ペリー上陸記念日

7月14日はペリー上陸記念日です

ペリー上陸記念日

1853年7月14日(旧暦6年6月9日)、アメリカの黒船艦隊4隻が江戸湾の浦賀沖に現れ、ペリー提督が久里浜に上陸し、将軍への親書を渡しました。その時の江戸は鎖国、当然異国からの黒い船に街は大混乱です。その時の様子が、蒸気船をお茶の銘柄・上喜撰にかけて、「太平のねむりをさます上喜撰たった四はいで夜もねられず」と狂歌に詠まれるほどだったといわれています。

2度のペリー来航で鎖国が終わった!

狙われた幕府、黒船の襲来!

ペリー(マシュー・ペリー提督)は、1年後に新書の返事を聞くために再び来航すると告げて帰国します。そこで幕府は、翌年のペリー再来に備えて品川沖に6基の砲台(台場)を完成させましたが、翌年の1854年に来航したペリーとの間で「日米和親条約」を結び、200年続いた鎖国がこの時、ついに終わりを告げました。

この「日米和親条約」を結んだことをきっかけとし、下田と箱館を開港、8月にはイギリスと日英和親条約、12月にはロシア帝国と日露和親条約がそれぞれ締結され、鎖国状態は完全に崩壊することとなります。また、このペリーによる「日米和親条約」が結ばれるまでに「ロシア帝国」「イギリス」「フランス」「アメリカ合衆国」などの艦船が日本に来航し、開国を求める交渉を行っていますが、その多くは拒否したそうです。

マシュー・ペリー提督

ペリー来航と日米和親条約

ペリー提督は、1794年4月10日にロードアイランド州のニューポートにてアメリカ海軍私掠船長の「クリストファー・レイモンド・ペリー」と、妻セーラの3男として生まれました。その後に彼は、アメリカ海軍の軍人となり、鎖国状態の日本に来航して開国を要求したことで知られていますが、日本の文書には「ペルリ」と記載されていたそうです。ちなみに彼の正式名は、「マシュー・カルブレイス・ペリー」であり、兄の「オリバー・ハザード・ペリー」は英雄として知られています。

日本の開国までの経緯

日本の開国は、19世紀中頃の国際情勢の変化とアメリカの外交政策によって大きく影響を受けました。以下にその経緯を詳しく解説します。

ペリーの計画と準備

  • ペリーの提案: 1851年1月、アメリカ海軍のマシュー・ペリーは、海軍長官ウィリアム・アレクサンダー・グラハムに日本を遠征する基本計画を提出しました。
  • 日本に関する研究: ペリーは、シーボルトの著書『日本』など約40冊の日本に関する書籍を読み、日本の開国を実現するための方法を模索していました。

アメリカの外交政策

  • フィルモア大統領の指示: 当時のアメリカ大統領、フィルモアは、東インド艦隊司令官の代将ジョン・オーリックに日本の開国と通商関係を結ぶ任務を託していました。
  • サスケハナの出発: 1851年6月8日、蒸気フリゲート「サスケハナ」が東インド艦隊の旗艦としてアジアに向けて出発しました。この艦名は、アメリカ原住民の言葉で「広く深い川」を意味します。

トラブルとペリーの任命

  • オーリックの解任: サスケハナの艦長であるインマン海軍大佐とのトラブルにより、ジョン・オーリックは広東に到着後、病気を理由に解任されました。
  • ペリーの就任: 1852年2月、マシュー・ペリーが東インド艦隊の代将に任命され、日本への遠征が具体化していきました。

「ジョン・オーリック」の代わりにペリーが出航

そして「ペリー」は、ミラード・フィルモア大統領の親書を持ち、日本に開国を要求するためにバージニア州ハンプトン・ローズから蒸気フリゲート艦ミシシッピ号に乗船して、1852年11月24日に出航します。その後、大西洋を渡り、マデイラ諸島⇒ケープタウン⇒モーリシャス⇒セイロン⇒シンガポール⇒マカオから香港へと航海します。そして、1853年5月4日には上海に到着し、「サスケハナ」などの艦隊と合流します。

サスケハナの琉球訪問

琉球王国、首里城

1852年5月17日、アメリカの蒸気フリゲート「サスケハナ」を旗艦として、ペリーは沖縄の琉球に向かいました。琉球には5月26日に到着し、那覇沖に停泊しました。

首里城への訪問打診

  • 訪問の打診: ペリーは首里城への訪問を打診しましたが、琉球王国はこれを拒否しました。
  • 武装した海兵隊の派遣: 琉球王国の拒否に対して、ペリーは武装した海兵隊を率いて首里城へ向かうことを決定しました。

琉球王国との交渉

  • 会見の実現: 琉球王国は「兵と武器の持ち込みは拒否するが、会見には応じる」との姿勢を示しました。これにより、武装解除されたペリーと彼の士官たちが首里城に入城することができました。
  • 大統領親書の手渡し: 琉球王国側は、アメリカ大統領からの親書をペリーに手渡しました。また、酒と料理でもてなされ、ペリーは感謝の意を表しました。

