5月28日は国際アムネスティ記念日です
1961年のこの日は、政治的権力による人権侵害などから守るため、国際的な民間団体アムネスティ・インターナショナルが発足。そのアムネスティ・インターナショナル(国際人権救援機構)は、国際連合との協議資格を持っており、国際的に影響力の大きな非政府組織(NGO)。そして、この組織の活動内容は、国際法に則り、「死刑の廃止」や「人権擁護」、「難民救済」のような良心の囚人を救済と支援を行っています。
アムネスティ・インターナショナル
アムネスティ・インターナショナルとは、1961年発足の世界最大の国際人権に関わる非政府組織(NGO)です。この組織の活動により、人権侵害のない世の中を願う市民の輪を年々広げ、現在では世界200カ国の1,000万人以上がこのアムネスティの運動に参加しています。
またその運動により、国境を超えた自発的な市民運動が「自由、正義、そして平和の礎をもたらした」として、1977年にノーベル平和賞を受賞、その翌年は国連人権賞を受賞しています。
アムネスティの活動
アムネスティは、世界各地に調査団を送り、人権侵害により受けた被害者から直接コンタクトを取り、現地NGOや政府と協議するなどして、人権侵害の実態を暴いてさらに独自の調査をします。そのあとは、ニュースリリースや調査レポートにまとめ、約70カ国にある支部やマスコミを通じて世界中にその情報を公開しています。
参加者の一人ひとりがSNSなどで訴える
このアムネスティの運動に参加している人は、世界で1,000万人以上だといわれています。その参加者は、学生や会社員などの一般的な市民であり、人権侵害を止めさせるために各国政府へ向け、改善を求める手紙やメール、SNSなど様々な方法で訴えかけています。
アムネスティは、このように一人ひとりの声を集め、それらを大きな力にすることで世界を変えようとしています。そして、中立の立場で国連や各国政府に対し、国際法や基準を守って人権を尊重する対策を練るように働きかけています。アムネスティは、国連の経済社会理事会(ECOSOC)の特別協議資格を持つNGO(非政府組織)として、国際的な発言力を持つアムネスティの提言は、多くの政府から重要であると認められているそうです。
世界で弾圧や汚職追及で実刑!
「アムネスティ・インターナショナル日本」は、アムネスティの日本支部として1970年に設立されています。現在では、「軍の弾圧」や「汚職追及で実刑」などの問題が、世界中で様々な場所で起こっています。それらの人権侵害を国内に伝えるとともに、日本でもまさに最近問題になっている「まさに最近問題になっている女性蔑視問題」などのように国内外に伝える活動を行っています。
活動家などに対する政府や軍の弾圧に勝つためには、それらの組織よりはるかに多くの人と繋がり、心を一つにして訴え続けることが唯一の解決方法です。この「国際アムネスティ記念日」を機に、この問題を他人事とは思わず、詳細を良く知った上で、この不条理な組織に対して訴えかけていきましょう!