8月27日、9月18日の誕生花「ホウセンカ」

「ホウセンカ」

基本情報

  • 学名Impatiens balsamina
  • 科名:ツリフネソウ科
  • 原産地:インドや東南アジア
  • 一年草
  • 花期:夏(7月〜9月頃)
  • 花色:赤、桃、白、紫、絞り模様など
  • 別名:爪紅草(つまくれないぐさ)、爪紅(つまべに)
    • 花びらを揉んで汁を取り、女の子たちが爪を染めて遊んだことから。

ホウセンカについて

特徴

  • 草丈は30〜60cmほど。
  • 花は葉の付け根に一つずつ咲き、八重咲き・一重咲きの品種がある。
  • 果実(さや)は熟すと少しの刺激で弾け、中の種を勢いよく飛ばす性質を持つ。
    • 学名の Impatiens は「我慢できない」の意味で、この性質を表している。
  • 水やりを好み、日当たりの良い場所でよく育つ。

花言葉:「私に触れないで」

由来

  • ホウセンカは、熟した果実に軽く触れるだけで弾けて種を飛ばす
    まるで「触らないで!」と拒むような反応をすることから、この花言葉が生まれた。
  • 英語圏でも同様に Touch-me-not(私に触れないで)という呼び名がある。
  • 花姿の可憐さとは裏腹に、近づくとパッと弾ける繊細な性質が、控えめな人の心情や触れられたくない気持ちを象徴する。

「私に触れないで」

―ホウセンカの花言葉の由来―

ホウセンカは、熟した果実に軽く触れるだけで弾けて種を飛ばす。
まるで「触らないで!」と拒むような反応をすることから、この花言葉が生まれた。

英語圏でも同様に Touch-me-not(私に触れないで) という呼び名がある。

花姿の可憐さとは裏腹に、近づくとパッと弾ける繊細な性質が、控えめな人の心情や触れられたくない気持ちを象徴する。

短編小説

 夏の午後、校舎の裏庭に咲くホウセンカの列を、真奈はそっと見つめていた。
 鮮やかな赤や桃色の花は、どこか懐かしい。子どものころ、祖母が「爪紅にしてあげる」と言って、花びらをすりつぶし、真奈の小さな爪を染めてくれた。指先が赤く染まると、まるで特別な飾りをつけてもらったように嬉しかった。

 だが、いま目にしているホウセンカは、当時の記憶よりもずっと切ない輝きを放っていた。
 彼女は胸の奥に、どうしても触れられたくない秘密を抱えていたからだ。

 「真奈」
 背後から呼ぶ声に振り向くと、同級生の悠斗が立っていた。彼はいつも真っ直ぐで、誰にでも優しい。そんな彼に、真奈は心を許したいと思いながらも、なぜか一歩を踏み出せずにいた。

 「こんなところにいたんだ」
 悠斗が微笑んで近づいてくる。だが真奈は無意識に半歩後ずさる。その仕草を見て、悠斗の笑顔が一瞬だけ揺れた。

 「ごめん……」
 声がかすれる。理由もなく謝ってしまうのは、触れられることへの怖さが、自分でもうまく説明できないからだった。

 風が吹き、ホウセンカの実がひとつ、はじけ飛んだ。軽い音とともに小さな種が四方に散らばる。その様子に悠斗は目を丸くした。
 「すごい……触ったら弾けるんだな」
 「そう。だから、ホウセンカの花言葉は『私に触れないで』なんだって」
 真奈は小さくつぶやいた。

 悠斗はその言葉を聞くと、真剣な表情で彼女を見つめた。
 「……じゃあ、無理に触れない。真奈が、自分から手を伸ばしてくれるまで待つよ」

 その一言に、胸の奥がじんわりと熱くなる。拒まれることを恐れていたのは、相手にではなく、自分自身の心だった。誰かに触れられるのではなく、自分から触れてしまうことが怖かったのだ。

 ホウセンカの赤い花が、夕陽を受けて揺れている。触れられれば弾けてしまう実のように脆い心でも、誰かが待っていてくれるなら、いつかはその殻を破ってもいいのかもしれない。

 真奈は小さく息を吸い込み、そっと一歩、悠斗のほうへ近づいた。

民放テレビスタートの日

8月28日は民放テレビがスタートした日です

民放テレビスタートの日

1953年8月28日の午前11時20分に、日本テレビが初めて民間のテレビ放送を正式に開始しました。その年の2月1日にNHKが放送を開始し、続いて民放から放送したのがこの日となっています。

民放初のバラエティー番組は?

