2月16日の誕生花「カーネーション」

「カーネーション」

カーネーションは、愛や感謝を象徴する花として広く知られています。特に母の日には、お母さんへの感謝の気持ちを込めて贈られることが多いですよね。

カーネーションについて

科名:ナデシコ科Caryophyllaceaeナデシコ属
原産地:地中海沿岸地域

花の特徴

  • フリルのような花びら
    • ふんわりとした波打つ花びらが特徴的で、華やかで可愛らしい印象を与えます。
  • 香りがある種類も
    • 一部のカーネーションは、甘くやさしい香りを持っています。
  • 長持ちする花
    • 切り花としても長持ちしやすく、水揚げが良いので贈り物に最適です。

2. 色のバリエーションが豊富

カーネーションには赤・ピンク・白・黄色・紫・青・オレンジなどさまざまな色があり、それぞれに花言葉が込められています。特に母の日には、ピンクや赤が人気です。

3. 育てやすさ

  • 多年草(品種によっては一年草扱い)
  • 日当たりと風通しのよい場所を好む
  • 水はけのよい土を使い、乾燥気味に育てるのがポイント

4. 花の咲く時期

  • 開花時期:4月〜6月頃が最盛期(品種によっては秋にも咲く)
  • 春と秋に開花することが多く、長期間楽しめる花

5. シンボルとしての役割

  • 母の日の定番の花(特に赤やピンクのカーネーション)
  • 結婚式や記念日にも使われる華やかな花
  • 国や文化によって異なる意味を持つ(例:スペインでは愛と情熱の象徴)

カーネーションは見た目が美しく、花持ちも良いため、ギフトやインテリアとしても人気の高い花ですね!


花言葉:「愛を信じる」

「愛を信じる」という花言葉には、純粋で揺るがない愛情や、信頼を持って愛し続ける心の強さが込められています。大切な人への思いを伝えるのにぴったりの言葉ですね。

カーネーションの色ごとにも花言葉が異なります。例えば:

  • :「母への愛」「深い愛」
  • ピンク:「感謝」「気品」
  • :「純粋な愛」「尊敬」
  • 黄色:「軽蔑」「嫉妬」(贈る際には注意!)
  • :「誇り」「気品」

贈る相手や場面に合わせて色を選ぶと、より気持ちが伝わりやすくなりますね。


「愛を信じるカーネーション」

春の風が優しく吹く朝、花屋「ルミエール」の店先には色とりどりのカーネーションが並んでいた。赤、ピンク、白――どれも美しく、心を温かくする花たちだった。

店主の美咲は、花の世話をしながら、小さな女の子が店の前で立ち止まっているのに気づいた。まだ小学生くらいの少女は、店内のカーネーションをじっと見つめていた。

「いらっしゃいませ。お花が好きなの?」

少女は少し恥ずかしそうにうなずいた。

「お母さんに、お花をあげたいんです」

「素敵ね。どんなお花がいい?」

少女は少し考えた後、「お母さんは、私が生まれる前からずっと、お父さんのことを待ってるんです」と小さな声で言った。

美咲の胸がぎゅっと締めつけられる。少女の母親は、遠い国で仕事をしている父親を信じ、ずっと待ち続けているのだという。寂しい時もあっただろう。それでも母は、愛を信じ続けていた。

「じゃあ、このお花はどう?」

美咲は一輪のカーネーションを手に取った。優しいピンク色をしたその花は、まるで母親の愛のように柔らかく温かかった。

「この花の花言葉はね、『愛を信じる』っていうのよ」

少女の目がぱっと輝いた。「じゃあ、これにします!」

美咲はカーネーションを丁寧に包み、少女の手にそっと渡した。

「きっとお母さん、すごく喜ぶわよ」

少女は満面の笑みを浮かべ、「ありがとう!」と元気よく言い、家へと駆けていった。

夕暮れ時、美咲は店の前に立ち、空を見上げた。カーネーションの花言葉のように、人は愛を信じることで強くなれるのかもしれない。少女の母親のように、少女自身もきっと大きな愛を持つ人になるのだろう。

