ヤミ金ゼロの日

8月30日はヤミ金ゼロの日

8月30日はヤミ金ゼロの日
ヤミ金ゼロへ

ヤミ金融とは、闇金融のことを指して財務局等に貸金業の登録をしていない金融業者やその業務のことです。ちなみに、この日に決定した由来は語呂合わせで「や→8 み→3 きんぜろ→0」からです。

ヤミ金融の主な手口

ヤミ金融業者が、2万円を貸して10日ごとに1万2000円の利息を支払わせる手口が知られています。これって、年利に直せば2,190%ということですから、現在の一般的な利息率に比べるとかなり悪質になります。さらに無登録者のダイレクトメールや携帯電話などによる迷惑な勧誘、電柱や公衆電話などに広告を貼り付ける違法な広告も存在します。その他、官報などを調査し、自己破産者などを対象に勧誘をする場合があります。

ヤミ金融対策法の成立

闇金からの嫌がらせを止める方法

現在、深刻な社会問題であるヤミ金融問題に対応するために、第156回国会にヤミ金融対策法(貸金業規制法及び出資法の一部改正法)が成立しています。金融庁は、貸金業登録制度の強化することで、悪質な業者が貸金業登録をして暴力団等から資金を得て組織的に貸付けを行う事などを排除に努めています。そして、「相談体制の強化」や「捜査当局等関係機関との更なる連携強化」も合わせて行っているようです。

コロナ不況を利用したヤミ金融の手口

コロナを利用した金融詐欺

経済後退していくコロナ禍中で、生活が困窮して闇金に手を出してしまうケースが出てきています。この状況はまさに、闇金業者にしてみれば稼ぎ時。その手口とは、今や誰でも気軽に使われているSNS上に「お金貸します」「即日融資可」「ひととき融資」といった言葉が拡散しています。そんな中で、「給与ファクタリング」の被害に遭わないために金融庁が警鐘を鳴らしています。

給与ファクタリングに注意‼️

給与ファクタリング

給与ファクタリングを行う業者は、「債権の買い取りのため、金銭の貸し付けではない」などと記載していながら、実際は借金と変わりないのです。そもそも、貸金業の登録無しです。したがって、「給与ファクタリング」を行う業者はヤミ金ですので、くれぐれも引っ掛からないように注意してください。そもそも、普通の人は見ず知らずの人にお金を貸すなど、リスクのあることはしません。闇金のような業者は、必ずどこかに落とし穴を作っているあるはずです。取り締まる法律ができたとしても、巧みな方法ですり抜けてくるので、基本的には関わらないことをお勧めします。

「ヤミ金ゼロの日」に関するツイート集

https://twitter.com/ken_ongaeshi/status/1432093231190134787?s=20&t=5F0s_mWjEALxJJXfacTVlg