「ほろにがショー 何でもやりまショー」

日本テレビで民放初のバラエティ番組は、「ほろにがショー 何でもやりまショー」。スポンサーは、朝日麦酒(現在のアサヒビール)によって、放送開始されました。

民放はスポンサーCMが命

ブラウン管テレビ

テレビCMには、大きく分けて「タイムCM」「スポットCM」の二つの種類があります。まず一つ目は、タイムCM枠で局特定の番組のスポンサーになってCMを行う場合です。そしてもう一つは、スポットCMと呼ばれるもので、特定の番組ではなく曜日や時間帯を指定し、その時間の中のどこかの枠でCMが流されるという形です。

ネット動画時代にシフト!?

テレビは古い!?

一昔前までは、テレビばっかり観て育った子供をテレビっ子と言われていましたが、今や時代が変わりつつあります。現在、世界中の若者は、教養や娯楽情報をネットのWebサイト、YouTubeなどから得ています。そして、情報がどこよりも早く流れるネットから得ることが大半を占めていいるため、テレビの視聴が徐々に減っていき、スポンサーもネットに流れていくしまつです。しかしながら、ネット上の広告から「ウソ・大げさ・まぎらわしい」審査を「JARO」(公益社団法人 日本広告審査機構)のように取り締まるのは不可能に近いと言えます。このような信頼感もあり、現在のテレビやラジオの視聴者数も安心安全という前提で未だにトップの位置にいるのも確かです。


「民放テレビスタートの日」に関するツイート集

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8月26日の誕生花「スイセンノウ」

「スイセンノウ」

基本情報

  • 和名:スイセンノウ(酔仙翁)、フランネルソウ
  • 学名Lychnis coronaria
  • 英名:Rose campion, Dusty miller(※別種と混同される場合あり)
  • 科属:ナデシコ科 / センノウ属
  • 原産地:南ヨーロッパ
  • 草丈:50~80cmほど
  • 花期:初夏~夏(6月~8月頃)
  • 花色:鮮やかな紅紫、白、ピンクなど

スイセンノウについて

特徴

  1. 鮮烈な花色
    ビロードのような質感をもつ濃い紅紫色の花が代表的で、緑灰色の葉とのコントラストが美しい。
    遠目からでもよく目立ち、庭を彩る存在感がある。
  2. 葉の特徴
    全体に白い毛が密生し、葉は灰緑色でフランネル(起毛布地)のような手触り。そこから「フランネルソウ」と呼ばれる。
  3. 生命力の強さ
    やせ地でも育ち、こぼれ種でもよく増える丈夫な植物。初夏から真夏にかけて長期間花を咲かせる。

花言葉:「私の愛は不変」

スイセンノウに与えられた代表的な花言葉のひとつが 「私の愛は不変」 です。
この背景には以下のような理由があります。

  1. 灰緑色の葉と鮮やかな花の対比
    灰色の葉は落ち着いた印象を与え、そこに咲く紅い花は長く強い輝きを放ちます。
    このコントラストが「永続する愛の情熱」を象徴した。
  2. 強健で長く咲く性質
    過酷な環境でもよく育ち、夏の暑さの中でも長い期間にわたり咲き続ける姿が「変わらない愛」を思わせる。
  3. 古来からの象徴性
    ヨーロッパでは赤い花は「燃える愛」「情熱」の象徴。
    さらにスイセンノウは生命力が強いため、枯れにくい花として「永遠の愛」「変わらぬ想い」と結びつけられた。

「私の愛は不変」

庭の隅にひっそりと咲くスイセンノウを、綾子はじっと見つめていた。
 灰緑色の葉の上に、燃えるような紅い花が一輪。真夏の陽射しを受けても色褪せず、むしろいっそう鮮烈な輝きを放っている。

 ――不思議な花だ、といつも思う。

 夫の真一が植えたのは、もう十年以上も前のことだ。庭いじりが趣味の彼は、種を土に落としながら「これは強い花だよ。きっと長く咲いて、俺たちを見守ってくれる」と言って笑った。
 その言葉のとおり、スイセンノウは毎年欠かさず芽を出し、夏になると紅い花を咲かせた。ほとんど手をかけなくても枯れずに育ち、こぼれ種から次の世代を残していく。

 だが、その夫はもういない。
 二年前、病に倒れ、あまりにも早く旅立ってしまった。

 綾子はしばらく花を見ることができなかった。庭に出れば、鮮やかな紅色が胸を刺す。まるで「愛はまだここにある」と告げられているようで、耐えられなかったのだ。

 けれども今年、ふと窓辺から庭を眺めたとき、あの花が風に揺れているのを見て足が止まった。灰緑色の葉は落ち着き払って静かにそこにあり、その上で紅い花が揺るぎなく咲き誇っている。
 その対比は、まるで真一と自分の姿のように思えた。口数は少なく穏やかで、いつも影から支えてくれた夫。その傍らで、不器用ながらも感情を隠せずに生きてきた自分。

