太陽暦施行の日

1月1日は太陽暦施行の日です

1月1日は太陽暦施行の日

日本では、1873年1月1日(新暦)をもって、従来の太陰暦(旧暦)を廃止し、太陽暦(新暦)が公式に採用されました。この切り替えは、1872年12月3日を翌年の1月1日とすることで実現されました。これにより、日本の暦法が国際基準に合致する形となり、日常生活や貿易において大きな変革をもたらしました。

太陽暦と太陰暦

太陰暦、月の満ち欠けが基準

暦は、現在採用されている太陽暦とそれ以前から用いられていた太陰暦があります。これからそれらがどう違うのかを調べてみます。

太陽暦

太陽暦

太陽暦は、地球が太陽の周回する公転運動を基準として定められた暦のことです。また、1年は365日で、4で割り切れる年をうるう年としています。

うるう年

カレンダー

うるう年は、地球の正確な公転周期である365.2422日のため、4年に一度は1年を366日(うるう年)にして調整しているからです。※100の倍数の年は400の倍数でなければ平年。

太陰暦

月の満ち欠けを基準にして定められた暦

太陰暦とは、月の満ち欠けを基準にして定められた暦のことです。その由来は、紀元前18世紀頃の古代バビロニア帝国にまで遡ります。この暦の場合、新月が満月となって欠けるまでの期間が一ヶ月となります。この場合、一ヶ月は29日か30日となります。そうなると問題は、実際の季節とズレが生じることです。そこで、これを解消するために新たに作られたのが「太陰太陽暦」です。

太陰太陽暦

太陰太陽暦

太陰太陽暦は、「月の満ち欠け」と「地球の公転期間」を基準にした暦のことです。一ヶ月は太陰暦同じく29日か30日です。しかしこの場合、およそ3年に一度のうるう年が設けられます。この暦は、日本でも明治5年まで採用されていたそうです。

太陽暦は季節が正確

青空

太陽暦の一年の季節は、地球と太陽の距離感で決まります。特に日本の四季は、1月から12月に春夏秋冬がほぼ固定されています。そのために学校や会社など連休に季節のイベント予定を組むことが有効な暦です。しかし、何気なく暦を見て季節の入れ替わりを察知していましたが、今もなお旧暦による季節の言葉はより深く響きます。


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12月31日の誕生花「ユズ」(柚子)

「ユズ」(柚子)

基本情報

  • 学名:Citrus junos
  • 科名/属名:ミカン科/ミカン属
  • 分類:常緑小高木
  • 原産地:中国中部〜チベット周辺(日本へは古くに伝来)
  • 開花時期:5〜6月
  • 結実時期:10〜12月
  • 用途:果実利用(料理・香味料・入浴)、庭木、鑑賞用

「ユズ」(柚子)について

特徴

  • 白く小さな花を咲かせ、強く清々しい香りを放つ
  • 果実は酸味が強く、独特の芳香がある
  • 寒さに比較的強く、日本の気候に適応しやすい
  • 実・皮・種まで幅広く利用でき、無駄が少ない
  • 古くから食文化や季節行事(冬至の柚子湯)に深く結びついている

花言葉:「永遠の美」

由来

  • 常緑樹で一年を通して葉を落とさず、変わらぬ姿を保つことから連想
  • 花・実・香りが季節を越えて人々の生活に寄り添い続けてきた歴史が象徴
  • 派手さはないが、長く愛され続ける存在感が「時を超える美しさ」と重ねられた

「変わらない香り」

祖母の家の庭には、一本のユズの木があった。背は高くないが、幹は太く、葉は一年中深い緑を保っている。春には白い小さな花を咲かせ、夏には青い実をつけ、冬になると黄金色に熟す。その姿は、季節が移ろっても、どこか変わらない。

 真理は久しぶりに帰省し、縁側からその木を眺めていた。仕事に追われ、生活は目まぐるしく変わるのに、ここだけは時間がゆっくり流れているようだった。祖母はもういない。それでも、ユズの木は同じ場所に立ち、同じように風を受けている。

 「変わらないって、不思議だね」

 思わず口にすると、答える人はいない。だが、葉の擦れる音が、静かに応えた気がした。

 祖母はよく言っていた。「美しさってね、新しいものだけじゃないよ。ずっとそこにあるものにも、ちゃんと宿るんだから」。その言葉の意味を、真理は当時、深く考えたことがなかった。流行の服や、最新の話題、更新され続ける価値観。変わることこそが前に進むことだと、信じていた。

 しかし今、仕事で成果を求められ、結果が出なければ存在を疑われる日々の中で、真理は疲れていた。変わり続けることは、時に自分をすり減らす。何が本当に大切なのか、分からなくなっていた。