高官の招待

ペリーは琉球の高官を旗艦「サスケハナ」に招待し、料理を振る舞われたと伝えられています。この交流は、アメリカと琉球王国の関係を深める重要な一歩となりました。

黒船来航はここから始まる

ペリーはその後、艦隊の一部を那覇に残し、4隻の軍艦を引き連れ小笠原諸島を探検します。そして、6月23日に一度琉球へ戻りますが、やはり一部の艦隊を残したまま、7月2日に日本の浦賀へ向けて出航しました。そして4隻のペリー艦隊は1853年6月3日に浦賀に入港します。

ここから、あの日本史で必ず学ぶほど、誰もが知っている黒船来航が始まります。この事件があったからこそ、世界中の素晴らしい品々が次々と持ち込まれ、それを日本独自の改良を重ね、より良いものを作ろうという努力が始まったのでしょう。こうした経緯が、我々にとって誇らしい国へと変えてくれた原点なのだと思っています。

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7月12日の誕生花「アキレア」

「アキレア」

基本情報

  • 和名:ノコギリソウ(鋸草)
  • 学名Achillea millefolium
  • 英名:Yarrow(ヤロー)
  • 科名/属名:キク科/ノコギリソウ属
  • 原産地:ヨーロッパ〜アジアの温帯地域
  • 開花時期:5月〜8月(種類により異なる)
  • 草丈:30〜100cm程度
  • 多年草

アキレアについて

特徴

  • 葉が鋸のような形をしていることから、和名では「ノコギリソウ」と呼ばれます。
  • 葉は細かく切れ込みが入り、柔らかく羽のような形状。古くは薬草やハーブとしても利用されていました。
  • 花は小花が密集した平らな散形花序を作り、白・ピンク・赤・黄色など多彩な色合いがあります。
  • 強健で乾燥に強く、野草的なたくましさがあり、ガーデニングでも人気。
  • 花持ちがよく、切り花やドライフラワーにも適する

花言葉:「まごころ」

アキレアの花言葉の一つ「まごころ(真心)」は、以下のような特徴や伝承に由来すると考えられています:

ギリシャ神話の逸話

  • 名前の由来となっているのは、ギリシャ神話の英雄アキレウス(Achilles)。
  • 彼はこの植物を戦場で兵士の傷の治療に使ったとされ、その治癒力と献身的な行動から「真心を尽くす象徴」とされたと言われています。

花の咲き方と印象

  • 無数の小さな花が集まって、一つの花のように見える姿。
  • ひとつひとつの小さな存在が力を合わせて、調和の美しさを生むことから、控えめながらも誠実な心の象徴とされました。

薬草としての歴史

  • 古くから人々の健康を守る植物として親しまれ、心を込めた手当や癒しの象徴とも。
  • 「人の痛みに寄り添う植物」として、「まごころ」や「癒し」の意味が込められました。

「アキレアの咲く丘で」

風が吹くたびに、小さな白い花々がさらさらと揺れた。丘の上に咲くアキレア――ノコギリソウ。誰もいないこの場所に、ひとりの女性が静かに立っていた。

名前は灯(あかり)。看護師として働く日々の中で、今日は久しぶりの休日だった。祖母の遺した手帳を手にして、この丘にやって来たのだ。

「傷を癒すには、この草がいいのよ」

まだ幼かった灯に、祖母はよくそう言って庭の片隅に生えていたアキレアを見せてくれた。乾燥させてお茶にし、香りを嗅がせ、時には小さな擦り傷に湿布を作ってくれた。

──でも、これはただの草じゃないのよ。

祖母はある日、そんなふうに言った。

「ギリシャ神話に出てくるアキレウスって英雄がね、戦で負った仲間の傷をこの草で癒したっていうの。だからこの花には“まごころ”っていう花言葉があるのよ」

灯はその話を、子どものころの空想のように受け取っていた。けれど、大人になった今、その言葉が心に深く刺さる。

病院での仕事は、日々が闘いだった。止まらないナースコール、患者の怒りや不安、仲間との連携ミス。優しくしたくても、疲れ果てて笑えない日もあった。

「人に真心を尽くすって、どういうことなんだろうね、おばあちゃん……」

小さく呟いた灯の足元で、アキレアの群れが風に揺れる。無数の小さな花が集まって、一つの調和を作り出す姿。それはどこか、看護の現場にも似ていた。一人ひとりは小さな力でも、集まれば大きな支えになる。そう信じて、祖母は看護の道を志し、そして灯もまたそれを受け継いできたのだ。

ふと、ポケットの中で手帳が揺れた。開いてみると、あるページに書かれた言葉が目に留まった。

「真心とは、痛みに寄り添うこと。
言葉がなくても、傍にいること。
それだけで、人は少しだけ強くなれる。」

涙がひと粒、頬を伝った。灯はその場に膝をつき、アキレアの花にそっと手を伸ばした。柔らかく、繊細な感触。だけど、どこか芯のある生命力。

祖母が遺した花。アキレウスが使ったという伝説の草。古代からずっと、人の痛みに寄り添い続けたこの植物に、彼女は今、確かな何かを感じていた。

「もう一度、ちゃんと向き合ってみる。患者さんと、自分自身と……」

立ち上がると、風が背を押してくれたような気がした。

灯は静かに丘を後にした。その胸には、ひとひらの“まごころ”が、確かに芽吹いていた。

イーサン・ハントの日!?