 「私の愛は不変」――スイセンノウの花言葉を思い出したとき、綾子の頬を涙が伝った。

 愛する人はもういない。触れることも、声を聞くこともできない。それでも、消えることのない想いが確かにここに残っている。時間が経つほどに薄れていくはずの痛みも、花の色のように強く鮮烈であり続ける。

 綾子はしゃがみ込み、そっと花に手を伸ばした。柔らかな毛に包まれた葉は温もりを帯びているかのようだった。
 「ねえ、あなた。今年も咲いてくれたわ」
 思わず声に出すと、不思議な安らぎが胸に広がった。

 季節は巡り、花はまた種を落とす。来年も、再来年も、この庭にスイセンノウは咲き続けるだろう。
 そのたびに、夫の笑顔を思い出すだろう。

 愛する人のいない寂しさは消えない。けれど、愛そのものは決して枯れない。
 灰緑の葉に守られながら燃えるように咲く紅い花のように――。

 綾子は涙を拭い、まっすぐ花を見つめた。
 「私も同じよ。あなたへの愛は、ずっと変わらない」

 夏の空の下、スイセンノウが静かに揺れていた。
 その姿はまるで、「わかっているよ」と答えるように見えた。

「男はつらいよ」の日

8月27日は「男はつらいよ」の日です

男はつらいよ主題歌

1969年の8月27日は、渥美清が主演の映画「男はつらいよ」シリーズの第1作が公開され日です。昭和のお茶の間を一瞬で笑いの空気に変える面白さがあり、当時は大人気の喜劇映画でした。

映画、「男はつらいよ」

男はつらいよ第22作目

映画のシリーズは、テキ屋稼業をする車寅次郎が、何らかの理由で葛飾柴又に帰って来します。そして、色々と大騒動を起こしてしまう、人情を主体とした喜劇です。毎回、旅先で出会った女性に惚れてしまいますが、成就しない寅次郎の恋愛物語を日本の観光地をバックに描いています。

「男はつらいよ」は、テレビドラマから!?

男はつらいよテレビドラマ

「フーテンの寅」は、テレビドラマに最初の登場したのですが、これは最終回で寅さんは死亡しています。ところが、あまりの反響で映画によって復活し、それ以来26年間48作も続く世界最長のシリーズ作品となっています。

世界最長、ギネスに載った全48作品

男はつらいよ第1作目

「男はつらいよ」は、世界で最も長いシリーズ作品としてギネスブックにも載っています。また、シリーズ全48作の配給収入は、464億3,000万円で観客動員数は7,957万3,000人を記録しています。

今でも大爆笑してしまうほど、面白い

寅さん爆笑シーン

私は、2019年の年末にBSで2、3作観たのですが、お腹がよじれるほど爆笑してしまいました。お人好しで、美人にめっぽう弱く、どこの家族にもいそうな気分屋のお兄さんだけど憎めない。あらゆる問題を解決するのではなく、こじらせていく面白さは必見です。2020年から今年2021年にわたり新型コロナ感染症で外出自粛生活が続く中、イライラして気分がすぐれないときは、この「男はつらいよ」を観てスッキリしましょう!


「男はつらいよの日」に関するツイート集

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8月25日の誕生花「アンスリウム」

「アンスリウム」

基本情報

  • 学名Anthurium など
  • 科属:サトイモ科・アンスリウム属
  • 原産地:熱帯アメリカ~西インド諸島
  • 別名:オオベニウチワ、フラミンゴフラワー、テイルフラワー
  • 開花期 :5月~10月
  • 開花期:周年(観葉植物として温室や室内で管理されれば一年中花を楽しめる)

アンスリウムと呼ばれている部分の「花」に見える赤やピンク、白の部分は、実際には「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変化したものです。中央に突き出た黄色い棒状の部分が「肉穂花序(にくすいかじょ)」で、そこに小さな花が密集して咲いています。

アンスリウムについて

特徴

  1. 情熱的な色合い
    真紅や濃いピンク、純白など、鮮烈で光沢感のある花苞が特徴。南国らしい強い存在感を放ちます。
  2. ハート形の花苞
    つややかなハート型をした花苞は、愛や情熱の象徴として親しまれています。
  3. 長持ちする花
    切り花にしても非常に日持ちが良く、フラワーアレンジメントやブーケでも人気。
  4. 観葉植物としても楽しめる
    光沢のある濃緑色の葉も美しく、室内のインテリアグリーンとして栽培されることも多い。

