10月22日はアニメの日です
日本のアニメーション産業の持続的な発展を目指す日本動画協会(一般社団法人)「アニメNEXT100」がこの日に制定しています。日付になったのは、1958年10月22日に日本最初のカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』(はくじゃでん)が公開されたということからです。
日本動画協会
「日本動画協会」は2002年5月、日本のアニメーション文化を育て、産業として開拓していくために設立されました。アニメーション制作会社を中心にそれに関わる各社と協力し、アニメ界を牽引する立場の業界団体、他の業界団体や国などと緊密に連携しながら、アニメ産業の発展のために活動を行っています。
映画「白蛇伝」
映画「白蛇伝」は、東映動画スタジオが製作した天然色の長篇漫画映画です。白蛇の化身とその恋人「許仙」の愛を綴った中国の民話「白蛇伝」をもとにして映画化したものです。構成・美術は岡部一彦と橋本潔が、そして脚本・演出は薮下泰司が行いました。声の出演は、「森繁久彌」と「宮城まり子」が担当しています。
日本のアニメは海外で人気!?
日本のアニメは、クオリティが高い上に、子供からから大人まで嵌まる内容が魅力です。今や世界中の至る場所やネット上で、日本のアニメキャラクターのコスプレイベントや試写会などが公開、開催されています。最近では、外国人が日本のアニメや漫画から日本語を覚えるといいうケースをよく見かけます。
日本アニメと漫画の歴史
まず、日本の漫画の歴史をたどると800年の平安時代になりますが、日本最古の漫画は、1100年頃(平安末〜鎌倉時代)に動物を擬人化した『鳥獣戯画(ちょうじゅうぎが)』だといわれています。
江戸時代から大衆文化に
1800年代の江戸時代に印刷技術が発達し、ようやく漫画は大衆文化として広まったそうです。その後、戦後の高度成長期になると豊かな日本になり、「サザエさん」「銀河鉄道999」などの人気アニメが登場します。最近のアニメは、平面の2Dから立体的で奥行きのある3Dに進化してきてジャンルも豊富となり、「アナ雪」や「ドラえもん」などリアルなCGアニメも生まれています。
今、アニメ「鬼滅の刃」が大ブーム
2021年10月の今でも、テレビやSNSからYouTubeまで「鬼滅の刃」の話題ばかりです。全く知らなかった私は、このブーム遅れまいとようやく去年の暮れに1話から観ました。(笑)があり、そして『どんなに悪に冒されようと絆があれば、決して冒されない!?』とても良いストーリーです。アニメならば2Dでも十分人を感動させ、変えてくれるでしょう。