 庭に降りると、ユズの木の下に、いくつか実が落ちている。手に取ると、皮に触れただけで、懐かしい香りが広がった。幼い頃、冬至の夜にユズを浮かべた風呂。湯気の中で祖母が笑い、寒さが嘘のように和らいだ記憶。香りは、時間を越えて、その情景を鮮やかに蘇らせる。

 花も、実も、香りも。ユズは形を変えながら、いつも人の暮らしのそばにあった。目立つ存在ではないが、なくなると寂しい。長い年月、人々に寄り添い続けてきた理由が、少し分かった気がした。

 真理は、ポケットからスマートフォンを取り出し、画面を消したまま握りしめた。通知や数字から離れ、ただ香りに身を委ねる。変わらないものがあるからこそ、人は変わっていけるのかもしれない。軸となる何かがあるから、新しい季節を迎えられる。

 夕暮れが庭を包む。常緑の葉は、薄暗がりの中でも色を失わない。派手ではないが、確かな存在感。時を超えて、そこに在り続ける美しさ。

 真理は実を一つ、そっと木の根元に戻した。明日、また新しい日々へ戻るとしても、この香りは胸の奥に残るだろう。変わらないものが、確かにここにある。その事実が、静かな勇気を与えてくれた。

 ユズの木は、何も語らない。ただ、いつもと同じように風に揺れ、季節を受け止めていた。永遠の美とは、きっとこういうものなのだと、真理は思った。

ニューイヤーズ・イヴ

12月31日はニューイヤーズ・イヴです

12月31日はニューイヤーズ・イヴ

「ニューイヤーズ・イヴ」は、12月31日「大晦日」と同じ意味を表します。この一年で最後の日は、同時に新年が明ける前の日でもあります。海外で「イヴ」は、祭りなどの「前夜」の意味で使用されています。一般的には、クリスマスの前夜「クリスマス・イヴ」を指すことが多いようです。

ニューイヤーズ・イヴ

ニューイヤーズ・イヴ、大花火

ニューイヤーズ・イヴは、2011年公開されたアメリカ映画『ニューイヤーズ・イブ』があり、大晦日のニューヨークを舞台のロマンティック・コメディ映画です。また日本では、2011年12月23日に丸の内ピカデリー系列など他で全国公開、週末興行成績では初登場で8位に輝いたそうです。

大晦日

ニューイヤーズ・イヴ、31日

「大晦日(おおみそか)」は12月31日を示す言葉ですが、元々は「晦日(みそか)」からきているそうです。また、晦日は旧暦の月の動きと大きく関係しています。「晦」は、月の満ち欠けが変化する様子を表わす言葉の1つで月が隠れることを意味します。さらには、晦日は別名「つごもり」と呼ばれ、これもやはり、月が隠れることを意味する「月隠り(つきごもり)」が変化した読みなのだそうです。

旧暦は月の動きで決まる!?

満月と蝙蝠とカラス

暦は昔、旧暦で月の満ち欠けで決まっていました。新月を1日、月が隠れる「晦」が、だいたい30日ぐらいのだったことから、30日を晦日と呼ぶようになりました。今でも30歳を「みそじ」というのがそれです。

大晦日の由来

大みそかの夜

新しい今の暦に変わると、月が30日または29日で終わらず、31日もある月もあることで晦日は、月の最終日となることが多かった「30日」晦日として月の最終日の意味に変化したのです。それが実際の日付が30日でなくとも毎月の末日のことを「晦日」と呼び、その晦日の中でも1年を締めくくる12月は「大晦日」と呼ぶようになったとのことです。

カウントダウン、来年こそは!!

ニューイヤーと花火

世界中で毎年、ニューイヤーイヴには新しい年を迎えるカウントダウンが行われます。人々はそれぞれの願いを込めて、良い年を迎えることを祈ります。一方、いまだに紛争が続く地域でも、きっと明日の平和を願いながらカウントダウンをしていることでしょう。私たちが平和な国に暮らしていることを感謝すると同時に、世界中で現在起きている戦争が一日も早く終わるよう、心から願いたいと思います。


「ニューイヤーズ・イヴ」に関するツイート集

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11月27日、12月30日の誕生花「ハボタン」

「ハボタン」

基本情報

  • 分類:アブラナ科アブラナ属(ケールの園芸品種)
  • 学名:Brassica oleracea var. acephala
  • 原産:ヨーロッパ
  • 形態:多年草(日本では一年草として扱われることが多い)
  • 開花期:春(ただし観賞されるのは“葉”の色)
  • 別名:葉ボタン、観賞用キャベツ
  • 用途:冬の花壇・寄せ植え・正月飾りとして人気