7月13日はイーサン・ハントの日

イーサン・ハントの日は、世界的に人気のスパイアクション映画シリーズ『ミッション:インポッシブル』の主人公、イーサン・ハントを祝うために制定された特別な日です。この記念日は、以下のような背景があります。

記念日の由来

  • 制定日: 1996年7月13日
    • 『ミッション:インポッシブル』第1作目が日本で公開された日です。
  • 語呂合わせ: 13日は、主人公イーサン・ハントの名前の読み方「イー(1)サン(3)」にちなんでいます。

映画シリーズの背景

  • 第5作目の公開: 2015年8月7日に公開された『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』のPR活動の一環として制定されました。
  • 日本記念日協会の認定: この記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されましたが、その後、同協会の記念日登録は終了しています。

『ミッション:インポッシブル』シリーズの歴史

  1. 第1作目: 1996年公開
  2. 第2作目: 2000年7月8日公開の『ミッション:インポッシブル2』(M:I-2)
  3. 第3作目: 2006年7月8日公開の『ミッション:インポッシブル3』(M:i:III)
  4. 第4作目: 2011年12月16日公開の『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』

映画の基盤

『ミッション:インポッシブル』は、アメリカのテレビドラマ『スパイ大作戦』を基にした映画です。興行的成功を収めたこのシリーズでは、主演のトム・クルーズが映画プロデューサーとしても活躍しており、監督選びにも関与しています。

ミッション:インポッシブル最新作

ミッションインポッシブル7(仮題)」は2021年11月19日、「ミッションインポッシブル8(仮題)」は2022年に全米公開される予定なのだそう。

英俳優ニコラス・ホルト

ニコラス・ホルト

トム・クルーズ主演のシリーズ最新作「ミッション:インポッシブル7」に、英俳優ニコラス・ホルトの出演がわかりました。この事は、クリストファー・マッカリー監督がSNSで公開しています。

2作連続の監督、マッカリー

「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」と「ミッション:インポッシブル フォールアウト」の2作連続で監督を務めたマッカリーが、次の第8作も含め監督と脚本を務めるとの事。ニコラス・ホルトは悪役を演じるようですが詳細は不明です。

まとめ

Muhamad Suhkry AbbasによるPixabayからの画像

イーサン・ハントの日は、スパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』の魅力を再認識し、主人公イーサン・ハントの冒険を祝う特別な日です。この記念日を通じて、映画ファンは彼の活躍を振り返り、シリーズの新作を楽しむきっかけとなるでしょう。

最新作が楽しみ

毎回素晴らしい内容と、迫力のアクションが面白く1作目から何度も繰り返し観ました。今度の新作もひじょ~に楽しみにしています。


「イーサン・ハントの日」に関するツイート集

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7月11日、8月10日の誕生花「ハイビスカス」

「ハイビスカス」

hartono subagioによるPixabayからの画像

基本情報

  • 科名/属名:アオイ科/フヨウ属(Hibiscus)
  • 学名Hibiscus (Hibiscus rosa-sinensis)
  • 原産地:ハワイ諸島、モーリシャス島
  • 分類:常緑低木(一部は多年草)
  • 開花時期:5月〜10月(暖地では通年)
  • 花色:赤、ピンク、黄色、オレンジ、白、紫など多彩
  • 別名:ブッソウゲ(仏桑花)

ハイビスカスについて

Danny SchreinerによるPixabayからの画像

特徴

  • 南国の花の代表格
     大きく鮮やかな花を咲かせることから、トロピカルなイメージを持つ花として有名です。
  • 一日花
     多くの品種は「一日花」で、朝咲いて夕方にはしぼむという儚い性質を持っています。ただし次々に新しい花を咲かせ、長期間楽しめるのが魅力です。
  • 開花力が高い
     温暖な気候を好み、日光を浴びるほどよく花をつけます。庭植え・鉢植えどちらでも育てやすく、ガーデニングにも人気。
  • 花の構造
     5枚の大きな花びらと、中央に長く突き出た「雄しべ・雌しべ」が特徴的。花の形がダイナミックで、遠目からでも目立ちます。

花言葉:「繊細な美」

hartono subagioによるPixabayからの画像

ハイビスカスにはさまざまな花言葉がありますが、「繊細な美(delicate beauty)」は特に以下の点に由来すると考えられています。

◎ 一日でしぼむ花の儚さ

 見事に咲いたその美しさは、わずか一日で終わってしまう――
 この「儚さ」と「美しさ」の対比は、まるで一瞬の中に宿る美のようであり、まさに「繊細な美」を象徴しています。

◎ 花びらの質感と色合い

 ハイビスカスの花びらは薄くて柔らかく、光を通すほど繊細。
 さらに赤やピンク、黄色などの鮮やかな色彩が、やさしくも華やかな印象を与えます。

◎ 美しくも傷つきやすい存在

 南国の強い日差しの中で輝く姿は生命力にあふれていますが、ちょっとした環境の変化で傷んでしまうほどデリケート。
 そんな特性も「繊細な美」という言葉にぴったりです。