花言葉:「恋にもだえる心」

アンスリウムの代表的な花言葉のひとつが「恋にもだえる心」です。これは次のような理由に由来します。

  1. 燃えるような赤色
    炎を思わせる赤い苞は、激しい情熱や燃え上がる恋心を象徴しています。
  2. ハート形の苞
    恋や愛のシンボルであるハート形が、苦しくも切ない「恋心」を連想させます。
  3. 熱帯性の花の雰囲気
    南国の強い日差しに映える艶やかな姿が、「抑えきれない情熱」や「熱い思い」をイメージさせる。

こうした特徴から、「恋に焦がれて胸を痛める心情」を花姿に重ね、「恋にもだえる心」という花言葉がつけられました。


「恋にもだえる心」 ―アンスリウムの赤に寄せて―

真紅のアンスリウムが、窓辺の花瓶に差してあった。
 艶やかなハート形の花苞は、まるで誰かの胸の鼓動を映しとったように光を宿し、中心から突き出た肉穂花序は、抑えきれない衝動を象徴するかのように力強く伸びている。

 ――恋にもだえる心。

 花言葉を知ったのは、彼女と初めて美術館へ行った日のことだった。展示室の隅に、現代アートのように活けられたアンスリウムを見つけて、彼女は笑みを浮かべた。
 「ねえ、この花、知ってる? “恋にもだえる心”っていう花言葉があるんだよ」
 彼女の声は、ひどく柔らかく、それでいてどこか熱を帯びていた。
 あの瞬間、花よりも彼女の横顔の方が鮮烈に目に焼きついた。

 それから数か月。
 彼女と過ごす時間は、私にとって炎のようだった。いつか消えるとわかっていながら、どうしてもその熱を手放せない。
 けれど、現実の世界は恋の情熱だけで回るものではない。彼女には遠く離れた街で待つ婚約者がいて、私には手放せない仕事があった。互いに一歩を踏み出すこともできず、ただもがき続けるしかなかった。

 夜、電話越しに彼女がため息まじりに言った。
 「もし生まれ変われるなら、何になりたい?」
 私が答えに迷っていると、彼女は小さく笑って言った。
 「私はね、アンスリウムになりたいの。燃えるように真っ赤で、見た人の心を苦しくさせるような花に」

 その言葉が胸を刺した。
 花は何も選べない。ただ咲き、ただ散る。だからこそ、純粋で、残酷だ。
 私たちの恋もまた、選べない運命の中で揺らめき、燃え尽きていくしかなかった。

 最後に会った日、彼女は赤いワンピースを着ていた。
 夏の陽射しを浴びて輝くその姿は、まるでアンスリウムそのものだった。
 「ねえ」彼女が言った。「この恋は報われないかもしれない。でも……もがいた証はきっと残るよ」
 彼女の言葉に、私は何も返せなかった。ただ抱きしめる腕の中で、彼女の鼓動だけを確かめていた。

 ――あれから数年。
 窓辺のアンスリウムは、私にあの夏を思い出させる。燃えるように赤く、抑えきれない情熱を宿した姿は、今も胸を締めつける。
 恋は終わっても、心にもだえる記憶は消えない。

 炎は消えても、熱は残る。
 その熱を胸に、私は今日も生きている。

パワプロの日

8月26日はパワプロの日です

パワプロの日

2016年、「実況パワフルプロ野球」を制作した株式会社コナミデジタルエンタテインメントが制定しています。この日に決めたのは、「パワ→8 プロ→26」を「パワ→8 フル→26」に楽しんでもらうという語呂合わせからです。現在も進化を続ける「パワプロ」を沢山の人に楽しんでもらうことが目的とか。

パワプロを知らない人のために

パワプロとパワポケの違い

パワプロは、コナミが制作した野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズの略称です。発売当初、野球ゲームで主流の2Dのバッティングに高さを加えた打撃システムなどが特徴でした。そして、技術の進歩と共にパワプロ3から選手育成モードの「サクセスモード」が登場、それが現在では人気の原点でもあるパワプロシリーズのメインモードになっています。

サクセスモード

サクセスモード

サクセスモードとは、パワプロ3から実装されたモードであり、練習メニューを自分で選択し、「経験値のポイント」を増やし、そのポイントを使用して選手の能力をパワーアップします。それを行うことで、オリジナル選手を育成するというゲームです。

参考にしたのは「恋愛シミュレーション」!?

