11月18日はカスピ海ヨーグルトの日です
2006年のこの日、カスピ海ヨーグルトの純正種菌の頒布活動が100万人に達しました。それを記念し、京都大学名誉教授の「家森幸男」と、カスピ海ヨーグルトを製品化したフジッコ株式会社によって制定されています。そしてこの活動は、2002年から実施されていました。
カスピ海ヨーグルト
カスピ海ヨーグルトは、ヨーロッパの東部の黒海とカスピ海に囲まれた、コーカサス地方で食べられるヨーグルトです。そしてそれは、家庭でも作りやすく改良したヨーグルトで知られ、 空気を必要とせず、「クレモリス菌」のみを使用して作られます。また密封容器さえあれば、発酵から保存まで可能です。そして作り方はというと、他の種類のヨーグルトメーカーの種菌と同様に種菌1本と牛乳を混ぜて、24時間置いておくだけです。簡単な上に増やすことも容易にできるというのが最大の特徴といえます。
「クレモリス菌FC」株
「クレモリス菌FC」株は、乳酸菌の一種で生きて腸まで届くことが明らかなプロバイオティクス乳酸菌の1つです。それによって、大きな健康効果が期待されています。 本来「クレモリス菌FC」株は、日本には存在しない乳酸菌で、 これを日本に持ち込むきっかけを作ったのが、長寿研究で有名な京都大学名誉教授の「家森幸男」博士というわけです。
カスピ海ヨーグルトの効果
カスピ海ヨーグルトの健康効果は、整腸効果の他に「美肌」「生活習慣病」「免疫調整」などの効果があるとされています。
美肌効果
ストレスは、肌機能に影響を与えることは知られています。そこで、カスピ海ヨーグルトを摂取させ、ストレスによる肌機能低下を抑えることがマウスの実験で効果があったそうです。
生活習慣病の効果
人は、糖質を摂取すると体に吸収されて血糖値が上昇します。そこで、一匹のマウスにブドウ糖だけを投与したのに対し、もう一匹は牛乳と一緒に投与した場合に限り、血糖値の上昇が少し抑えられていたそうです。
免疫調整効果
疫学調査では、カスピ海ヨーグルトを食べていた人は、発熱や喉の痛みなど風邪の症状が軽いことがわかったそうです。
継承されていくコーカサスの神秘
URL: http://www.caspikai.net/caspikai/index.html
「カスピ海ヨーグルト」の研究会より引用
発酵食品を継続的に食べましょう!
ヨーグルトはもちろん、納豆、味噌、チーズなど、発酵食材によって作り上げる酵母パンやぬか漬けなど様々な発酵食品があります。いずれも毎朝食べられる食材ばかりです。結局、世界各国で昔から朝の定番で、発酵食品を毎日食べていた食事は、大切な健康食品だったんです。