「一日だけの約束」

Dinesh kagによるPixabayからの画像

海風が静かに吹く、南の島の小さな入り江。
 今日も、崖のふちに咲いた真紅のハイビスカスが、朝の光を受けてそっと開いた。

 「やっぱり、今日も咲いてるんだね」

 椰子の木の下に立つ青年・奏太は、しゃがみ込んでその花に視線を落とした。
 隣には、旅先で出会った少女――真白(ましろ)が立っている。真っ白な帽子と、淡いピンクのワンピースが風に揺れていた。

 「この花、一日でしぼんじゃうんだって。夕方にはもう閉じちゃう。だから……朝のこの時間が、一番きれい」

 真白はそう言って、少し寂しそうに微笑んだ。
 奏太は彼女とこの島で出会って、もう三日目だった。宿も偶然同じで、朝になると不思議と決まってこの崖に向かって歩く。話すことは多くないけれど、なぜか言葉がなくても居心地がよかった。

 「なんか、お前みたいだな」
 「……え?」
 「朝の光の中でだけ咲いてて、ふっといなくなっちゃいそうな感じ」

 真白は驚いたように目を見開き、やがて困ったように笑った。

 「……あたしね、病気なの」
 「え……」

hartono subagioによるPixabayからの画像

 その声はあまりにあっけなく、波の音に溶けるようだった。
 「すぐにどうこうってわけじゃないけど、体の中に、ずっと“夕方”が迫ってるの。あたしの“今”って、朝のうちだけなのかもしれない。だから……朝の花が好き」

 赤いハイビスカスが、風に揺れていた。
 触れたら壊れてしまいそうなほど柔らかい花びら。だけど、その色はまっすぐで、あざやかで、命を抱いていた。

 「わたし、自分のことをこの花みたいだなって思ってる」
 「……繊細な美、ってやつか」
 「うん。強く咲いてるのに、ふとしたことで傷ついちゃう。でも、それでも咲きたかったんだって、思えるようになった」

 奏太は返す言葉が見つからなかった。ただ、少しだけ手を伸ばして、真白の帽子のつばを押さえた。風が吹いていた。小さな花も、彼女の髪も、時間もすべて、ほんの一瞬のまぶしさの中にあった。

 やがて、彼女が小さく言った。

 「明日、東京に戻るんだ」
 「……そっか」

 「でも、この島の朝のこと、ずっと忘れない。ねえ、またいつか咲けると思う? わたしの中の花」

 奏太は少し笑って、そっと答えた。

 「咲くよ。今みたいに、光をちゃんと見てれば。朝は、何度でも来る」

 真白は目を伏せ、もう一度ハイビスカスを見た。
 まるで、自分の心を映すような、真っ赤な一輪の花。

 それはたった一日でしぼむ花だった。けれど、誰よりも鮮やかに、自分の時間を咲かせていた。

ローリング・ストーンズの日

7月12日はローリング・ストーンズ記念日

Paul SloaneによるPixabayからの画像

1962年7月12日、ローリング・ストーンズがロンドンのマーキー・クラブに初出演。 日本では初来日公演日の90年2月14日も 、社団法人・日本記念日協会によって記念日として制定されています。

ローリング・ストーンズ

David MarkによるPixabayからの画像

ザ・ローリング・ストーンズ は、イギリスのロックバンドで、1962年4月のロンドンで、「ブライアン・ジョーンズ」、「イアン・スチュワート」、「ミック・ジャガー」、「キース・リチャーズ」によって結成。その後、「ビル・ワイマン」と「チャーリー・ワッツ」も加わっています。

代表曲

代表曲は、「サティスファクション」「ルビー・チューズデイ」「夜をぶっとばせ」「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」「ホンキー・トンク・ウィメン」「ブラウン・シュガー」「ダイスをころがせ」「悲しみのアンジー」「ミス・ユー」「スタート・ミー・アップ」など。

ローリング・ストーンズの現在

ザ・ローリング・ストーンズが23日、新曲「リヴィング・イン・ア・ゴースト・タウン」を世界で同時配信リリース。オリジナル新曲は2012年の「ドゥーム・アンド・グルーム」、「ワン・モア・ショット」以来で8年ぶりなのだそう。これを機にあまり知らなかった人も聴いてみては如何でしょうか!

