10月16日はグリーンリボンDAYです
この記念日は、日本臓器移植ネットワーク(公益社団法人)が制定しています。大切な人と「移植」、命のことを話し合ってお互いの臓器提供に関する意思を確認する日です。この日付になったのは「臓器移植法」が施行された1997年10月16日であり、これに由来しています。
グリーンリボンとは?
グリーンリボンは、臓器移植のシンボルマークであり、1980年代にアメリカで始まって、現在では世界中に広がっています。また、日本でも「臓器移植患者連絡協議会」が、2002年からグリーンリボンバッチを製作し、移植関係者が胸に付ける運動を始めています。
「グリーンリボン」名前の由来
グリーンリボンのグリーンは、新しい生命の耀きで、リボンはドナー(提供者)とレシピエント(移植者)を繋ぐ絆を表現しています。
臓器移植
臓器移植は、「臓器提供者」と「臓器提供者家族」のドナーに対する臓器提供、人となりを尊重された決断のみで成り立つ医療手段です。この臓器移植は、病気や事故で臓器が機能しなくなった方に、他の健康な人から臓器を移植することにより、機能回復させる医療技術です。
「臓器」「組織」の2つの移植
現在の移植医療は、大きく分けて「臓器」と「組織」の移植があります。「臓器」の提供も亡くなった方からと生きている家族から(腎臓などの移植)の2つの方法があり、既に亡くなれた方から提供を受ける臓器に「心臓」「肝臓」「肺」「腎臓」「膵臓(すいぞう)」「小腸」などが挙げられます。
臓器提供の意思表示
臓器提供の意思表示は、「健康保険証」「運転免許証」「マイナンバーカード」「意思表示カード」「インターネット」によって意思表示をすることが可能です。
健康保険証
健康保険証の裏面には、臓器提供意思表示欄が設けられています。その裏面下に臓器提供意思表示欄があります。
運転免許証
道路交通法施行規則により、運転免許証の様式が変更され、免許証の裏面下に臓器提供意思表示欄があります。
マイナンバーカード
表面の右下に臓器提供意思表示欄があります。
意思表示カード
病院、郵便局、イオン店舗などに設置されています。
インターネット
インターネットからでも臓器提供の意思表示がが可能です。
登録の流れへ
意思表示だけでも
私は、有名人で影響力があるわけでもなく、特別に器用でもないです。また、大金を持っているわけでもありません。そんな自分でも、募金やボランティア以外で、無理することなく人のためにできることがあります。それがこの臓器提供の意思表示です。自分が死んでも人のために役立てられることがあるということは最高の人助けではないでしょうか!