8月1日は花火の日です
1948年のこの日は、戦中に禁止されていた花火が解禁されたこと、また1955年のこの日、東京墨田区の花火問屋の大規模な爆発事故があった日でもあります。そしてもう一つの理由が、世界最大の花火大会ともいわれる「教祖祭PL花火芸術」の行われる日ということもあり、1967年に記念日として制定されています。
花火はどんな時代でも魅力的
花火は何百いや、何千年も前から夏の夜になると人々を魅了してきました。特に打ち上げ花火は、イルミネーションや光のイリュージョンなんて比較にならないほど、人の心を感動させてくれます。そもそも、夜空に開花する幻想的な光の大輪は、日本人の感性を秘めた美しさでもあります。
伝統技術を駆使した職人の花火
また見る人によっては、心を和ませてくれるなど、光の芸術としてみても素晴らしいものがあります。伝統技術を駆使して花火職人が造り出した花火の玉は、夜空で光の花を咲かせると、その時初めて「花火」となり、その一瞬の映像の中で色や形、心に響く爆音など、その全ての要素が観客を魅了します。
新型コロナの収束に向け、一斉に打ち上げる
2020年6月1日新型コロナウイルス感染症の収束を願い、全国の花火業者が各地で一斉に花火を打ち上げるプロジェクトである全国一斉悪疫退散祈願(CHEER UP!)花火プロジェクトを開催しています。
東京五輪延期で、打倒コロナの合図!
また、東京五輪の開会式が予定だった7月24日にも、全国一斉に花火が打ち上がりました。日本青年会議所が「新しい日本をはじめる合図」として企画。新型コロナの影響で全国の花火大会中止が相次ぎ、苦境にあえぐ業者は「打倒コロナ!」と意気込んでいたそうです。
来年こそは、コロナを忘れて
今年は花火大会は、新型コロナ収束への見込みがなく自粛ムードのまま年を終えそうです。来年の夏こそは、ワクチンの完成による完全終息を目指し、今までに無い新たな花火の感動を期待したいと思いました。しかし、2021年は去年に続き新型コロナの収束どころか、変異株が現れ、「英国」「南アフリカ」「ブラジル」、そして2021年の7月になると「インド」のデルタ株が出てくるなど、東京五輪どころではない始末です。