ハボタンについて

特徴

  • 花ではなく葉が色づく
    赤・白・ピンク・紫など、中心部の葉が鮮やかに発色する。
  • 寒さで色が深まる
    低温に当たるほど発色が良くなり、冬にもっとも美しくなる。
  • 形のバリエーションが豊富
    ・丸く重なり合う“丸葉”
    ・フリルのような“ちりめん系”
    ・細長い“切れ葉系” など。
  • 丈夫で育てやすい
    耐寒性が高く、冬のガーデニングに重宝される。
  • 長期間観賞できる
    花壇に植えると、真冬でも色を保ち続け、春先まで楽しめる。

花言葉:「祝福」

由来

  • お正月飾りとして使われてきた歴史
    昔から、ハボタンは「縁起物」として正月の寄せ植えや迎春アレンジに用いられ、新年を迎える“祝いの装い”として親しまれてきた。
  • 牡丹(富貴・華やかさの象徴)を思わせる姿
    その名の通り牡丹のように重なり合う華やかな葉姿が、“門出を寿ぐ花”というイメージと結びついた。
  • 冬の寒さのなかでも鮮やかに彩る力強さ
    暗い季節に彩りを添えることが「幸福を呼び込む」「未来を明るくする」という象徴になった。

これらの背景が合わさり、**「祝福」「物事の門出を祝う」**という花言葉へとつながったとされる。


「冬の庭に、ひそやかな祝福を」

雪の気配をふくんだ風が、庭の木々を震わせていた。師走の午後、陽はもう傾きかけている。凪沙は手袋の指先をこすり合わせながら、花壇にしゃがみ込んだ。そこには、赤や白、紫に色づいたハボタンが静かに並んでいる。

 「……今年も、変わらずきれい」

 ひとつ、そっと触れる。葉なのに花のように重なり合う姿は、まるで冬の牡丹だといつも思う。小さなころ、祖母がよく話してくれた。

 ――ハボタンはね、寒い季節でも、ちゃんと色を深めて咲くんだよ。
 ――だから、お正月の庭には欠かせないの。家に福を呼ぶんだって。

 その声を思い出すたび、胸に暖かいものが広がる。

 今年の冬は特に冷え込む。家の中にいる時間が増え、祖母がいなくなって初めて迎える正月の準備は、どこか心細かった。庭も、少し寂しく見えた。だからこそ、せめて祖母が毎年植えていたハボタンだけは、同じ場所に並べようと決めたのだ。

 植え付けを終えたとき、背後で落ち葉を踏む音がした。

 「お手伝いしようか?」

 振り返ると、隣に住む蒼介が立っていた。幼馴染で、祖母とも親しくしてくれていた青年だ。温かい湯気の立つマグカップを二つ持っている。

 「わ、ありがとう。……なにそれ?」
 「生姜紅茶。冷えてるだろうと思って」

 ふたりで縁側に腰をおろし、湯気をふうと吹きかけながら庭を眺めた。冬の光を受けたハボタンの中心が、ほんのりと輝いて見える。

 「凪沙のおばあさん、よく言ってたよな。ハボタンは“祝福の花”だって」

 蒼介の言葉に、凪沙は小さくうなずいた。

 「うん。冬の庭が寂しくならないようにって、毎年植えてた。お正月の寄せ植えにも、必ず入れてたんだよ。縁起がいいからって」

 「たしかに、冬の庭であんなに色づいてるのって、不思議なくらい力強いよな」

 蒼介の視線が、そっと花壇に向けられる。

 「祖母がね、言ってたの。寒くても色を深めて、美しく残り続けるから“未来が明るくなる”って。門出を祝ってくれるんだって」

 そう言うと、胸の奥で、祖母の笑い声がふっとよみがえった気がした。

 しんとした夕暮れの空気の中で、ハボタンは風に揺れながら静かに光っている。その姿を眺めていると、どこかで見守られているような、不思議な安心感があった。

 「……凪沙」

 蒼介が少し迷ったように、言葉を続けた。

 「今年さ、仕事で色々あって、落ち込んでる時期があったんだ。けど、ここを通るたびに思い出したんだよ。君のおばあさんが言ってた“祝福”の話。冬でも色を失わないハボタンを見ると、なんか……また頑張れる気がして」