ときめきメモリアル

選手育成は正解がないため、「効率のいい練習メニューは何か?」また、「目的のイベントを始めるためには?」などを考えることの楽しみがあります。そして、かわいらしい2頭身のキャラクターとコミカル内容とは裏腹に、何故か熱くなれるゲームです。また、このモードは、ファンの方でもご存知の方もいるでしょうが、恋愛シミュレーションの「ときめきメモリアル」を参考にして作られたのだそうです。

野球が得意でなくても熱くなれる

ファミコン、コントローラー

ゲームというのは、自分の代わりに優れた能力を持ったアバターがプレイしてくれる遊びです。今まで野球やサッカーが好きでも苦手な方や障害などによって出来ない事情がある人でも、自分がプレイしているかのように熱くなれます。更には、ストレス解消にもなるのだということもあり、ホントに素晴らしいゲーム機といえます。

感染症で外出自粛時もTVゲームは、力を発揮!?

最適化された引きこもり現状

また、2020年から今年2021年まで新型コロナ感染症が世界中に猛威を振るい、日本では蔓延防止措置によって、政府が外出自粛を指示しているため自宅生活を余儀なくされていました。その影響により、こういったTVゲームが力を発揮しています。しかしやり過ぎるのも、運動不足や目にも悪影響があるためにほどほどが大切です。たまには外の空気を吸うためにお散歩や軽い運動でもして過ごすことをお勧めします。


「パワプロの日」に関するツイート集

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即席ラーメンの日

8月25日は即席ラーメンの日です

8月25日は即席ラーメンの日

世界初の即席ラーメン、「チキンラーメン」が日清食品株式会社より発売されたのが1958年のこの日です。それに伴い、毎年この日が「即席ラーメンの日」とされています。

日清食品の創業者、安藤百福(あんどう ももふく)

インスタントラーメンの安藤桃福

日清食品創業者である安藤百福は、「チキンラーメン」「カップヌードル」などを開発しました。そして彼の死去後、米メディアは「インスタントラーメンの父」「ミスター・ヌードル」と呼ばれ、NHKの朝ドラ「まんぷく」のモデルとなるなど、未だに評価が高まっています。「チキンラーメン」の開発者である、日清食品創業者の安藤百福(1910~2007年)は、「美味しい」「調理が簡単」「長期保存が可能」「低価格」「安全かつ衛生的」の5つの条件を目標に味付き即席ラーメンの開発を進めています。その時に油の熱で麺を乾かす「瞬間油熱乾燥法」の考案によって、製品化されました。

チキンラーメンの 「瞬間油熱乾燥法」

「瞬間油熱乾燥法」

この製法は、てんぷらを油で揚げると、食材表面からブクブクと泡が出て水分が蒸発し、衣にたくさん穴が開き、麺も揚げれば同じように穴が開くという現象を利用し、それを次はお湯を注ぐことで麺を元の状態に戻すというものです。そしてこの初代「チキンラーメン」は、袋から出して丼に入れて熱湯をかけ、蓋をして予め麺に味が付いているためにそれがスープになり、そのまま3分待ってばすぐに食べられるものとして作られました。

チキンラーメンは栄養食品!?

インスタントラーメンの安全性

厚生省は、チキンラーメンを「妊産婦の健康食品」として推奨していて、関西の保健所に商品が展示されるまでになっているほど。さらに、「ビタミンB1、B2」を添加した商品は1960年、「特殊栄養食品」の認可を受けているそうです。

そもそも、何故チキン味なのか?

チキンラーメンの歴史

世界の料理先進国は、どこも基本がチキンがベース。そこで安藤百福は、あっさりしていてクセがなく、皆に愛されているチキン味に決めたのだそうです。

日清食品の安藤桃福

栄養豊富な即席ラーメンへと進化!?

野菜たっぷり即席ラーメン

今やインスタント麺なのにビタミンやミネラルが豊富な完全栄養食「All-in NOODLES」が登場し、即席ラーメンが進化しています。一昔前は、インスタントラーメンばかり食べると栄養失調になるなんてことありました!しかし、最近はそれを覆すかのように、普通に栄養表記を表にバンバン出してたくさん販売されています。確かに、即席ラーメンのみに依存するのは良くないですが、今年2021年コロナ禍での外出自粛生活では、チャンポンのように野菜や肉をたっぷり入れるなど、独自にアレンジして食べると即席ラーメンの新しい世界が広がるかもしれませんね!


