11月2日はいい血圧の日です
調味・保存食品や飲料製品などの製造販売を手がける愛知県 名古屋市に本社を置いているカゴメ株式会社が、この日に制定しました。そしてこの日付は、「いい→11 けつあつ→(two)2」と読む語呂合わせからです。
高血圧とは
高血圧とは、慢性的に血圧が基準値よりも高い状態にあることをいい、最高血圧が140mmHg以上、最低血圧が90mmHg以上をいいます。また、この基準値のどちらか一方でも血圧値が慢性的に高い状態も示します。
高血圧のリスク
高血圧になると、心疾患のリスクを高まります。 特に男性の場合に影響が大きく、上の血圧が10mmHg高くなると、心筋梗塞や狭心症の危険度が約15%アップします。また、 高血圧だと腎臓にも負担がかかり、血液中の過剰な塩分などの排出ができません。そうなると、さらに血圧が上昇し、悪循環を起こします。
高血圧予防は減塩
高血圧を予防するために見直したいのが、食生活です。そこで、まず見直したいのが塩分の摂取量です。減塩で血圧を下げる場合は個人差があります。しかし、世界全体から見た日本人は塩分を余分に摂取している傾向があるため、とにかく減塩することが重要です。ちなみに、日本高血圧学会のガイドラインで、1日当たりの塩分の摂取量目標を「6g未満」と設定されています。
「ギャバ」の効果
ギャバは、元々人の体内にも存在している天然のアミノ酸です。正式には「γ-アミノ酪酸」と呼ばれています。一般的には、英語表記(Gamma Amino Butyric Acid)の頭文字を取ったギャバ「GABA」という略称で呼ばれています。
リラックス効果で血圧低下!?
ギャバは、体内で神経伝達物質として働くことでストレスを和らげ、脳の興奮を鎮める効果があるとされています。それにより体をリラックスさせ、安眠や血圧低下にも役立つそうです。
ギャバは野菜ジュースに多く含まれる!?
野菜に含まれるギャバは、前に説明したとおり、アミノ酸の一種で血圧降下作用があるということです。そのため現在では、健康機能成分として注目を集めています。また、野菜の中でもギャバはトマトに比較的多く含まれています。したがって、野菜ジュースには多くのギャバが含まれていることになります。今後、高血圧の予防に野菜を大量に食べるのは、難しいので野菜ジュースをできるだけ毎日少しでも飲み続けるのをお勧めします。