夜風に揺れるカーネーションが、優しくその思いを語りかけているようだった。

天使の囁き(ささやき)記念日

2月17日は「天使の囁き」の日。ダイヤモンドダストと日本最低気温の記録

2月17日は天使の囁き記念日

「天使の囁き(てんしのささやき)」とは、−20℃以下になると空気中の水蒸気が凍ってできる美しい氷の結晶「ダイヤモンドダスト」のことです。

1978年2月17日、北海道幌加内町母子里(ほろかないちょう もしり)で、日本の最低気温 −41.2℃(非公式)が記録されました。これを記念し、「天使の囁き実行委員会」が1994年に「天使の囁きの日」を制定しました。

ダイヤモンドダストが発生する条件

枝に積もる雪

日本語では細氷で知られる「ダイヤモンドダスト」というのは、空気中の水蒸気が昇華することでできる非常に細かな氷の結晶が舞う現象です。この現象は、限られた複数の条件を満たしていないと見ることができません。

そのダイヤモンドダストの発生する条件は、気温が氷点下10度以下であること、そしてよく晴れた早朝、風がない状態で湿度があるなどです。これらの条件を全て満たすと発生する可能性が高くなるダイヤモンドダストは、1〜2月によく発生するといわれています。

ダイヤモンドダストが見られる場所

この神秘的な景色が日本国内で多く見られるのは、北海道の内陸部だそうです。その中から冬の北海道ならではの絶景スポットを2か所ほど紹介します。

幌加内町のダイヤモンドダスト

北海道の北部に位置する幌加内町の母子里(もしり)では、今から41年前のこの日に、-41.2℃という気温が観測されまています。町ではこの日を「天使の囁き記念日」とし、極寒の気温を体験してもらうイベントを開催しています。

美瑛町のダイヤモンドダスト

美瑛町では、山間部や川沿いでダイヤモンドダストが多く発生すそうです。そして、舞い上がったきめ細かなダイヤモンドダストが朝日に照らされる様子は自然が生み出すアート作品となります。

北海道に行かなければ見れない絶景

ダイヤモンドダスト

九州など西日本に住んでいる人は、吹いて飛ぶようなサラサラの雪を見るなんて、特に平野部で暮らしている人はまず見ることはありません。ましてやダイヤモンドダストなんて、とんでもない…。

だからこそ、寒さが苦手なはずの人もわざわざ北海道へと何度も足を運び、地元では絶対に見ることのできない絶景を見て感動されるのでしょう。九州人の私もたくさん着込んで、一生に一度は見てみたいと思います。


「 天使の囁き記念日 」に関するツイート集

2025年の投稿

2024年の投稿

2023年の投稿

2022年以前の投稿

https://twitter.com/yumeglay/status/1361950541593550848?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g
https://twitter.com/UFZIBROzX5zMQaZ/status/1494053984192974848?s=20&t=YBzRoim8Y9nY6BZExhGNrA
https://twitter.com/YXzwBTwFkexfZOu/status/1494062589445558272?s=20&t=YBzRoim8Y9nY6BZExhGNrA
https://twitter.com/BxNNOelvnQrl18A/status/1494109095464685570?s=20&t=YBzRoim8Y9nY6BZExhGNrA
https://twitter.com/k2samemoon/status/1361782859892097026?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g
https://twitter.com/_NyankoBiyori_/status/1361978112905408515?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g
https://twitter.com/MassanVH7/status/1361703991319568385?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g
https://twitter.com/Zz90661018/status/1361793727996387329?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g
https://twitter.com/su675eo/status/1361421095736254464?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g
https://twitter.com/Yumiko1S/status/1362024908201496588?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g
https://twitter.com/tama196/status/1229173624394801152?s=20&t=UTWYTvKUzTpEeNxEvccO9g