2月7日の誕生花「ワスレナグサ」

「ワスレナグサ」

ワスレナグサ(勿忘草)は、小さくて可憐な青い花を咲かせる植物で、英名は「Forget-me-not」といいます。その名前の通り、「私を忘れないで」という意味が込められており、花言葉も「真実の愛」「誠の愛」「私を忘れないで」など、愛や記憶に関するものが多いです。

ワスレナグサについて

科名:ムラサキ科ワスレナグサ属
原産地:ヨーロッパ
開花時期:3月〜6月(地域による)
草丈:10〜30cm
耐寒性:強い(冬越し可能)
耐暑性:弱い(夏の高温多湿が苦手)

ワスレナグサの育て方

ワスレナグサ(勿忘草)は、可憐な青い花を咲かせる育てやすい植物です。寒さに強く、春の花壇や鉢植えにも適しています。

栽培のポイント

1. 土壌準備

  • 水はけと保水性のバランスがよいふかふかの土が適しています。
  • 市販の花用培養土や、赤玉土7:腐葉土3の配合がオススメ。

2. 日当たり・置き場所

  • 日当たりの良い場所で育てる(半日陰でもOK)。
  • 真夏の直射日光は避け、風通しの良い半日陰で管理すると◎。
  • 鉢植えの場合は、暑くなったら涼しい場所へ移動すると良い。

3. 水やり

  • 乾燥しすぎないように注意
  • 表土が乾いたらたっぷりと水を与える(過湿は根腐れの原因)。
  • 冬は控えめに、春〜初夏はこまめに水やり。

4. 肥料

  • 元肥として緩効性肥料を混ぜておく。
  • 生育期(春〜初夏)は、2週間に1回液体肥料を与えると◎
  • 肥料の与えすぎは葉ばかり茂る原因になるので注意。

5. 夏越し対策

  • ワスレナグサは暑さに弱いので、夏越しは難しい
  • 種を採取して、秋に蒔くと来年も楽しめる。
  • 風通しの良い日陰で管理し、こまめに水やりをする。

6. 病害虫対策

  • うどんこ病が発生しやすいので、風通しを良くする
  • アブラムシがつくことがあるので、見つけ次第駆除

ワスレナグサの増やし方

種まき(秋に播種が基本)

  1. 9月〜10月ごろに種をまく。
  2. 育苗ポットや花壇にばらまき、軽く土をかぶせる。
  3. 発芽後、本葉が2〜3枚出たら間引きする。
  4. 冬を越して春になると花が咲く。

まとめ

ワスレナグサは手間がかからず育てやすいですが、夏越しが難しい植物です。秋に種をまき、翌春に美しい青い花を楽しむのが一般的です。
「私を忘れないで」の花言葉を持つワスレナグサを、ぜひ育ててみてください!

花言葉:「真実の愛」

「真実の愛」「私を忘れないで」という花言葉は、中世ヨーロッパの伝説に由来すると言われています。ある騎士が恋人のためにこの花を摘もうと川に身を乗り出した際、誤って川に落ちてしまいました。その際に彼が恋人に向かって「私を忘れないで!」と叫びながら流されていったことから、この花の名前がつけられたとされています。

ワスレナグサの象徴

  • 永遠の愛:大切な人を決して忘れない、変わらぬ愛の象徴
  • 友情・思い出:別れの際に贈られることが多い
  • 追悼・慰霊:故人を偲ぶ花としても使われることがある