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7月10日の誕生花「グロキシニア」

「グロキシニア」

hartono subagioによるPixabayからの画像

基本情報

  • 学名Sinningia speciosa
  • 科名:イワタバコ科(Gesneriaceae)
  • 属名:シンニンギア属(Sinningia)
  • 原産地:ブラジルなど南アメリカ熱帯地域
  • 分類:多年草(球根植物)
  • 開花時期:4月下旬~7月上旬、9月~11月上旬(切り戻しした場合)
  • 草丈:20〜30cm程度

グロキシニアについて

hartono subagioによるPixabayからの画像

特徴

◎ ベルのような花形

  • グロキシニアの最大の魅力は、ベル形(鐘形)でビロードのような質感の花
  • 花の色は赤、紫、ピンク、白、青、複色など多彩。

◎ 光沢ある大きな葉

  • 葉は楕円形で、深緑色に細かい毛が生えた柔らかな質感。
  • 葉脈がはっきりしており、観葉植物としても見ごたえあり。

◎ 球根で休眠する

  • 冬には地上部が枯れて球根だけが残り、春にまた芽吹く。
  • 球根を休眠期に掘り上げて管理することで、翌年も開花可能。

◎ 日当たりと湿度を好む

  • 明るい日陰または間接光を好み、直射日光は苦手
  • 多湿に強いが、過湿や水のかけすぎには注意(特に葉や花に水がかかると傷む)。

◎ 室内栽培向き

  • 高温多湿を好む性質から、室内や温室栽培に適している
  • 温度は15〜25℃が適温で、寒さには弱い。

花言葉:「華やかな日々」

hartono subagioによるPixabayからの画像

由来

◎ ビロードのような豪華な花姿

グロキシニアの花は、濃厚な色彩光沢のあるベル型の花びらが特徴的です。
見た目の印象はまさに「華やか」。咲いているだけで空間がパッと明るくなります。
この豪華で豊かな雰囲気が、まるで特別な日々を彩るような華やかさを感じさせます。

◎ 多彩な色と長く咲く性質

赤、紫、青、白、ピンクなど多彩な色のバリエーションに加えて、手入れ次第では1〜2か月も咲き続けることもあります。
毎日違うように感じられるその美しさから、日々が彩られ、幸福感に満ちていく様子が連想され、「華やかな日々」という意味につながったと考えられます。

◎ 室内で楽しめる花=暮らしの中の小さな祝祭

温室や室内でも育てやすく、贈り物や観賞用としても親しまれてきた花です。
特にヨーロッパでは「テーブルを飾る贅沢」として人気があり、日常の中に小さな非日常=華やかさをもたらしてくれる花として愛されてきました。


「華やかな日々」

hartono subagioによるPixabayからの画像

祖母の家には、年に一度だけ咲く不思議な花があった。
 初夏になると、窓辺のテーブルに置かれた鉢の中から、深い紅色の花が静かに開く。ビロードのような光沢を放ちながら、まるで誰かの記憶を呼び覚ますように。

 「グロキシニアっていうのよ」

 まだ幼かった私に、祖母はそう言ってその花を撫でた。
 指先が触れるだけで花びらが壊れてしまいそうなのに、どこか力強い美しさがそこにはあった。

 「華やかな日々、っていう花言葉があるの。素敵でしょう?」

 ――華やかな日々。
 当時はよく意味がわからなかった。ただ、祖母がこの花を大切にしていることだけは、子どもながらに強く感じていた。

 高校生になって、私は祖母の家に寄りつかなくなった。
 部活に恋愛にバイトにと、日々の忙しさに追われ、あの花のことなどすっかり忘れていた。

 祖母が倒れたのは、そんなある年の初夏だった。
 病院のベッドで静かに目を閉じる祖母を前にして、私はようやく、何か大切なものを置き去りにしてきたことに気づいた。

hartono subagioによるPixabayからの画像

 その年、祖母の家に戻った私は、誰もいない居間の窓辺で、あの花が咲いているのを見つけた。
 深い赤、紫、そしてほのかなピンク――。複数の鉢に植えられたグロキシニアたちが、光を浴びて静かに揺れていた。

 思わず息をのんだ。
 まるで祖母の代わりに、そこにいるようだった。
 あのとき祖母が語った言葉が、ふいに胸の中で蘇る。

 「咲いているだけで空間が明るくなるのよ。毎日がね、特別みたいに感じられるの」

 花の姿は、まさにそれだった。
 濃厚な色彩と、柔らかなベル型の花びら。目を奪うほどの華やかさがあるのに、どこか静かで、優しい。

 私はその日から、毎朝グロキシニアに水をやるようになった。
 花は驚くほど長く咲き続け、色を変えながらも日々の風景に溶け込んでいく。

 気づけば、私は笑うことが増えていた。
 夕暮れに部屋を満たすやわらかな光、湯気の立つカップ、少し疲れた身体を包む毛布――何気ない日々が、まるで花のように尊く思えた。

 それが、祖母の言っていた「華やかな日々」なのだと、ようやくわかった気がした。

 季節が巡り、今年もまたグロキシニアの蕾が膨らみ始めた。
 私はひとつ鉢を選び、友人への贈り物にした。ちょっとしたお礼に、と思って選んだのに、包装しながら胸が温かくなる。

 「咲いたらね、きっと特別な気持ちになれるから」

 そう言って渡した帰り道、私はふと空を見上げた。
 夕焼けの光が差し込む窓の向こう、あの花がまた静かに揺れていた。

ラーメンの日

7月11日はラーメンの日です

7月11日はラーメンの日

日本ラーメン協会は、2017年に「日本記念日協会」へ申請登録。7をレンゲ、11を箸として、7月11日を「ラーメンの日」と正式制定しています。という事で、今回はラーメンに注目してみます。