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8月23日の誕生花「ボダイジュ」

「ボダイジュ」

基本情報

  • 学名Tilia miqueliana(日本のボダイジュ)
     ヨーロッパでは Tilia europaea など、いくつか近縁種が「菩提樹」と呼ばれます。
  • 科名:アオイ科(旧シナノキ科)
  • 原産地:東アジア(日本・中国)やヨーロッパの一部
  • 分類:落葉広葉樹
  • 樹高:10〜20mほどに成長
  • 開花期:6〜7月ごろ
  • 花の色:淡黄色

日本で「菩提樹」と呼ばれるのは主にシナノキの仲間で、仏教でお釈迦さまが悟りを開いたとされるインドの「インドボダイジュ(インド原産のクワ科・ピッパル樹=Ficus religiosa)」とは植物学的には別物です。

ボダイジュについて

特徴

  • ハート形の葉
     先が尖ったハート形の葉を持ち、夏には木陰を作ります。見た目がやわらかく優しい印象です。
  • 甘い香りの花
     初夏に咲く淡黄色の小花は、ミツバチを引き寄せるほど強い芳香があります。ヨーロッパでは「リンデンフラワー」と呼ばれ、ハーブティーとしても用いられます。
  • 寺院に多く植栽
     仏教と縁が深く、日本でもお寺の境内に植えられることが多い木です。

花言葉:「夫婦愛」

ボダイジュの花言葉はいくつかありますが、特に有名なのが 「夫婦愛」 です。
その背景には以下のような理由があります。

  1. 二枚の苞葉(翼のような葉)の姿
     花序の付け根には、細長い苞葉(翼状の葉)がついており、まるで花と葉が寄り添うように見えます。この「寄り添う姿」が、仲睦まじい夫婦の象徴とされました。
  2. ヨーロッパ神話との結びつき
     ギリシャ神話では、神々に尽くした老夫婦「バウキスとピレモン」が死後、ボダイジュと樫の木に姿を変えて寄り添い続けた、という伝説があります。ここから「夫婦愛」「永遠の愛情」という象徴性が強まりました。
  3. 寺院や祈りの木としての役割
     日本では寺院に植えられ、夫婦や家族の安寧を祈る対象ともなったため、家庭的・愛情的な意味が加わりました。


「寄り添う木の下で」

夏の午後、寺の境内を吹き抜ける風は、甘やかな香りを運んできた。見上げると、大きなボダイジュの枝に、淡い黄色の花が静かに揺れている。葉は心臓の形をしていて、その先が尖っている。まるで互いに寄り添うように、花の付け根から細長い苞葉が翼のように伸びていた。

 「夫婦愛、っていう花言葉があるんだよ」
 そう教えてくれたのは、妻の志穂だった。結婚して三十年、互いに若さは失われ、髪には白いものが混じった。それでも彼女の声は昔と変わらず柔らかく、僕の心を包んでくれる。

 僕たちは、この寺にたびたび足を運んだ。若い頃は子供を授かれるように、次第に家族が無事に過ごせるように、そして今は老後を穏やかに歩めるように――祈りの形は変わりながらも、ボダイジュの下で願うことは常に「二人で生きること」だった。

 志穂は本を開き、ギリシャ神話の一節を読み上げた。
 ――神々に仕えた老夫婦、バウキスとピレモンは、最期を迎えるとき、互いを一人にしたくないと願った。すると神々は、その思いを叶え、二人をボダイジュと樫の木に変えた。二つの幹は寄り添うように立ち、枝を交わらせて永遠に一緒に揺れている。

 「素敵だね」
 志穂が目を細めて言う。僕は彼女の横顔を見て、心の奥で静かに頷いた。もし自分たちにも終わりが訪れるとき、二本の木のように寄り添ったまま眠れたら――それ以上の幸福はないだろう。

 風が強まり、ボダイジュの葉がざわめいた。まるで僕たちの思いに応えるかのように、木全体が大きく揺れた。

 「夫婦愛って、ただ仲良くすることじゃないんだと思う」
 志穂がぽつりとつぶやく。
 「どんな嵐の中でも、一緒に立っていられること。それが本当の意味じゃないかな」

 その言葉は、ボダイジュの幹を通して胸の奥まで響いてきた。長い時間を共に歩んだ今だからこそわかる、重くも温かな真実だった。

 僕は志穂の手を取り、木の根元に腰を下ろした。落ちてきた苞葉を拾い上げ、そっと彼女の掌に重ねる。二枚の葉は重なり合い、ひとつの形を作った。

 やがて鐘の音が境内に響き、夕暮れが迫る。
 ボダイジュの下、僕らはただ寄り添って座り続けた。
 きっと未来も、この木のように。

ドレッシングの日

8月24日は、ドレッシングの日です

8月24日は、ドレッシングの日

8月24日は、ドレッシングなどの製造販売を行っているケンコーマヨネーズ株式会社が記念日として制定しました。この日付になったのは、週間カレンダーの「野菜の日」8月31日の真上が24日であるとし、ドレッシングは野菜に掛けて食べることをイメージしてとのことです。

