初虚空蔵

1月13日は初虚空蔵です

1月13日は初虚空蔵

虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)は、仏教で信仰される菩薩の一尊で、知恵や福徳を授けるとされています。この虚空蔵菩薩の縁日は毎月13日に行われ、多くの人々が参拝します。特に、1月13日は一年最初の縁日として「初虚空蔵」と呼ばれ、特別な意味を持ちます。この日に参拝することで、新年の幸運や加護を祈願する方が増えています。

虚空蔵

虚空蔵菩薩1

虚空蔵とは、宇宙のように「無限の智慧と慈悲の心」が収まっている貯蔵庫を意味します。人々の願いを叶える時、蔵から取り出して智慧や記憶力、知識を与えてくれるといわれているそうです。

虚空蔵菩薩

弘法大師

真言宗の開祖である弘法大師は、虚空蔵菩薩の真言を100万遍唱えるという虚空蔵求聞持法を行ったといわれます。この行いをすると、無限の記憶力が付くと共に、仏の智慧を体得することができるといわれてているそうです。また、この求聞持法の本尊像の他にも、増益や除災を願い行う修法の本尊五大虚空蔵菩薩もあります。これは虚空蔵菩薩の持つ智慧を5方に配し、金剛界五仏の変化したしたもだそうです。

五大虚空蔵菩薩

国宝の五大虚空蔵菩薩は、承和3年仁明天皇の勅願で、「真済」が宝塔院の本尊として造立した像です。五大虚空蔵菩薩としては最も初期のものであり、平安初期の特徴的な乾漆併用木彫像であります。「法界虚空蔵は白色」「金剛虚空蔵は黄色」「宝光虚空蔵は緑青」「蓮華虚空蔵は赤色」「業用虚空蔵は黒色」となっています。

虚空蔵菩薩の無限の力が与える癒し

新型コロナウイルスをはじめ、様々な感染症が世界中で広がり、多くの人々が脅威と不安を抱えています。そんな中、「虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)」は、「虚空のように無限に蔵している存在」として知られ、その無限の力で命あるもの全てを救うとされています。この象徴的な意味は、多くの人々にとって心の癒しを与える存在です。

虚空蔵菩薩への信仰は、仏教の伝統的な教えの一部であり、知恵や学問、そして無限の力を象徴しています。現代において、こうした仏教の教えが持つ安心感や癒しの力は、特に困難な時代において、より一層注目されています。あなたもこの無限の力に触れることで、心の安らぎを感じてみてはいかがでしょうか。


「初虚空蔵」に関するツイート集

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