11月10日は肢体不自由児愛護の日
1953年から、日本肢体不自由児協会の主唱により実施しています。その目的は、肢体不自由愛護思想を普及させ、肢体不自由児の幸せをはかることです。
肢体不自由ってなに?
肢体不自由とは、四肢(上肢・下肢)、体幹(腹筋、背筋、胸筋、足の筋肉など胴体の部分)が病気や事故などで損傷して、長い間歩行や筆記など日常の生活が困難な人の状態を示します。原因は様々あり、先天性であったり、事故での損傷による場合、または脳や脊髄等の神経に損傷を受けてなる場合、関節等の変形からなる場合があります。
障害の部位や程度により個人差がある
肢体不自由は、障害の部位や程度で人により全く違います。左半身が障害の方、または両足、全身の運動動作が不自由という方もいます。そして障害の程度も様々あり、日常生活するに辺り介助があまり必要としないケース、立って歩くなどの動作が難しいために杖や車いすなどを必要なケース、日常生活をするにあたり多くの介助を必要とされるケースなどがあります。
日本肢体不自由児協会
日本肢体不自由児協会は、家族と社会の間に立立ち、「家族を支援」や「社会を啓発」などをして肢体不自由児が、最も恵まれた環境で暮らせるために様々な事業を行っている機関です。
私は左半身麻痺
実は私、47歳の時に脳出血(右被殻出血)で左半身麻痺の障害を持ちました。健常者であった時は正直、肢体不自由の方の気持ちは、可哀想と感じただけで理解しようとしていなかったのかもしれません。そして今、左半身麻痺で重度の障害者になり、健常者の気持ちと障害者の気持ちが分かるようになりました。現在では、お互いが上手く共有するためには各々理解し合うことが、一番大切だと痛感しています。