 凪沙は、驚いて彼の顔を見た。

 「そんなふうに思ってくれてたんだ」
 「うん。だから……来年も、この花、いっしょに植えられたらいいなって。もし、よかったらだけど」

 頬がすこし熱くなる。ハボタンが、夕陽のなかで微笑んだように見えた。

 「うん。来年も、その次の年も。いっしょに植えよう」

 言葉にした瞬間、風がふっと吹き、色づいた葉が柔らかく揺れた。まるで祝福の拍手のように。

 冬の庭は静かだけれど、その奥には確かな温もりがあった。凪沙はそっと目を閉じ、祖母に届くように小さく呟く。

 「おばあちゃん、今年もちゃんと植えたよ。……ありがとう」

 その声に呼応するように、夕暮れの光がハボタンを優しく照らした。

 寒さのただなかで色を深める花。その姿は、未来へ向かう小さな“門出”を、ひそやかに祝福しているようだった。

11月12日、12月30日の誕生花「ガーベラ」

「ガーベラ」

基本情報

  • 学名Gerbera jamesonii Hybrid
  • 科名:キク科(Asteraceae)
  • 属名:ガーベラ属(Gerbera)
  • 原産地:南アフリカ
  • 開花時期:四季咲き性(春と秋に多く開花)
  • 花色:赤、ピンク、オレンジ、黄、白など多彩
  • 別名:ハナグルマ(花車)、アフリカセンボンヤリ

ガーベラについて

特徴

  • 花びらが放射状に並び、太陽のような明るい形をしている。
  • 花持ちがよく、切り花として人気が高い。
  • 種類や色のバリエーションが豊富で、ブーケやフラワーアレンジに多用される。
  • 花茎がまっすぐで丈夫なため、「前向き」「凛とした印象」を与える。
  • 明るく元気な印象から、「誕生日」や「卒業」「応援」などの贈り花に選ばれることが多い。

花言葉:「希望」

由来

  • ガーベラの花が太陽に向かってまっすぐ咲く姿から、
    「前向きさ」「未来への明るい気持ち」を象徴するようになった。
  • 咲いた花の形が放射状に光を広げる太陽を思わせることから、
    「希望の光」「新しい始まり」という意味が重ねられた。
  • どんな色の花も明るく華やかに咲くため、
    「どんな状況でも希望を失わない」というポジティブな花言葉につながった。

「光のほうへ」

窓辺の鉢に、小さなガーベラが一輪、咲いていた。
 色は淡いオレンジ。まるで、曇り空の向こうに隠れた太陽が、そこだけに顔を出したようだった。

 美沙は、ぼんやりとその花を見つめていた。
 退院してから三日。
 右足の包帯を見下ろすたびに、胸の奥が少しだけ沈む。
 事故に遭って以来、日常の風景がどこか遠く感じられた。外を歩く人たちの速さに、自分だけ取り残されているような感覚――。

 「無理しなくていいよ」と言ってくれる家族の声は優しい。
 けれど、その優しさに甘えると、自分の中の何かがどんどん小さくなっていく気がした。

 そんなときだった。
 ふと、窓の外から差し込む光が、花びらを照らした。
 ガーベラはその光に向かって、まっすぐ首を伸ばしている。
 少しでも高いほうへ、少しでも明るいほうへ。

 ――どうしてそんなに頑張れるの。
 美沙は小さく呟いた。

 母が買ってきた花だと聞いた。「リハビリの部屋に色があった方がいいと思って」と。
 そのときは「ありがとう」と言ったものの、正直、気分を変えられるほどの余裕はなかった。
 けれど、今日になって、ようやく気づいた。
 この花は、太陽を探すように咲いている。曇りの日も、雨の日も、わずかな光を見つけて――。

 ゆっくりと立ち上がり、松葉杖をつきながら窓辺へ近づく。
 外には、冬の終わりを告げるような淡い陽射しがあった。
 雲の切れ間からこぼれた光が、花と美沙の頬を包む。

 「……あったかい」
 小さく呟くと、心の奥にも少しだけ灯りがともるようだった。

 リハビリの先生が言っていた言葉を思い出す。
 「焦らなくていい。でも、前を向いていれば、きっと体も心も少しずつ動き出すから」

 美沙はガーベラの花びらにそっと触れた。
 その温もりはまるで、光をそのまま閉じ込めたようだった。

 ――希望って、こういうことなのかもしれない。
 どんなに暗い場所にいても、わずかな光を見つけ、そこへ向かって伸びていくこと。

 次の日、美沙は外へ出てみた。
 杖をつきながら、少しずつ歩く。まだ痛みは残っているが、それでも足元に陽があたると、不思議と力が湧いた。
 顔を上げると、道端にガーベラの花壇が見えた。いろんな色が風に揺れている。

 赤、黄、ピンク、白――どれも、太陽のかけらみたいに明るい。
 その真ん中で、一輪のオレンジがまっすぐ空を見上げていた。

 美沙は思わず笑った。
 「私も、そっちを向いてみよう」

 彼女はもう一度歩き出す。
 ガーベラのように、迷わず、光のほうへ。

取引所大納会

12月30日は取引所大納会です

証券取引所

「大納会」は、証券取引所の一年最後の立会いを意味していて、その営業日を指す日であります。そしてこの日、かつて午前(前場)で取引を終了、午後(後場)は休場でした。しかし、現在は通常通り前・後場とも行われてます。

