3月21日は国際森林デーです
国際森林デーは、2012年12月に国連総会にて決議、創設されました。その目的は、世界に存在する森林や樹木に対する意識を高めるための記念日です。ちなみに日本では、東京都が整備中である東京湾の「海の森」で、2014年から毎年3月に植樹会・交流会を開いています。
「海の森」のイベント
日本での「国際森林デー」イベントは、駐日大使から「大使館・国際機関職員」、「家族」、「留学生」らと、日本の子供たちから国際交流を深め、樹木に親しみ、森林を大切に思う心を世界に広げる願いを込める活動をしています。
森林の知るべき7つのファクト
- 地球上に広がる陸地の31%が森林です。
- 森林には、「両性類が80%」、「哺乳類が68%」、「鳥類が75%」の割合で生息していて、約16億人が「食料」「住居」「エネルギー」「医薬品」と収入を得るために森林に直接依存しています。
- 毎年、アイスランドと同等の広さ(1,000万ヘクタール)の森林が失われています。
- 南米の広さよりも広い面積(約20億ヘクタール)の土地が劣化しています。
- 現在、絶滅の危機にさらされているのは、両生類の41%、哺乳類の25%、鳥類の14%と推定され、森林の消失が大きな原因とされています。
- 森林伐採は、気候変動の原因であり、世界の温室効果ガス排出量の12〜20%を占めています。
- 森林を守ることはSDGsの目標15陸の豊かさを守ろうに直結しています。
森林が我々を支えてくれている
森林は、光合成をして酸素を供給してくれています。しかし、我々人間は自分のためだけにその森林など、地球の生態系を破壊しようとしています。その上、オゾン層破壊で温暖化が進み、自分たちが住めないようにしています。
人間は自ら首を絞めている
正に、自分たちの手で自分の首を絞めている状態です。そんな中、世界が動きだしたのがこの「国際森林デー」。今からでも森林を守る活動を強化して、後に継がれる人達のためにも、模範を見せていきたいと思います。