10月28日はおだしの日です
大阪府箕面市に本社を置いた「おだし」にこだわった飲食チェーンを各地に展開する株式会社「太鼓亭」が制定しています。この日付は「かつお節」より、「ばいかんのカビ付け製法」を考案した和歌山県印南町(紀州印南浦)の漁民だった角屋甚太郎氏の命日が1707年10月28日であることからだそうです。
株式会社「太鼓亭」
株式会社「太鼓亭」は、社名で示すように企業の始まりで、この北摂地方の名物店は現在も進化し続けています。約40年続いた秘伝のだしのうどん作りは、未だにお客さまの記憶に残る味、思い出の味として人気です。
「おだし」は良質の天然素材を使用
太鼓亭は、「あたたかみのあるまろやかさ」が売りで、創業以来から味の基本とされる「おだし」を良質の天然素材を使用しています。大阪うどんは、「だしがうもうて、うどんはなんぼ!」と言われるほどおだしに力を入れています。
ばいかんのカビ付け製法
ばいかんのカビ付け製法とは、魚の中にある水分を燻(いぶ)して除去し、良質なかつお節のカビを付着させることにより、悪カビの発生を防ぐという製法です。
色々な出汁があるけれど
出汁と言えば、「昆布」「いりこ」「あご」「椎茸」など色々ありますが、私は何といっても「かつお出汁」です。確かに味噌汁は、いりこ出汁からとると美味しいですが、あのかつおの風味が加わることで旨味が増すような気がします。これを機に時々は、高級で質の良いかつお節から出汁を取った本格味噌汁を作ってみようと思います。