「青梨は熟すと黄色みがかった色になる」「完熟ピーク前のもの」「完熟すると皮のザラザラが減少する」「長期貯蔵された梨」などをチェックしてください。
梨の一番甘い部分は?
あるデータによると、枝側の軸部分を「上」にした場合、上の平均糖度が約12.9度で中が約13.2度、下が約13.9度でだったそうです。この結果、梨で一番糖度の高くて美味しい部分は下ということになります。したがって、くし形に切った場合は軸側から食べていくと最後までしっかり甘味を感じられるということになります。
梨を食べて、夏バテ解消!
梨には、夏バテなど疲労回復に役立つアミノ酸の一つアスパラギン酸が含まれているそうです。他にも、カリウムが豊富に含まれていて、体内からナトリウムを排出する効果があるため、高血圧の方に効果が期待されているようです。また、残暑で汗をかいた時などには水分と共に栄養補給もできるそうなので、今年の猛暑は梨を食べて夏バテ防ぎ、健康的にな体で乗り切りましょう!