ドレッシングの日を決めた理由

野菜サラダ

夏の猛暑の中、「食欲不振の時でも、ドレッシングを掛けたサラダをたくさん食べて健康になって欲しい」との思いが込められています。また、パスタソースやタレなど新しいドレッシングの利用方法をアピールすることも目的とか。

ドレッシングのレシピ動画をご紹介!

ドレッシング

ドレッシングの作り方を調べたら、驚くほどたくさんあったので、その中のとても簡単だったレシピをいくつか紹介します。

自宅で再現可能なあの有名店のドレッシングの作り方!

美味過すぎ自家製ドレッシング

材料は、「あめ色玉ねぎミジン」「トマト」「人参」「にんにく」「アンチョビ」「黒コショウ」「塩」「ドライバジル」「オリーブオイル」「サラダ油」「みりん」「醤油」「酢」です。

フレンチドレッシングの作り方

即席、フレンチドレッシング

材料は、「酢」「サラダ油」「塩」「コショウ」だけです。

和風ドレッシングの作り方

簡単、和風ドレッシング

他のレシピ

材料

  • 醤油: 3 テーブルスプーン(おおよそ15ml)
  • 米酢(または黒酢): 2 テーブルスプーン(おおよそ15ml)
  • ごま油: 1 テーブルスプーン(おおよそ15ml)
  • みりん: 1 テーブルスプーン(おおよそ15ml)
  • 砂糖: 小さじ1(お好みで調整)
  • すりごま: 大さじ1(お好みで)
  • ねぎ(刻んだもの): 適量(お好みで)
  • 生姜(すりおろし): 小さじ1(お好みで)

作り方

  1. 材料を準備する: 醤油、米酢、ごま油、みりん、砂糖を計量します。
  2. 混ぜる: ボウルに醤油、米酢、ごま油、みりん、砂糖を入れ、よく混ぜます。砂糖が溶けるまでしっかりと混ぜましょう。
  3. ごまやねぎを加える: お好みで、すりごまや刻んだねぎ、生姜を加え、さらに混ぜます。
  4. 味を調整する: 味を見て、必要に応じて醤油や酢の量を調整します。
  5. 保存する: 作ったドレッシングは、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存できます。1週間以内に使い切るのがおすすめです。

使い方

  • サラダにかけて
  • 冷ややっこにかけて
  • 蒸し野菜や焼き魚のソースとして

お好みでアレンジして、自分だけの和風ドレッシングを楽しんでください!

無限に野菜が食べられる至極のドレッシング

永遠に野菜が食べられるドレッシング

材料は、「リンゴ」「人参」「にんにく」「すりごま」「ねりごま」「卵黄」「アンチョビ」「塩」「蜂蜜」「白コショウ」「黒コショウ」「サラダ油」「オリーブオイル」「醤油」で、ミキサーが必要です。

自家製ドレッシング3種

自家製ドレッシング3種
  1. 生レモンドレッシング
    材料は、「レモン」4個「酢」「サラダ油」「オリーブオイル」「塩」「砂糖」
  2. わさび風味ドレッシング
    材料は、「酢」「サラダ油」「醤油」「砂糖」「塩」「わさび」「ピクルス」
  3. 刻み搾菜入り中華ドレッシング
    材料は、「紅ショウガ、ザーサイ」「酢」「サラダ油」「ごま油」「醤油」「砂糖」「塩」「白いりごま」

お好みのドレッシングで野菜を沢山食べよう!

ドレッシングが掛かったサラダ

ドレッシングと言っても、色々な種類があり、大きく分けても「和風」「洋風」「中華風」があります。それだけ沢山種類があっても、好みの味を見つけることは至難の業です。しかしドレッシングは、自由自在に味の微調整が可能ですので自分好みの味にアレンジして、この夏は野菜を沢山食べて猛暑を乗り切りましょう。


「ドレッシングの日」に関するツイート集

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8月22日の誕生花「クルクマ」

「クルクマ」

基本情報

  • 学名Curcuma petiolata
  • 科名 / 属名:(ショウガ科・ウコン属)
  • 分類:多年草
  • 原産地:タイ、インドなどの熱帯アジア
  • 開花期:夏(5月~10月頃)
  • 別名:「ハルウコン(春ウコン)」「ウコンの花」
  • 切り花としての人気:花持ちが非常に良く、アレンジメントや仏花としても用いられる。

