最強おつまみの簡単もつ煮込み
今回は、居酒屋で出される最高のおつまみもつ煮込みです。下処理と煮込みで手間と時間が掛かりそうな煮込みものですが、圧力鍋などを使用すると時短にもなります。他にも、もつ煮込みのルーツやホルモンの語源なども一緒に調査し、ご紹介します。
もつ煮込みなど、内臓肉を使った料理のルーツ
もつと言えば、福岡県の博多発祥のもつ鍋も知られていますよね。そのもつ鍋の起源を調べてみます。
福岡県発祥、もつ鍋の起源
起源は複数あるようで、その一つが終戦後、間もない頃、炭鉱夫として働いていた朝鮮の人々が内臓肉をニラと一緒にアルミ鍋で炊いて醤油味で味付けして食べていた事が当時、ホルモン鍋として言われたのが最初だと伝えられています。
ホルモンは関西弁で「放るもん」から
ホルモンという言葉は 、関西弁で捨てるものを「放るもん」と言い、この事からから「ホルモン」となった言われています。
もつ鍋の元祖、万十屋
もう一つの起源は、福岡の有名なもつ鍋店「万十屋」の話になります。最初、この店は和菓子屋さんだったのですが、戦後に和菓子に使われる砂糖などが手に入りにくくなって和菓子の製作ができなくなりました。
それから「万十屋」の店主は試行錯誤の中、佐賀県の唐津から福岡に売りに来ていたモツを鍋に使ったとして売り出した事が、もつ鍋のルーツとも言われています。結局、今もその屋号はそのままで和菓子店のような名前の鍋店さんで続けているそうです。
本題のもつ煮込みを作ってみましょう!
COOKPADから引用
材料(4人分)
・こんにゃく1袋・・・・・・・300g
・白モツ・・・・・・・・・・1パック300g
・生姜チューブ・・・・・・・・10㎝
・ ニンニクチューブ・・・・・・10㎝
・ ニンニク・・・・・・・・・・1片
・醤油・・・・・・・・・・・・大 3
・酒・・・・・・・・・・・・・大 2
・味噌・・・・・・・・・・・・大 3
・七味唐辛子・・・・・・・・・少々
作り方
1.こんにゃくを手でちぎって、モツとこんにゃくをお鍋で煮ます。
2.強火で30分くらい煮込み、モツとこんにゃくを水で洗います。
3.水を入れた鍋を沸騰させ、再びモツとこんにゃくを入れます。
4.鍋にチューブの生姜、チューブのニンニクとニンニクの1片をザク切りor包丁で潰したもの、醤油とお酒を入れて中火で煮込みます。
5.30分くらい煮込んで味噌を解き、弱火でさらに30分ほど煮込みます。
6.最後にお皿に盛り付けて七味唐辛子などをふりかけたら完成です。