キウイの日

9月1日はキウイの日です

9月1日はキウイの日

ニュージーランド産のキウイフルーツを輸入、製品管理とマーケティングなどを行っているゼスプリ インターナショナルジャパン株式会社が制定しています。この日に決まったのは、語呂合わせで「キュー→9 イ→1」と読むことからです。

キウイはマタタビ科の植物

キウイはマタタビ科の植物

キウイフルーツは、マタタビ科マタタビ属の雌雄異株の落葉蔓性植物の果実であり、様々な大きさや色のものがあります。1906年にニュージーランドが、中国原産のオニマタタビの品種を改良をして新しい果樹であるキウイフルーツの開発に成功しています。そして、1934年頃から商業栽培を開始し、世界各国で食べられるようになりました。

キウイフルーツの栄養価

キウイの栄養素

キウイフルーツには、8つの重要な栄養成分があります。それは、「ビタミンC」「食物繊維」「カリウム」「葉酸」「ビタミンE」「アクチニジン」「ポリフェノール」「有機酸」です。この8つを一つ一つみていきましょう。

ビタミンC

キウイやレモンに多く含まれるビタミンC

ビタミンCは、肌やエイジングケアに役立つ栄養素です。他にも、コラーゲンの生成を助けたり、メラニン色素の過剰生成を抑えるなどの効果があります。さらに、酸化物質が悪さをするのを防止し、免疫機能を維持するなど体のあちこちで活躍しています。しかし、体の中に貯められず、加熱すると壊れるために毎日摂取する必要があります。

食物繊維

キャベツなどに含まれる食物繊維

食物繊維は2種類あり、水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けにくい不溶性食物繊維があります。水溶性は、善玉菌のエサになり、腸内環境を整えて糖質の吸収をゆるやかにすることで食後の血糖値の急な上昇を抑えます。また、不溶性食物繊維は便の量を増やすことにより、腸内環境を整えます。キウイフルーツはこの両方が含まれています。

カリウム

カリウムが豊富なキウイ
カリウムが豊富

高血圧の方には、生活習慣との関係も深い病気で、塩分の過剰摂取が1つの要因と考えられます。塩分は、カリウムとシーソーの関係で、カリウムを摂取すると、余分な塩分を体から排出されやすくなります。ゼスプリ・グリーンキウイはカリウムの量が果物の中でもトップクラスであり、可食部100g当たり約301mgが含まれているそうです。

葉酸

葉酸

葉酸は、細胞の分化に働くために胎児の正常な発育に欠かせないビタミンの1つです。また、正常な造血機能を保つためにも必要な栄養素です。これが不足すると貧血や神経障害が起きるというリスクがあると分かっています。一般成人の葉酸摂取量の1日当たりの推奨量は240μg。妊娠期・授乳期は必要量が増え、妊婦は2倍の480μgを必要とされ、授乳婦は340μgを摂取することが推奨されています。葉酸は果物や緑黄色野菜などさまざまな食品に含まれ、ゼスプリ・グリーンキウイには38μg、ゼスプリ・サンゴールドキウイには31μg含まれています。葉酸は調理で失われやすいので、そのままで食べられるキウイフルーツをおすすめします。

ビタミンE

ビタミンE豊富なアボカド

ビタミンEは、抗酸化作用の高いビタミン有名で、血行を促す働きがあります。このビタミンは、水洗いや加熱による損失が少ない脂溶性です。しかも、ビタミンCとビタミンEが一緒にだと、抗酸化力がアップします。そして、「ゼスプリ・サンゴールドキウイ」なら、1.4mgものビタミンEが含まれます。

アクチニジン

キウイに含まれるアクチニジン

アクチニジンは、キウイフルーツ特有の成分です。この栄養素は、たんぱく質の分解酵素で、グリーンキウイから見つかったことから、キウイフルーツの属名「Actinidia」の名前が付けられました。アクチニジン最大の特徴は、たんぱく質の分解を促す働きがあること。そのため、肉や魚のたんぱく質が分解されやすくして、小腸での吸収力がアップする事が期待されます。

ポリフェノール

ポリフェノールが多く含まれる果物

ポリフェノールは、ビタミンCやビタミンEと同様に、強力な抗酸化作用があります。体内で過剰に生成された活性酸素を除去する働きがあります。キウイフルーツには、こうしたポリフェノールがたっぷり含まれています。

有機酸

有機酸を多く含む野菜

酸味の有機酸は、筋肉を使うときに作られる乳酸の生成を抑えて鉄の吸収を高める働きがあります。したがって、有機酸を摂取すると疲労回復や貧血予防に役立つということになります。酸味があるキウイフルーツには、「キナ酸やクエン酸」、「リンゴ酸」などの有機酸も含まれていますので、疲労時やスポーツ後の体力回復に食するのもおすすめです。

夏こそ、果物をたくさん食べましょう!

栄養豊富な果物写真

夏は、旬の果物がたくさんありますよね。夏は、水分や栄養が食欲不振になるため不足しがちになります。果物は病気の時も必要な栄養分が含まれているので重要な食べ物です。おまけに水分が豊富で、特にバナナやスイカなどは、熱中症の予防に効果的だといわれています。今後、猛暑に打ち勝つためにもキウイなどの果物をたくさん食べましょう!


「キウイの日」に関するツイート集

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