12月10日はアロエヨーグルトの日です
1994年のこの日は、森永乳業が日本で初めてアロエ葉肉入りのヨーグルトを発売した日です。そして、ヨーグルトなどの乳製品の製造と販売を手がける、その森永乳業株式会社が制定しています。
アロエヨーグルト
アロエヨーグルトは、当時人気があったナタデココにかわる食材であり、健康食品や化粧品に使用されていたアロエに着目した商品です。元々日本では「キダチアロエ」といわれる品種が、やけどの塗り薬や胃腸薬などによく利用されています。そして、アロエヨーグルトに使用されているアロエは、「アロエベラ」という品種であり、皮を除いた葉肉は「キダチアロエ」に比べて苦味が少なく、無色透明のゼリーのような食感でした。そのために「酸味が少なくコクがあるヨーグルトに合う!」とこのアロエを使用した開発が進められました。
アロエベラとは
アロエベラとは、絶世の美女と謳われていた「クレオパトラ」も体に塗ってケアを行っていました。また、紀元前4世紀頃のアレキサンダー大王が兵士の体調維持にアロエベラを携帯させていたと伝えられています。当時から万能薬草として利用されていたことがわかります。アロエベラの成分は、「ビタミン」「ミネラル」「アミノ酸」「酵素」などが豊富に含まれています。
保湿やシワの改善に期待
アロエベラは、皮膚の水分量が増え、シワを軽減できるといわれています。そのことで、潤いやハリのアップに期待に繋がり、「コラーゲン」と「ヒアルロン酸」を作り出す機能を高めます。まさに、食べることで肌の内側からうるおいをアップさせる効果があるということになります。
紫外線のダメージを和らげる
外で紫外線を長時間浴びると、肌のごわつきやくすみの原因になります。アロエステロール(アロエベラの葉肉部位(ゲル)に含まれる5つの植物ステロールの総称)を摂取することで、肌のダメージを和らげる効果が期待されています。
体脂肪燃焼効果や高血糖状態の改善に期待
アロエを摂取すると、脂質代謝が高まり、体脂肪率を低下させる効果が期待でき、血糖値をコントロールして高血糖状態を改善する効果に期待されます。
アロエヨーグルトで、この冬を乗り越えよう
12月になると、寒さが厳しくなるとともに空気も乾燥してきて肌のトラブルが頻繁に起こります。それを避けるためにも、ハンドクリームなど保湿が重要なトラブル対策となります。またこの時期は、インフルエンザなどの感染症が流行するためにマメに手洗いや消毒、マスクなどは欠かせません。そういった時に、美味しくて肌に良い成分が豊富なアロエヨーグルトを食べることを習慣付けることが、最高のトラブル対策になると思います。