大納会

東京証券取引所

大納会とは、証券取引所での年末最終取引日に行われる催事のことです。普通、年末の最終取引日そのものが「大納会」と呼ばれるそうです。また、原則として12月30日が土日になる場合は前営業日となり、2008年までこの日の取引だけ前場で終了し、後場の取引は行われませんでした。そして、2009年の大納会からは、半休日を廃止し、終日立会となります。また、年始の最初の取引日のことは、「大発会」といわれています。

今年も残り2日…

証券取引所の内部

今年は2021年で残り2日、昨年と同様で年の始めから新型コロナ対策の話題が一色だったような気がします。そして、全国的な自粛生活や経済不況など今まで経験の無いどん底感を味わい先行きが分からない不安な日々を過ごしました。さらに、今回は新型コロナウイルスの変異株の一つで、国立感染症研究所により「懸念される変異株」と位置付けられている「オミクロン株」というものです。世界中では既に拡がりをみせており、その猛威は、南アフリカ共和国の感染例報告からわずか2日の警戒度最大という驚異です。そして、WHOの迅速すぎる動きは世界を震撼(しんかん)させています。

新型コロナワクチンで光

ワクチン接種

その中で今年の唯一明るい話題は、新型コロナワクチンの三回目の摂取が始まった事と、様々な治療薬が開発された中で、国内で最初にアメリカの製薬大手メルクが開発した新型コロナウイルスの飲み薬「モルヌピラビル」が、 新型コロナの治療薬として正式に承認されたことです。今年は散々な年でしたが、来年こそは良い年にしたいですね。


「取引所大納会」に関するツイート集

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12月5日、29日の誕生花「ナンテン」

「ナンテン」

基本情報

  • 学名:Nandina domestica
  • 科名:メギ科
  • 分類:常緑低木
  • 原産:日本、中国、東南アジア
  • 別名:ナンテンギ、ナンテンチク
  • 開花期:6〜7月
  • 結実期:冬(11〜2月頃に赤い実)
  • 用途:庭木、縁起木、生け花、正月飾りなどに利用

ナンテンについて

特徴

  • 「難転(難を転じて福となす)」の語呂から、古くから縁起の良い植物とされる。
  • 初夏に白い小花を咲かせ、その後に鮮やかな赤い実を長くつける。
  • 冬でも落葉しないため、実の赤と葉の緑のコントラストが美しい。
  • 葉は季節で色が変化し、春の赤芽 → 夏の緑 → 冬の紅葉と表情が豊か。
  • 枝ぶりが柔らかく、風に揺れる姿が繊細で優しい印象を与える。
  • 病害虫に強く、手入れが簡単で長寿。

花言葉:「私の愛は増すばかり」

由来

  • 白い花・緑の葉・赤い実と、季節を追うごとに彩りが増す姿から
    → “時間とともに深まる愛情” を象徴すると考えられたため。
  • 秋から冬にかけて実が赤く色づき、
    寒さの中でも赤い実が鮮やかに残り続ける様子が、
    “育ち続ける想い” を連想させた。
  • 一度実がつくと長期間残ることから
    消えない愛、積み重なる愛情のイメージにつながった。

「冬の実が落ちるころ」

夕暮れの光が、庭の片隅に立つナンテンの実を赤く染めていた。冬の始まりを告げるような冷たい風が吹き、そのたびに葉がやわらかく揺れる。その光景を、結衣(ゆい)は縁側に座ってぼんやりと眺めていた。

 この家に帰ってきたのは、久しぶりだった。街での暮らしに疲れ、何となく行き場をなくした心が、ふと「帰りたい」と呟いたのだ。
 けれど、ここにはもう祖父はいない。
 二年前の冬、突然の別れが訪れた。結衣が最期に会えなかったことを、家のどこを歩いても思い出す。

 庭のナンテンは、もともと祖父が植えたものだった。

 「ナンテンはな、季節が移るほどきれいになるんだ」
 祖父はいつもそう言いながら、葉を手のひらでなでていた。
 「最初は白い花。夏には緑の葉が茂って、冬には赤い実になる。色が増えるっていうのは、積み重なっていくからなんだよ」

 その言葉が、今になって胸に沁みる。
 ――色が増えるほど、積み重なっていく。

 目を閉じると、祖父の笑い声がよみがえる。小さな頃、庭で転んで泣いたとき、真っ先に抱き上げてくれたこと。夏の夜に花火をして、煙でむせながら笑ったこと。忙しくなって帰らなくなっても、「元気ならそれでいい」と言ってくれたこと。

