10月5日はカナダ・メープルの日です
この記念日は、カナダ産メープルシロップの販売促進を行うケベック・メープルシロップ生産者協会が制定しています。この日決めたのは、カナダの「メープル街道」にあるメープルの葉が赤く色付くのが10月初めで、カエデの葉が人の手にみたてて数字の5の形に似ていることから10月5日としたそうです。
ケベック・メープルシロップ生産者協会
ケベック・メープルシロップ生産者協会の役割は、 ケベック州のメープル生産者の利益を促進、 持続可能な開発の原則を尊重するとともに、ケベック州産メープル製品の生産と販売を最大限に発展させることです。
組織の活動内容と功績
この組織は、約11,300人の生産者と7,400社の企業を代表して、 その功績によりケベック州は世界のメープルシロップ生産量の年間平均72%の生産量を上げています。 ケベック・メープルシロップ生産者協会は、 カナダのメープル産業を代表してカナダ産メープル製品の国際的なマーケティングプロモーション活動を調整してます。 また、 この組織は、 国際メープル研究とイノベーションネットワークをリードと指導しています。
メープルシロップとは?
メープルシロップは、カエデの樹液を煮詰めて作った天然の食品です。メープルシロップの原料のサトウカエデの原生林がある場所は、主にカナダ南東部です。このサトウカエデは、寒暖差のある気候が樹液の生育に適しています。そのため、カナダのメープルシロップ輸出量は世界1位です。日本で販売されているメープルシロップのほとんどがカナダ産なのだそうです。
日本人に必要な栄養素を持つ
メープルシロップには、「カルシウム」と「マグネシウム」日本人に不足しがちな栄養素が含まれています。そして、カリウムはデトックス効果があって、体内の余分な塩分を排出します。さらに亜鉛は、アルコール分解に役立ち、味覚にも関わる栄養素です。このようにハチミツと同様の栄養素を持ちながら違った味わいであるメープルシロップを、これを機に食してみてはいかがでしょうか!