ラーメンは味噌、醤油、塩、豚骨

ラーメンは味噌、醤油、塩、豚骨と様々。

ラーメンと言えば、味噌と醤油、あっさり系の塩、そして九州の豚骨ラーメンですよね!全国には、数々の特徴を持ったご当地ラーメンがあります。その中から、特に人気のご当地ラーメンを簡単に紹介します。

ラーメン札幌 一粒庵

札幌グルメ、味噌ラーメン

北海道の玄関口、札幌駅の南口から東に徒歩2分。レンガの色をした外観が目印、ホクレンビルの地下1Fのラーメン札幌 一粒庵。店の名前「一粒庵」の由来は、麺の主原料である小麦の一粒一粒を大切にしたいとの思いからだとか・・・。

メニューの中で1番人気なのが、「元気のでるみそラーメン」。こちらは、オリジナルな札幌味噌ラーメンで、味わいは大人向けの味噌ラーメン。トッピングにも炒り卵や、ニンニクを匂いがしない調理法をされています。北海道産小麦の自家製麺も、スープに負けない存在感です。

白河ラーメン

白川ラーメン

白河ラーメンは、コシの強い麺と、醤油味のスープが特徴。そのスープは味わい深く、ちぢれ麺がよく絡みます。白河市は、白河ラーメンを出す店がたくさんあり、各店舗の独特の味付けで勝負しています。

赤穂塩ラーメン

播州赤穂塩ラーメン

塩の街で有名な兵庫県赤穂。そこで獲れた塩とラーメンを盛り上げるため、地元の青年会議所が中心となって設立したのが播州赤穂塩ラーメン組合。この組合の認定がなければ、赤穂塩ラーメンと名のることができないそうです。

広島ラーメン

広島ラーメン

広島ラーメンは、豚骨、鶏ガラ、野菜などをじっくり煮出して醤油味のタレを加えたスープが特徴。具材の基本は、煮豚のチャーシュー、葱、もやし、シナチクの4種です。

熊本ラーメン

熊本ラーメン

麺は、博多ラーメンより太くて、スープは豚骨と鶏ガラをブレンドしています。味は、コクはありますが、鶏ガラのおかげかややマイルドです。熊本ラーメンの一番のアクセントはニンニクの香りで、その香ばしさは食を誘います。現在は関東に進出していていますが、新型コロナが収束したら、くまモンがいる本場、熊本へ足を運んでみてください!

まだまだ全国に沢山、ラーメン屋さんがあります!

全国に沢山、ラーメン屋さんがあります!

全国には、まだまだたくさん特徴のあるラーメンがあります。旅先のホテルのそば、ドライブ中に見つけた旨さを誘う看板、ネットや情報雑誌にも無い、自分だけ知っているラーメン屋さんを見つけてみませんか!


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7月9日の誕生花「ギボウシ」

「ギボウシ」

GernotによるPixabayからの画像

基本情報

  • 和名:ギボウシ(擬宝珠)
  • 学名Hosta spp.
  • 英名:Hosta / Plantain lily
  • 科名/属名:キジカクシ科(旧分類ではユリ科)/ギボウシ属
  • 原産地:日本、中国、朝鮮半島など東アジア
  • 花期:7月~8月ごろ
  • 多年草/宿根草:多年草

ギボウシについて

PitschによるPixabayからの画像

特徴

  1. 葉が主役の植物
     ギボウシは、花よりも美しい葉を楽しむ観葉植物として人気です。丸みのある楕円形の葉には、緑・白・黄色などのバリエーションがあり、模様や葉色のコントラストが非常に美しいです。
  2. 半日陰でも育つ丈夫さ
     日陰や湿気に強く、日本の気候にとても合っています。和風の庭や山野草の植栽によく使われる理由のひとつです。
  3. 花も楚々と美しい
     ラッパ状の淡紫色~白色の花を、初夏から夏にかけてすっと立ち上がる花茎に咲かせます。その姿は控えめながら、涼しげな風情を漂わせます。
  4. 名前の由来
     若いつぼみの形が、橋の欄干などに使われる「擬宝珠(ぎぼし)」に似ていることから名付けられました。

花言葉:「鎮静」

wisconsinpicturesによるPixabayからの画像

ギボウシの花言葉のひとつに「鎮静(Calm / Serenity)」があります。この言葉の背景には、植物の持つ静かな美しさと癒しの雰囲気が深く関係しています。

静かな葉姿
 風に揺れる大きな葉が、まるで心をなだめるような穏やかな動きを見せます。派手さのない、落ち着いた佇まいは、見る人の心を自然と落ち着けてくれます。

涼感を与える存在感
 夏の暑い季節に、しっとりとした緑陰と薄紫の花が涼しげな印象を与え、「見るだけで心が安らぐ」ような感覚をもたらします。

茶庭や禅の庭に使われる植物
 静寂を重んじる日本庭園や茶の湯の世界でも重宝されており、その用途が「鎮静」という花言葉に結びついたと考えられます。


「静けさの庭で」

JamesDeMersによるPixabayからの画像

彼女の庭は、いつも静かだった。

 朝露に濡れた石畳。鳥のさえずりさえ遠慮がちに響く中、柔らかな風が、葉をそっと揺らす。とりわけ目を引くのは、濃淡のある緑の葉をゆったりと広げたギボウシたちだった。
 春の終わりから夏にかけて、細長い花茎をすっと伸ばし、薄紫の花をぽつり、ぽつりと咲かせる。それはどこか遠慮がちな佇まいで、けれど確かにそこに在る――まるで彼女自身のようだった。