 どれも、あたりまえだと思っていた。
 けれど、もう返せない。

 風に揺れる枝が、そっと実を鳴らした。
 赤い実が冬の薄い光の中でほのかに揺れ、結衣の視線を引き寄せる。

 「あ……」

 ふと、ひと粒の実が落ちた。
 雪も積もっていない土の上に、ぽとりと落ちて弾けるように見えた。

 実が落ちる瞬間を見て、結衣はなぜか胸が締めつけられた。
 ――季節が変わっても、ずっと残っていたのに。
 赤いままで、冷たい風にも負けないまま、ずっと。

 なのに、今、音もなく落ちた。

 「……どうしてかな」

 問いかけは、庭に溶ける。
 答えは風に流れていったが、代わりに、思いがけない気づきが胸に満ちてきた。

 ナンテンが季節ごとに色を増すように。
 祖父との日々も、時間が経つほど鮮やかになっていく。
 忘れるどころか、むしろ増えていく。
 消えるのではなく、重なり続けていく。

 赤い実は落ちたけれど、それは終わりじゃない。
 実が落ちることで土が潤い、また新しい芽に力を渡すように――愛情も、誰かの中で姿を変えながら生き続ける。

 「おじいちゃん……」

 名前を呼んだとたん、涙がひと粒こぼれた。
 その涙は冷たいはずなのに、頬を伝う感触はどこか温かかった。

 結衣は立ち上がり、そっとナンテンの前に歩み寄った。
 枝先の赤い実が、夕日に照らされてきらりと光る。
 まるで、まだここにいるよと伝えるみたいに。

 「私ね、忘れてないよ。……むしろ、増えてくんだよ。会えない時間が長いほど」

 風がふわりと吹いた。
 ナンテンが優しく揺れ、葉がさざめく。
 それは返事のようで、慰めのようでもあった。

 結衣は深呼吸をし、もう一度実を見つめる。
 冬の庭の赤は、小さくても確かにあたたかい。
 積み重なる愛情は、色を増しながら、これからも胸の中に残り続ける。

 ――私の愛は増すばかり。

 ナンテンの花言葉が、初めて本当の意味を帯びて胸に沁みた。

 夕暮れの庭に、赤い実がひっそりと灯る。
 それは、時間を超えて息づく愛の光だった。

シャンソンの日

12月29日はシャンソンの日です

12月29日はシャンソンの日

1990年12月29日、東京・銀座の老舗シャンソン喫茶店「銀巴里」は、39年の歴史に幕を下ろしました。「銀巴里」は多くのシャンソン愛好家に親しまれ、銀座を象徴する名店の一つとして知られています。そして閉店の日には、常連のお客様へ感謝の気持ちを込めて、「銀巴里」の名が刻まれたカップなどが贈られたといわれています。

シャンソン喫茶店の老舗「銀巴里」

1951年に銀座で誕生した喫茶「銀巴里」は、音楽を聞いて喫茶を楽しむだけの店ではなく、店内にピアノを設置し、専属バンドが演奏できるバンドセットを備えていました。そして、バンド演奏と歌手がシャンソンを口ずさんでいたそうです。当時、この店で歌う歌手たちは、オーディションで選ばれたスターたちでした。

銀巴里と言えば「美輪明宏」

「銀巴里」のスター歌手と言えば、美輪明宏さんが有名です。1952年の当時、新宿駅で寝泊まりしていた17歳の美輪は、「美少年募集」の張り紙を見て応募したそうです。その後、専属契約を交わして歌手デビューしています。そして、銀座で独特の風貌が話題になると、美輪は「銀巴里」の広告塔として有名になりました。

シャンソンとは

シャンソンは、曲よりも主に歌詞が物語風の内容をもつ歌が多いようです。その歌詞は、日常生活で使用される言葉を用います。また、隠語を交えて綴られます。そして曲は、クープレ(ストーリー)とルフラン(繰り返し)からなり交互に現れます。歌手は、声の良さや音程の正確さよりも、歌を解釈して個性的な表現で聞き手に伝えるかという点を評価されるそうです。

クレアシオン(創造の意で、創唱)

初めての曲を歌って成功させることをクレアシオン(創造の意で、創唱)といいます。歌手は、作詞家や作曲家との共同で、歌に生命を与える役割を果たします。第二次世界大戦以前は、このクレアシオンの意義が重要視され、ある歌手が創唱したシャンソンを別の歌手が歌うことはしなかったそうです。

シャンソンを知る

今回、銀巴里について調べた時にシャンソンのことを知ることができました。現在は、色々なジャンルの歌手がテレビやネット、ライブなどで歌われていますが、歌詞良さをかみしめて聞きながらメロディで感動することはめったにありません。しかし、時々感情が移って号泣することがあります。これが、シャンソンで重視されるのクレアシオンなんですね。


