11月20日はピザの日です
1995年、凸版印刷が「ピザの日」を制定しました。この日は、ピザをイタリア文化のシンボルとしてPRするために選ばれ、ピザ業界の発展を目指して設立された「ピザ協議会」も同じ日を記念日にしました。日付の由来は、ピザ・マルゲリータの名前の元になったナポリ国王ウンベルト1世の妻、マルゲリータの誕生日です。
ピザ協議会とは?
ピザ協議会は、ピザの「品質の改善と向上」、「流通の円滑化」「消費の拡大を図る」ために会員相互に情報や意見の交換、調査と研究事業を行います。そして、ピザ業界の発展に寄与することを目的としている議会です。
マルゲリータ、名前の由来
ピザ・マルゲリータは、イタリア料理の中で定番中の定番です。この名前の由来は、マルゲリータ王妃からだといわれています。一説によると、ナポリのピッツァ職人が国王ウンベルト1世とマルゲリータ王妃の夫妻をもてなすために、イタリアの国旗の「赤・白・緑」を模して作ったピッツァを王妃が気に入ったという事だとか。
ピザの歴史
ピザのルーツは、古代エジプトにまでさかのぼります。小麦を挽いて粉にし、水で溶いたものを焼くという食文化は、メソポタミア文明から古代エジプトへと伝わりました。その後、小麦粉を水で溶いたものを発酵させて焼くというパンに進化したそうです。
ピザが現在の形になったのは16世紀
現在のピザに近いものが作られたのは、16世紀のイタリアです。小麦粉ベースの生地に「ニンニク」「ラード」「塩」などを加えて焼いたものからだといわれています。現在のピサでいえば、きっと「フォカッチャ」に近いものでしょう。その後、今のピザに変わってきたのだといいます。
現在ピザはパスタより豊富なトッピング
ピザの定番といえばマルゲリータですが、現在のピザ屋さんの種類の多さは、ざっと考えただけでも、パスタより多いと思われます。大きく分けてもカプリチョーザやペスカトーレなど他にもたくさん種類があり、そこからトッピングによって味や風味も大きく変わります。毎日食べても絶対飽きないし、食材によって栄養の調整もできるため素晴らしいファーストフードです。
ピザといえばデリバリー!
今や日本では、ピザは食べに行かなくても家に届けてくれるのが当たり前の時代。今でこそ、コロナの影響で「UberEats」や「出前館」などが増えていますが、ほんの数年前まではピザ屋「PIZZA-LA」や「ピザクック」などだけが30分以内に家に届けて来てくれると当時から重宝されていました。