7月25日は、かき氷の日です
7月25日は、日本かき氷協会によって「かき氷の日」と制定されています。1933年の7月25日、日本最高気温を記録しています。そしてこの日が、かき氷に一番ふさわしい日というのが理由なのだとか。また、「7(な)2(つ)5(ごおり)」という語呂が合うのも理由となっているそうです。
日本初のかき氷屋さん
1862年の夏、箱館や諏訪湖から氷を運び、横浜の馬車道通りに日本初のかき氷屋「氷水屋」をオープンさせています。当初は、腹に良くない噂でなかなか売れず、氷水(こおりすい)でした。
かき氷の歴史
しかしその後、安全だと分かると、夏の暑さもあり、売上げが好調だったそうです。当時の販売価格が、1杯2文で2時間待ちの行列ができるほどの人気だったとのこと。
全国で人気のかき氷屋さん
全国には、この時期にふさわしい美味しく個性のあるかき氷がいくつもあります。これから、その中の一部を紹介します。
カスタマイズできるかき氷!「いちょうの木」
まず、東京都品川区にある「いちょうの木」です。北品川駅から徒歩5分、商店街から1本横道に入った住宅街の中に、老舗の甘味処「いちょうの木」があります。レトロカラーのストライプのひさしが目印。
「いちょうの木」の1番の特徴は、個性的なトッピングによる味の組み合わせです。メニューを見ると、トッピングの種類や合わせ方が丁寧に紹介され、シロップ、クリーム、パイなどさまざまな味や食感にカスタムが可能です。フルーツ、お酒や梅干し、ポテトチップスまでと意外な素材が揃っています。
創業100 年の老舗かき氷店「吾妻茶寮」
名古屋の観光名所の大須にあり、連日行列ができるほどの人気店「吾妻茶寮(あづまさりょう)」です。新感覚のかき氷が注目を集めていて、中でもエスプーマとフルーツが合わさった「極みるく」が人気です。
ビジュアルだけじゃない、奈良「ほうせき箱」
次は、夏も冬も大行列になる奈良の人気かき氷店「ほうせき箱」です。ふわふわの氷に、シロップなどを泡状の「エスプーマ」をトッピングした、「エスプーマかき氷」を関西でいち早く紹介しています。
広島レモンが爽やか宮島の「玉氷」
次は、広島県宮島の旅館「みやじまの宿 岩惣」が、夏限定でオープンするかき氷専門店「玉氷」。一気に食べてもキーンとならない上質な氷を使ったかき氷は、口の中でふわっと溶ける優しい味わいです。かき氷にかける蜜はすべて手作りで、広島の瀬戸内レモンが人気です。
近場のかき氷屋さんを食べ歩き
この時期は、皆さんの近場でもかき氷をやっているお店がたくさんあるはずです。ちなみに、かき氷のカロリーは容器1杯あたり39kcalです。そして、細かく削った氷にフルーツ果汁やシロップなど、甘味をプラスして食べるカキ氷はカロリーが低いようです。だからと言って、食べ過ぎるのはよくないですが、これを機に街を散策しながら、かき氷を食べ歩いてみては如何でしょうか!