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12月28日の誕生花「ミカン」

「ミカン」

基本情報

  • 学名:Citrus unshiu(ウンシュウミカン)、C.reticulate(ポンカン)、C.kinokuni(キシュウミカン)
  • 分類:ミカン科 ミカン属
  • その他の名前:温州みかん、紀州みかん、ポンカン、クネンボ(九年母)、タチバナ(橘)、コウジ(柑子)
  • 原産地:中国南部〜インド北東部
  • 開花時期:5月上旬~中旬
  • 収穫時期:10〜2月(品種による)
  • 花色:白
  • 用途:果樹、観賞用(花)、食用

ミカンについて

特徴

  • 丸く小ぶりな果実で、手で簡単に皮をむける
  • 甘酸っぱく親しみやすい味わい
  • 白い小花は可憐で、爽やかでやさしい香りを放つ
  • 果実・花・葉のすべてに温かみのある印象がある
  • 日本の風土や暮らしに深く根付いた果樹

花言葉:「愛らしさ」

由来

  • 小さく可憐な白い花姿が、素朴で無垢な可愛らしさを連想させた
  • 強く主張しないが、近づくと甘くやさしい香りを放つ点が、慎ましい魅力として捉えられた
  • 丸くころんとした果実の形が、親しみやすく微笑ましい印象を与える
  • 子どもから大人まで愛される果物であることから、「誰からも好かれる可愛さ」を象徴
  • 日常に寄り添う存在としての温もりが、「愛らしさ」という花言葉につながった

「陽だまりの中の、やさしい丸」

庭にミカンの木がある家で育った人は、きっとその記憶を忘れない。
 春になると、白くて小さな花がひっそりと咲き、近づいた人だけに、甘くやさしい香りをそっと分けてくれる。主張はしないのに、気づけば心に残る――そんな花だ。

 紬は、祖母の家に久しぶりに帰ってきていた。
 玄関を開けると、変わらない土の匂いと、どこか懐かしい静けさが迎えてくれる。

 「裏のミカン、今年も咲いたよ」

 祖母はそう言って、ゆっくりと庭へ案内した。
 枝先には、指先ほどの白い花がいくつも集まっている。派手さはない。でも、風が吹いた瞬間、空気がふわりと甘くなる。

 「相変わらず、控えめな花だね」

 紬がそう言うと、祖母は小さく笑った。

 「でもね、こういう子ほど、近くにいると可愛いもんよ」

 確かに、離れて見れば目立たない。けれど、しゃがみ込んで覗き込むと、花びらの白さや中心の淡い黄色がとても愛らしい。
 自分から目立とうとしないのに、気づいた人の心をそっと掴んで離さない。

 紬は、都会での生活を思い出していた。
 成果を出すこと、声を上げること、存在を示すこと。いつの間にか、それが当たり前になっていた。
 静かにしていると、置いていかれるような気がして。

 「昔はね、冬になると、このミカンをこたつで食べたの」

 祖母は木を見上げながら言った。

 「丸くて、ころんとしてて。特別じゃないけど、みんなが自然と手を伸ばす。あれも、この木の可愛さだと思うのよ」

 紬は頷いた。
 ミカンは、誰かに誇る果物ではない。
 でも、子どもから大人まで、気づけば笑顔になっている。

 それは、無理をしない可愛さ。
 背伸びをしない魅力。

 「ねえ、おばあちゃん。可愛いって、なんだと思う?」

 ふと浮かんだ問いを、紬は口にした。

 祖母は少し考え、それから庭を見渡した。

 「誰かの生活に、自然に溶け込めることじゃないかしら」

 その言葉に、胸の奥が静かに温かくなった。

 ミカンの花は、誰かに見せるために咲いているわけではない。
 ただ、季節が巡れば咲き、香りを放ち、実を結ぶ。
 その当たり前が、人の心に寄り添う。

 紬は枝にそっと触れた。
 花は小さく、壊れそうなのに、そこには確かな生命があった。

 「愛らしい、ってこういうことかもしれないね」

 思わずこぼれた言葉に、祖母は何も言わず、ただ微笑んだ。

 夕方、庭に差し込む光の中で、白い花はほとんど目立たなくなっていた。
 それでも、紬は確かに感じていた。
 日常の中で、気づけばそばにある温もりを。

 派手でなくてもいい。
 誰かの心をそっと和ませる存在でいられたなら。

 ミカンの花は、今日も静かに咲いている。
 誰からも好かれる理由を、声に出さずに抱えたまま。

8月7日、12月28日の誕生花「ザクロ」

「ザクロ」

M WによるPixabayからの画像

基本情報

  • 学名Punica granatum
  • 分類:ミソハギ科ザクロ属(※旧分類ではザクロ科)
  • 原産地:イラン〜ヒマラヤ西部、地中海沿岸など
  • 開花時期:10月上旬~11月中旬
  • 結実時期:9月~10月
  • 花の色:赤・オレンジ・まれに白
  • 果実の特徴:丸い果実の中に赤く透き通った小さな粒(種衣)が詰まっており、甘酸っぱい味わいが特徴