ワスレナグサは、愛する人や大切な友人へのプレゼントにぴったりの花です。特に、遠く離れる人への贈り物や、大切な記念日の花としても適しています。

小さくても力強いメッセージを持つワスレナグサは、愛と記憶を象徴する素敵な花ですね。


「ワスレナグサの誓い」

静かな川のほとりに、美しい青い花が咲いていた。その名をワスレナグサという。この花が持つ悲しくも美しい伝説を、誰が語り継いだのだろうか——。

ある騎士、レオンは愛する娘エリスとともに、川辺を歩いていた。戦乱の世の中で、わずかな時間ではあったが、二人は幸せを感じていた。

「エリス、見てごらん。あそこに咲いている花を。」

レオンが指さした先には、小さくも鮮やかに輝く青い花が咲いていた。

「まあ、なんて綺麗な花……。」

エリスが微笑むのを見て、レオンはふと、この花を彼女に贈りたいと思った。彼は川の縁に足を踏み出し、慎重に花へと手を伸ばした。

しかし、その瞬間——。

足元の石が崩れ、彼の身体がバランスを失った。咄嗟にエリスが手を伸ばしたが、レオンの指先は届かず、彼は激流へと落ちてしまった。

「レオン!」

エリスの悲鳴が響く。レオンは流されながらも、必死に彼女を見つめた。そして、最後の力を振り絞り、摘み取ったばかりの花を投げると、声を震わせながら叫んだ。

「私を忘れないで……!」

青い花は、エリスの足元に静かに落ちた。彼女はそれを拾い上げ、涙をこぼしながら、レオンの姿が消えていく川を見つめ続けた。

それから幾年が過ぎても、エリスはあの青い花を胸に抱き続けた。レオンとの誓いを忘れないように。そして、彼の愛が永遠に彼女の心に生き続けるように。

この花は、いつしか「ワスレナグサ」と呼ばれるようになった。

真実の愛を象徴する、小さな青い奇跡の花として——。

にわとりの日

2月8日は「にわとりの日」!その意味と由来とは?

2月8日はにわとりの日

この記念日は、福岡県福岡市博多区に本社を構え、九州北部で銘柄鶏「華味鳥(はなみどり)」を育てているトリゼンフーズ株式会社が制定しました。この日付は、「に(2)わ(8)とり」(鶏)という語呂合わせから選ばれています。制定の目的は、普段何気なく食べている鶏肉に対して「命をいただいている」という意識を持ち、鶏に感謝する日とすることです。

華味鳥

福岡グルメ 華味鳥

トリゼンフーズ創業者の「河津善陽」氏が鶏肉販売を始め、美味しさの秘訣は鶏自身である事に気付き、本人自ら養鶏に携わってこの「華味鳥」が誕生しました。澄んだ空気と、太陽の光がたっぷりと降り注ぐ開放的な鶏舎で、「海藻」や「ハーブ」、「ぶどうの絞り粕」や「木酢液」など、そして腸内環境を整えてくれる飼料を与えて育てているそうです。

全国の人気ブランド

鶏の雄

鶏といっても、博多の華味鳥以外に全国には、ブランド鶏がたくさん存在します。その中から、人気があるものをいくつか紹介します。

名古屋コーチン

名古屋コーチンの食べ方

「名古屋コーチン」は、尾張藩士の海部兄弟が、中国バフコーチン鶏と地元の地鶏を交配させて、明治時代に小牧市で誕生させました。特徴は、卵も肉もコクが満点で丸み充分のどっしり型です。

天草大王

熊本が誇る天草大王

「天草大王」は、熊本の飼育地名と大きさから名付けられました。それは、我が国最大級の鶏(雄の最大背丈90cm、体重約7kg)が飼育され、「博多の水炊き」用として珍重されていたそうです。その後、絶滅しましたが、熊本県農業研究センターでは、 平成4年から「ランシャン種」に「大シャモ」、「熊本コーチン」を交配し、10年かけて復元しました。この復活した「天草大王」の特徴は、他の地鶏と比較して「もも」の割合が多く、適度な歯ごたえとコクのある味わいです。

阿波尾鶏

徳島の地鶏「阿波尾鶏」

阿波尾鶏は、徳島県西部と南部の自然の中で、80日以上かけて飼育されます。この鶏は、出荷数、シェアともに日本三大地鶏(名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏)を抑えてトップを誇るブランドです。特徴は、焼鳥も骨付き鶏も最高で、肉質のよさには定評があり、噛むほどに旨みが出るそうです。

筋トレやダイエット効果に期待

ヘルシーな鶏肉

鶏肉は、低カロリー高タンパクで、さらに胸肉やささみ肉は筋トレやダイエット中の食事などに効果的だといわれています。そのため、最近テレビやネットなどで鶏肉料理が注目されています。また、鶏肉そのものが他の肉に比べ安価であるのも人気の要因でしょう。

鶏肉は、低カロリー高タンパク

唐揚げ

そして、今やネットで簡単にブランド鶏を購入することができるようになりました。この日を機に全国のブランド鶏に興味を持ち、試食してみては如何でしょうか。


「にわとりの日」に関するツイート集

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