5月1日は日本赤十字社創立記念日です
1877年(明治10年)のこの日、佐野常民(1822~1902年)、大給恒(1839~1910年)らが赤十字社の前身となる「博愛社」を設立し、西南戦争の負傷者を政府軍・西郷軍の区別なく救護した。
日本赤十字社
日本赤十字社の元々前身は、1877年に創設された博愛社ですが、その後1887年に日本赤十字社に改称して、1952年に日本赤十字社法が制定され認可法人となっています。また日本赤十字社は、会員や協力会員で構成され、その赤十字の理念に賛同される人は、何方でも会員や協力会員になれます2000円以上の「会費」を納め、会員になれば、日本赤十字社の運営に関われるそうです。
赤十字社の活動
世界各国の「赤十字社」と「赤新月社」のネットワークを活用した日本赤十字社の国際活動は、世界で起こっている紛争や自然災害で被害を受けた人達の救援活動、保健衛生の環境が整っていない地域に対して中長期的に、「伝染病予防教育」「医療機器の整備」「飲料水供給や衛生環境改善事業」などを多岐にわたって行います。
日本国内での活動は?
国内で発生する災害に対し、救護員を速やかに被災地に派遣して医療救護を行い、日本赤十字社として備蓄している救援物資を提供していて、義援金の受付も行っています。
活動にはいつも万全の準備
国内外で、いつでも活動が行えるように日本赤十字社は、常に万全の準備を整えているようです。また、公的医療機関として「赤十字病院の運営」「看護師養成事業」「社会福祉施設の運営」「救急法等の講習」献血で知られている血液事業などの活動を行っているそうです。こうしている間も、世界各国で行っている国境無き医療の団体が、特に新型コロナ感染などの治療で、一人でも多くの命を救っているのだと思うと、我々は遥かに恵まれていると実感します。