ザクロについて

特徴

◎ 鮮やかな花と独特の果実

ザクロは、初夏になると真紅やオレンジの花を咲かせます。花はベルのような形で、光沢のある萼(がく)が残るのが特徴です。
秋には果実が熟し、裂けるようにして中のルビーのような果肉(種衣)が現れます。

◎ 観賞用と食用の両方で楽しまれる

果実はジュースやジャム、料理にも使われる一方、花の美しさから庭木や盆栽としても人気があります。

◎ 生命力が強く、乾燥にも比較的強い

中東などの乾燥地帯でも育ち、やせた土地でも実をつけることから、古来より「豊穣」や「繁栄」の象徴とされてきました。


花言葉:「優美」

Dx21によるPixabayからの画像

ザクロの花は、他の果樹の花に比べて色鮮やかで厚みがあり、ふっくらとした花弁が美しく広がります。
その凛とした佇まいが、「上品さ」や「気高さ」を感じさせるため、「優美」という言葉が与えられました。


● 果実の中に秘められた美しさ

実が裂けて現れる鮮紅の種衣は、まるで宝石のよう。
外からは想像できないような鮮やかな内面の美しさが、「内に秘めた優美さ」という印象を与えます。


● 古代からの象徴性(神話や宗教との関わり)

ギリシャ神話やペルシア神話など、多くの文化圏でザクロは「美」や「神聖」の象徴とされてきました。
特に愛と美の女神アフロディーテと結び付けられることもあり、そこから「優美」のイメージが強調されました。


「優美の庭で」

Deborah JacksonによるPixabayからの画像

古びた洋館の庭に、それはひっそりと咲いていた。
 ザクロの木。春を越え、夏の入り口に差しかかる頃、その木は濃い緑の葉の間から、ふっくらとした真紅の花を咲かせる。

 「おばあさま、この花、なんていうの?」
 七歳のレイナが指をさすと、祖母は目を細めた。
 「ザクロ。――優美、という言葉がぴったりでしょう?」

 それから、毎年この季節になると、レイナは祖母と並んでザクロの木の下に立ち、同じ会話を交わした。花は艶やかで、厚みのある花弁が開くさまはまるで着物の襟のようだった。

 レイナが十七になった年、祖母は静かに息を引き取った。
 遺品整理のためにひとりで館を訪れたレイナは、あの木の前で立ち止まった。もう花は落ち、枝には小さな果実がいくつも実っている。

 「ザクロ……優美……」
 つぶやいたその言葉が、祖母の声と重なって耳に響いた。

 秋になると、果実は熟し、自然と口を開く。
 その裂け目から覗くのは、まるでルビーを詰め込んだかのような赤い粒。
 外からは想像もつかない、秘められた美しさがそこにあった。

 祖母がこの木を愛していた理由が、少しわかった気がした。

JamesDeMersによるPixabayからの画像

 気品ある花の姿。
 そして、外見では測れない内面の輝き。

 レイナは果実をひとつ手に取った。
 かすかに甘酸っぱい香りが鼻をくすぐる。
 「なんだか、おばあさまみたい……」と笑った。

 その夜、祖母の遺した日記を読みながら、レイナはさらに深くザクロの意味を知る。
 ギリシャ神話の中で、ザクロは愛と美の女神・アフロディーテと結びつけられていた。
 ペルセポネの神話では、ザクロを食べたことで冥界に縛られたとも書かれていた。
 そこには「美」だけではなく、「運命」や「結びつき」、そして「再生」の象徴としての側面もあるという。

Bishnu SarangiによるPixabayからの画像

 翌朝、レイナは庭に出て、ザクロの木を見上げた。
 この木は、祖母の「内に秘めた美しさ」を表していたのかもしれない。
 普段は静かで控えめだった祖母が、心の奥に持っていた強さや優しさ。
 それはまさに、実が割れて初めて現れる宝石のような果肉のように、目に見えないところに宿っていた。

 「来年も、きっと咲くよね」

 レイナはそっと、実から種を取り出して小さな鉢に埋めた。
 またひとつ、新しい命の循環が始まろうとしていた。
 優美な記憶とともに。