4月2日はCO2削減の日です
4月2日の「CO2削減の日」は、2008年に静岡県浜松市の富士金属興業株式会社(サービス名・ドラゴンパーツ)が日本記念日協会(一般社団法人)へ申請して認可されました。そしてこの日は、CO2を日本全体で意識し、削減する活動を行う記念日です。またこの日付は、(402)から「シー→4 オー 0 ツー→2」と読む語呂合わせから決められています。
リサイクルでCO2排出を減らせる!?
自動車部品は様々な工程を経て加工されできます。例を挙げると、ある部品を鉄から作ると考えます。日本では、資源やエネルギーは他の国に比べると、少ない方です。そのため、資源を持つ国から船舶や飛行機などで、鉄鉱石などの原料を大量の燃料を消費して運び、そして国内の各工場へ届ける必要があります。
原料輸入による運搬がCO2搬出も大きい
その時に石油や資源を運ぶタンカーが使用する燃料量が1日で約100トンです。分かりやすくいうと、たった1km進むのに7トンもの燃料が必要で、運搬日数は平均30日以上ということになります。またそれは、大量のエネルギーを消費すると同時に、CO2もたくさん発生するということです。
原材料製錬でも大量にCO2
工場でもCO2が排出します。鉄鉱石から製錬が必要です。鉄鉱石を高熱で溶かし、大型の機械で引き伸ばして切断します。その鉄を溶かすだけでも大量のエネルギーを消費し、CO2を発生します。そこから、ハウジングを再利用したり、リサイクル品を使うことで、ゴミを削減し、運搬船や飛行機から発生する大量のCO2も削減できるということです。
家庭は3,700万t!
京都議定書で約束された6%削減目標の実現には、「家庭からの排出量年間3,700万t」、「オフィス等からの排出量年間7,300万t」の削減を今後達成が条件になります。森林を守ること以外で地球温暖化をストップさせるためには、私達一人一人の意識が、家庭やオフィスの中でも抑えられます。そして、これらを抑えればコストも同時に抑えることができるのとなれば、もうやるしかないでしょう。