 「どうぞ、座って」

 そう言って、彼女――咲枝(さきえ)は縁側に腰を下ろす。私が訪ねると、必ず冷たい麦茶を出してくれた。

 咲枝は、祖母の友人だった。
 祖母が亡くなってからというもの、私が時々この家を訪れるようになったのは、きっと何かを探していたからだと思う。
 喪失の重さに、まだ慣れないままの心の居場所を。

 「ギボウシって、派手じゃないけれど……静かで、いいわよね」
 そう言って咲枝は、ゆっくりとした手つきでうちわを仰いだ。

 「暑い夏でも、葉が生き生きしてるでしょう? 朝に見ると、なんだか心がすっとするの」

 確かに。
 濃い緑の葉は、まるで日差しを吸ってやわらげるように庭に広がり、風に揺れる姿は波のように穏やかだった。
 見ていると、胸の奥のざわつきが、すうっと消えていく気がする。

Angela CによるPixabayからの画像

 「この花の花言葉、知ってる?」と咲枝が尋ねた。
 私は首を横に振る。

 「“鎮静”よ。Calm。Serenity。」

 彼女はゆっくりと微笑んだ。

 「騒がしいものは、人の目を引くけど……心を癒すのは、静かなものなのね」

 その言葉が、不思議と胸に残った。
 大学も仕事も、効率とスピードがすべての世界で私は生きていた。
 目立つこと、成果を出すこと、それが評価される道だと思っていた。

 けれど祖母が亡くなり、少しずつ「何かが違う」と思い始めた。
 そしてこの庭で出会ったギボウシたちは、何も語らず、ただそこにあるだけで、私の気持ちを少しずつ整えてくれた。

 「もう少しゆっくり、息をしてもいいのかもしれない」
 私はぽつりとつぶやいた。

 咲枝は頷いた。
 「そう思えるようになったなら、もう大丈夫。ちゃんと、戻るところがあるから」

 日が傾き、庭の影が長くなる。
 ギボウシの葉の上に、やわらかな光がこぼれていた。

 帰り際、咲枝が小さな鉢を差し出してきた。
 「これ、株分けした子。あなたの部屋にも、静けさを一つ」

 私は両手でそれを受け取った。
 その葉は、小さくても堂々としていて、まるで「あなたはそのままで大丈夫」と言ってくれているようだった。

納豆の日

7月10日は納豆の日です

7月10日は納豆の日

1981年に「関西納豆工業協同組合」が関西限定の記念日として制定し、1992年に「全国納豆協同組合連合会」が、改めて全国の記念日として制定しています。という事で今回は、納豆について調べてみました。

納豆は大きく分けて2つ

納豆は大きく分けて2つ

納豆は大きく分けて、一般的によく食べられているネバネバして糸を引く「糸引き納豆」と、そして乾燥させた糸を引かない「塩辛納豆」の2種類あります。

塩辛納豆はどんな納豆?

塩辛納豆は、名のとおり塩辛く味噌のような風味があって、お茶づけとして食べたり、調味料として使用することが多いようです。

糸引き納豆は3種類


一つは、丸大豆納豆で、大豆を丸ごと煮て納豆菌で発酵させた、一般的に食べられている納豆。

もう一つは、挽き割り納豆で、大豆を炒ってあらく挽き、表の皮を取り除いてから煮るのが特徴です。

三つめは五斗納豆で、
昔から山形県米沢地方に伝わる郷土食であり、挽き割り納豆に麹や食塩をまぜて樽に仕込み、熟成させたもの。現在では「雪割り納豆」の名で販売されています。

納豆と言えば⁉️

納豆と言えば

納豆と言えば茨城県の水戸納豆ですが、2020年2月7日に総務省が発表した家計調査で、水戸市の2019年の1世帯あたり納豆総購入額が、前年に続き全国2位です。ちなみに、1位は福島市、3位は盛岡市でした。

血栓症予防にはナットウキナーゼ

血栓症予防にはナットウキナーゼ

納豆に含まれる酵素のナットウキナーゼは、血栓を溶かす効果があるといわれています。そして病院で使用されている血栓溶解剤の点滴と同等の作用を持ちます。更にその持続性は6~8時間の効果が継続します。

毎日、納豆を食べましょう!

毎日、納豆を食べましょう!

人は寝ている間に血栓できやすいために、夜に納豆を食べて寝るのが効果的だそうです。自分は脳出血で左半身麻痺の障害で、再発防止のためナットウキナーゼを摂取しています。そして、皆さんも毎日納豆を食べて心筋梗塞や脳梗塞の予防をしましょう!

