ヒーローの日

1月16日はヒーローの日です

1月16日はヒーローの日

1月16日のこの日は、広告業務などを手がける株式会社電通が「ヒーローの日」として制定しています。この日付になったのは、「ヒ→1 ー→1 ロー→6」という語呂合わせからです。このヒーローの存在を一般化することを目的として日本記念日協会より認定されました。

ヒーロー

鉄仮面と剣

ヒーローは、一般的に「英雄」「勇士」といわれますが、実際には「人々のために活躍した人」や「敬慕される人」などですが、単純に神話や小説、演劇などの主人公、またはヒロインのことを呼びます。

ヒーローの定義

空飛ぶヒーロー

ここでいわれるヒーローの多くは、普通の人を超える超人や技術を持っていて、その能力を使って一般市民を助ける行為、いわゆる救世主となる行為ができる人です。また、多くのストーリーは、この行為を阻止しようとする悪役や敵が必ずといっていいほど存在します。また、特別な能力を持っていなくても、例え自分が滅んでも愛情や優しさという形で人を助け、ヒーローとなる場合があります。どうやらヒーローとは、強いだけでなく正しい行いや優しさも兼ね備えている必要あるようです。

現代のヒーローは、超人でない方が多い!?

スパーマンの服を着た赤ちゃん

最近の映画やアニメなどの作品は、ヒーローは超人的な力を持たなくても、社会の圧力や差別から打ち勝つというストーリーも多いようです。むしろ、一般人目線から見て世間の強い力に勝つためのエネルギー源を得るきっかけを求めています。


「ヒーローの日」に関するツイート集

2025年の投稿

2024年の投稿

2023年の投稿

2022年以前の投稿

1月15日の誕生花「コデマリ」

「コデマリ」

コデマリ(小手毬)の花言葉には、「努力家」や「優雅」、「友情」などがあります。特に「努力家」という花言葉は、小さな白い花が丸く集まって咲く姿が、まるでひたむきに力を合わせて美しさを作り上げているように見えることに由来しています。

コデマリについて

科名:バラ科(Rosaceae)

原産地:日本や中国

特徴: 小さな花が球状に密集し、小さな手毬のような形になるのが特徴。春から初夏にかけて咲き、多年草として庭や公園などで人気のある植物です。

花言葉:努力家

「努力家」の花言葉は、コデマリのひとつひとつの小花が目立たなくても、集まることで大きな美しさを作り出していることに重なるものですね。努力を続ける人や、ひたむきに頑張る姿にぴったりのメッセージを伝える花です。

「小さな手毬の約束」

花飾りの少女

春の訪れを感じる頃、ある小さな村に住む少女リナは、一つの夢を抱いていた。それは、村の広場で春祭りの花飾りを作ることだった。村の人々が集まり、祝う春祭りは村の大切な行事。毎年、花飾りは村の名匠たちが作るため、リナにとっては遠い夢のように思えた。

リナは花が好きだったが、特に庭の隅に咲くコデマリが好きだった。小さな白い花が丸く集まり、控えめながらも凛とした美しさを放つその姿に、彼女は毎日話しかけていた。
「私もいつか、みんなに喜んでもらえる花を作れるかな?」

庭の隅に咲くコデマリ

そんなある日、春祭りの準備で広場が賑わう中、リナは花飾りを作る仕事を手伝わせてほしいとお願いした。しかし、大人たちは首を横に振る。
「リナにはまだ無理だよ。花飾りは簡単じゃないんだ。」

傷つきながらも諦められなかったリナは、庭のコデマリにそっとつぶやいた。
「どうしたら、私も役に立てるのかな……。」

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すると、その夜、不思議な夢を見た。夢の中でコデマリが語りかけてきたのだ。
「私たちは小さな花だけど、力を合わせて美しい形を作り出している。リナも自分の力を信じてごらん。」

目を覚ましたリナは、その言葉に勇気をもらい、村の人々が眠る間に一人で花飾りを作ることを決めた。庭からコデマリを摘み、他の花々と組み合わせて飾りを作る作業は大変だったが、彼女は夢中になった。

朝、広場にリナが作った花飾りが飾られているのを見て、村の人々は驚いた。小さな手毬のようなコデマリが中心に添えられたその飾りは、見たこともないほど優雅で温かみのあるものだった。
「リナが作ったのかい? 素晴らしいじゃないか!」
その言葉にリナは初めて笑顔を見せた。

春祭りの日、コデマリの花飾りは広場を美しく彩り、村の人々は皆、そのひたむきな努力を讃えた。それ以降、コデマリは村の「努力の花」として愛されるようになり、リナも村一番の花飾り職人として成長していった。

コデマリが教えてくれた「小さな力を合わせること」の大切さは、リナの心に深く刻まれ、その思いは花とともに村の春を彩り続けた。