クルクマについて

特徴

  1. 花に見える部分は苞(ほう)
    • 実際の花は苞の間に小さく咲く白や淡黄色の部分で、一般的に目立つ色鮮やかな部分(ピンク・紫・白・緑など)は苞。
    • この苞が重なり合って美しい造形をつくる。
  2. エキゾチックで上品
    • ショウガ科らしい独特の形態を持ちながらも、柔らかな色合いが気品を感じさせる。
  3. 強い生命力
    • 熱帯の植物らしく暑さに強い。切り花にしても長持ちする。
  4. 観賞用と薬用での違い
    • 観賞用に流通するクルクマは花を楽しむ種類。
    • 一方でウコンの仲間として、根茎を薬用・香辛料に利用する種類もある。

花言葉:「あなたの姿に酔いしれる」

優雅で幻想的な姿

  • クルクマの苞は、まるで異国のランの花のようにエキゾチックで整った形をしており、人目を奪う美しさがある。
  • その艶やかで魅惑的な姿に、思わず見惚れてしまうことから「あなたの姿に酔いしれる」という花言葉が与えられた。

長く咲き続ける花持ち

  • 切り花にしても非常に日持ちがよく、いつまでもその姿を眺めていられる。
  • 「ずっと見つめていたい」「酔いしれるほどに美しい存在」というイメージに重なる。

異国情緒の強さ

  • 日本では珍しい熱帯的で豪奢な姿が、日常を忘れさせるような陶酔感を与える。

「あなたの姿に酔いしれる」

夏の午後、ガラス張りの温室に足を踏み入れたとき、瑞希は思わず息を呑んだ。蒸し暑さとともに、異国の香りが肌にまとわりつく。そこに広がっていたのは、鮮やかな色を放つ花々。そのなかでひときわ彼女の目を奪ったのが、クルクマだった。

 整然と重なり合う苞は、まるで異国のランの花のよう。白から淡いピンク、そして濃い紫へと色を変えるその姿は、現実の風景というより幻想の断片のように見えた。瑞希はガラス越しの光を浴びて艶やかに立つ花々から目を離せなかった。

 「この花、クルクマっていうんですよ」
 背後から声がした。振り返ると、温室の管理をしている青年が立っていた。爽やかな笑みを浮かべたその人は、まるで花に負けないほど自然に光をまとっているように感じられた。

 「あなたの姿に酔いしれる、って花言葉があるんです」
 青年はそう言って、手にした霧吹きを軽く振った。細やかな水滴が苞の表面に散り、光を受けて宝石のように輝く。その一瞬に、瑞希の胸はきゅっと縮んだ。――まるでその言葉が、彼自身の存在を説明しているように思えたからだ。

 花言葉など、これまで深く考えたことはなかった。けれど、この花を目の前にした瞬間だけは違った。瑞希は確かに「酔う」感覚を覚えた。形の美しさだけではなく、どこか現実を忘れさせる力を持っていた。

 青年は説明を続けた。「クルクマは切り花にしても長持ちするんです。だから、ずっと飾っておいても色褪せにくい。ずっと眺めていられる花なんですよ」

 その言葉に、瑞希は不意に心の奥を衝かれた。ずっと眺めていられる存在。ずっと心を奪われてしまう存在。――それは、彼に対する自分の感情そのものではないか。温室の蒸気に紛れて、頬に熱が差すのを隠せなかった。

 「異国からやってきた花だから、日本ではちょっと特別なんです。豪奢で、でも品があって。日常を忘れさせるような雰囲気がありますよね」
 青年は柔らかく語りかける。瑞希はうなずきながら、心の中で思った。――あなたこそ、私にとって日常を忘れさせる存在。

 しばらく二人は黙って花を見つめていた。温室の奥に風が通り抜け、苞がかすかに揺れる。時間が止まったように思えた。瑞希は胸の奥でそっと言葉をつぶやく。

 ――あなたの姿に酔いしれる。

 その想いは、クルクマの花に秘められた花言葉そのままだった。青年に伝えることはできなかったけれど、花を介して心は確かに結ばれていた。

 温室を出るとき、瑞希は振り返った。クルクマの群れはまだ光を浴び、幻想のように咲き続けていた。彼にまた会いたい、あの花にもう一度触れたい。そう願う心は、熱帯の花のように静かに、しかし力強く根を張っていた。