おすすめ納豆!3種

天狗納豆

しっかりとした歯ごたえの豆で、糸の引きが細かい天狗納豆。味は、後味のいいほろ苦さとタレは甘すぎないのでよく合います。

水戸納豆 ナットウキナーゼ 茨城県産小粒納豆

職人の手作りで、一粒の納豆菌が均一にからんでいる昔ながらの納豆です。冷凍保存すると、おいしさそのまま風味を損なわず長期保存が可能。

熊本産 九州産大豆100%使用 だしかけ 納豆

かつおと昆布、しいたけ、帆立の和風出汁たっぷりのタレが大粒の納豆の旨さを絶妙に引き立てます。熊本マルキン元気納豆 九州産大豆100%を使用してます。


「納豆の日」に関するツイート集

2025年の投稿

2024年の投稿

2023年以前の投稿

7月8日の誕生花「カンパニュラ」

「カンパニュラ」

Yvonne HuijbensによるPixabayからの画像

基本情報

  • 和名:ツリガネソウ(釣鐘草)
  • 学名Campanula medium
  • 科名:キキョウ科(Campanulaceae)
  • 属名:カンパニュラ属
  • 原産地:南ヨーロッパ(フランス南東部からイタリア半島)
  • 開花時期:5月〜7月(種類によって異なる)
  • 草丈:約20cm〜1m前後(品種による)
  • 多年草または一年草:主に多年草(ただし一年草扱いされるものもあり)

カンパニュラについて

ingeborglindauerによるPixabayからの画像

特徴

  • 花の形が鐘(ベル)に似ていることから、ラテン語で「小さな鐘」を意味する「Campanula」が名前の由来。
  • 花色は紫・青・白・ピンクなどがあり、涼しげで上品な印象を与える。
  • 種類が豊富で、立ち性・ほふく性・つる性など様々な草姿がある。
  • 寒さに強く、耐寒性が高いため、寒冷地でも栽培しやすい。
  • 鉢植えや花壇、切り花としても人気が高い。
  • 中世ヨーロッパでは修道院の庭などで薬草や観賞用として栽培されていた歴史がある。

花言葉:「感謝」

Jan HaererによるPixabayからの画像

カンパニュラの花が風にゆれる様子や、控えめで可憐な姿が、人に何かを伝えたくてそっと話しかけているように見えることから、「感謝」「ありがとう」という気持ちを象徴するようになった。

釣鐘型の花が**「ありがとう」とお礼の言葉を告げるベルのよう**に見える、というイメージが背景にある。

花が下向きに咲く品種が多く、控えめで謙虚な印象が、感謝の気持ちを静かに表す姿と重なる。

誰かにそっと贈りたくなる、静かな思いやりの象徴として「感謝」の花言葉が定着したとされる。


「風のベルが鳴るとき」

Annette MeyerによるPixabayからの画像

駅から少し離れた場所に、小さな花屋がある。
 古い木の扉、白いペンキが少しはがれかけた看板、そして店先に並ぶ鉢植えたち。その一角に、紫と白の可憐な花が静かに揺れていた。

「……これ、カンパニュラっていうんだ」
 そう言ったのは、あのときの君だった。

 高校を卒業してから、もう十年以上が経つ。別々の道を選び、それぞれの場所で大人になった。だけど今でも、あの花を見れば君の声がよみがえる。風にそっと揺れるあの釣鐘型の花が、まるで「ありがとう」と小さくささやいているように思えてしまうのだ。

 あの日も風が吹いていた。卒業式のあと、私は花束を持って君のもとへ向かった。けれど、何も言えなかった。ただ花を差し出して、ぎこちなく笑っただけだった。
 君は、ふっと目を細めて、
「これ、僕の好きな花だ」
 そう言ってカンパニュラの花に指を伸ばした。

 君がこの花を好きだなんて知らなかった。偶然だった。だけどそれが、私たちの最後の会話になった。

 あれからずっと、「ありがとう」の言葉が言えずにいた。励まされていたこと、救われていたこと、君がさりげなく私にくれていた優しさのすべてに、何一つ返せないまま、私は大人になってしまった。

Foto-RaBeによるPixabayからの画像

 ——でも、もし、あの頃の自分に何かできるとしたら。
 花を通して、伝えることができるのなら。

 私は今、花屋で働いている。
 君のことがきっかけだった。カンパニュラに惹かれて、花の仕事を選んだ。言葉では伝えられなかった気持ちを、そっと花に託すようになった。

 今日も、あの花が風に揺れている。

 釣鐘型の小さな花が、まるで風とともにメッセージを奏でるように――。

「ありがとう」
 誰かに、そう伝えたくてここに来る人たちの気持ちを、私はそっと受け取る。

 控えめで可憐な花、カンパニュラ。
 下向きに咲くその姿は、まるで遠慮がちに頭を下げているよう。だけど、だからこそ美しい。静かで謙虚なその花姿は、言葉よりも深く感謝の心を映している。

 私は今日も一輪のカンパニュラをラッピングする。
 いつかの自分のように、言葉にならない「ありがとう」を胸に抱えて、この店の扉をくぐる誰かのために。

 風がまた、店先の花を揺らす。
 カンパニュラが、小さくベルを鳴らすように、優しく――静かに。