11月22日は大工さんの日です
1999年、日本建築大工技能士会が制定しています。11月は「技能尊重月間」で、「十一」を組み合わせると「士」となり「建築士」を示します。22日は大工の神様とされる聖徳太子の命日(622年2月22日)であることからだそうです。
大工さん
大工の七つ道具である、「差金(さしがね)」「鉋(かんな)」「鑿(のみ)」「鋸(のこぎり)」などの七つ道具で知られています。仕事は、木造建築の施工を行う長い伝統技術を持っている職業です。
今やITを使用した最先端の業種
現在の大工業は、建設機械やITの発達によるCAD設計図面など大工の仕事が急速に進化しています。そして、必要とされる技術も「バリアフリー」や「耐震、断熱」、「シックハウスの回避」等です。このように、ライフスタイルや環境の変化によって精度の高い技術を必要とされるなど、近年の大工業は多大な影響を受けています。
DYIブームで最高の人材が生まれる
現在では、TVやYouTubeなどで様々なやり方を教えてもらえて身近に器用な人なら誰でも本格的な施工から日曜大工ができるようになっています。一昔前は、技術を先輩や棟梁から教えてもらうのに年月をかけて少しずつしか学べなかった時代でした。それが今では、器用な人が気軽に興味を持ち、早い段階で仕事をマスターすることで、近代建築の急速な発展に繋がっているのだと思います!