8月4日は栄養の日です
栄養の日は、2017年に栄養と食の専門職である管理栄養士・栄養士で組織された「日本栄養士会」(公益社団法人)が制定しています。この日になったのは「えい(エイト)→8よう→4」を栄養と読む語呂合わせ。目的は、栄養を学んで体感することをコンセプトに、食生活を考える日とすることです。
- 食事療法は生活習慣病の予防や改善基本
- 新型コロナに負けない健康的な食事を維持
- 「ケトーシスやケトアシドーシス」のリスク
- 状況に応じてカロリーと栄養を摂取
- ウイルスに嫌われる身体づくりを!
- 栄養のバランスが取れた食事や適度な運動が重要
- 「栄養の日」に関するツイート集
食事療法は生活習慣病の予防や改善基本
食事療法は、運動と同じように生活習慣病の予防や改善に大切な療法です。食事療法の基本は、「適度なカロリー摂取」「減塩」「バランスの良い栄養摂取」「1日3食の食事」です。また、カラダの状態に合わせて食事量を変えていくのも食事療法の1つです。正しい知識を学び、継続出来るよう工夫し、無理のない形で行うことが重要です。
新型コロナに負けない健康的な食事を維持
新型コロナなどの感染症から身を守るためには、栄養状態を良好に保ちましょう。特に感染症は、発熱時に体に多大な負担をかけ、通常よりも多くのエネルギーと栄養素を消耗します。更には、感染症の治療に使われる薬剤の中は、血糖値を上昇させる可能性のあるものがあります。
「ケトーシスやケトアシドーシス」のリスク
例えば、糖尿病の人がウイルス性疾患にかかれば、「ケトーシスやケトアシドーシス」のリスクが高くなり、免疫力を上げるためにも、食事療法は重要となります。
状況に応じてカロリーと栄養を摂取
多種多様な食品を組み合わせにより、必要なカロリーと栄養素を満たし、免疫力を高められるといわれています。要するに、新型コロナの感染を防げる特定の食品や栄養素は無いけれど、栄養の偏った食品のみを食べていると感染防止効果はあまり期待できないということです。
ウイルスに嫌われる身体づくりを!
2021年の中盤に差し掛かても、まだまだ新型コロナは「デルタ株」へと変異し、我々と隣り合わせに潜んでいます。「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」などにより、外出の自粛が続いて家の中で静かに過ごす時間が長くなっています。その代償として活動量が低下していきます。
栄養のバランスが取れた食事や適度な運動が重要
そんな時こそ、栄養のバランスが取れた食事や適度な運動が重要になります。そして、家の中や狭い庭などでも可能な運動(ラジオ体操、スクワットなど)を行うことをお勧めします。今後も、栄養と病気の関係性を詳しく学習し、ウイルスに嫌われる身体づくりをしていきましょう!