10月9日は世界郵便の日です
1969年、郵便の国際機関である万国郵便連合(UPU)が「UPUの日」として制定しています。また、その後の1984年に「世界郵便の日」と名称が変更されています。
万国郵便連合って何する機関?
万国郵便連合は、世界192カ国の加盟国を持つ国際機関です。最高水準で容易に利用できる郵政サービスに全ての方へアクセスできるようにすることを任務としています。設立は 1874年であり、その後1948年に国連の専門機関となっています。
3つの内容が形成
万国郵便連合の設立により、三つの事が合意形成されています。
1.地球上のほぼすべての域から固定料金に近い形で郵便物が送れること。
2.国際郵便、国内郵便(内国郵便)がともに同様の扱いがなされること。
3.国際郵便料金は、それぞれの国で徴収し、使用すること。
また、特に切手を貼った郵便物は、どの国の切手でも使えるように国際的に万国郵便連合憲章(UPU憲章)で決められています。さらには、国際返信切手券の発行事務なども行っています。
世界中どこにいても手紙が届く
国際郵便は、海外に住む友人へ元気であることを伝えるために使われる手段の一つです。世界のどこにいても手紙が届くって、冷静に考えても凄いことですよね。現在ではメールがあり、すっかり忘れ去られていますが、やはり本人が心を込めて直筆で書いた手紙を「無事に届きますように…」と願いを込めてポストに投函する方が相手に気持ちが伝わると思います。