2月15日は涅槃会
2月15日は、仏教の祖・釈迦が亡くなったとされている釈迦入滅の日です。この日は、各寺院で釈迦の遺徳を偲ぶ法会が行われます。そして、この法会を「涅槃会(ねはんえ)」といいます。本来は陰暦2月15日でした。現在では、3月15日に行う寺院もあるのだそう。
涅槃会とは
涅槃会というのは、お釈迦様の命日とされる日に行われる法要のことだそうです。涅槃会は、仏教の解釈で、涅槃(肉体をなくして悟りの境地)に入ったお釈迦様をしのび、亡くなられた時の様子を描いた涅槃図を掲げながら行う仏教の三大年中行事。そして涅槃会では、普段公開されない涅槃図も公開され、貴重な仏教美術に親しめる機会でもあるそうです。
お釈迦様
仏教の開祖、お釈迦様が誕生したのは、正しい年代は分かっていません。今から約2,500年前の4月8日と伝えられているそうです。シャーキヤ(釈迦)族の国王である父「シュッドーダナ」と母「マーヤー」の間に生まれたとされてています。生まれた場所は、現在のネパール南部の「ルンビニ」だと伝えられています。その頃のインドとその周辺国は、国全体を統一する王朝がなく、多くの部族国家が存在していたそうです。
お釈迦様の名前
お釈迦様が生まれたときは、サンスクリット語の「ゴータマ・シッダールタ」という名前を付けられています。また別の発音で「ガウタマ・シッダールタ」とされることもいわれています。お釈迦様は、「ゴータマ・シッダールタ」という本名があるのに、何故「お釈迦様」と呼ばれるようになったかは、有力説として釈迦族の王子だからということがあるそうです。
仏教を知らずにお葬式
私は、生まれてからほとんど身内や知人の葬式や法要以外は仏教に深く関わる事がありません。なので、仏教のことをなにも知らずに今日まで生きてきました。知っていることといえば、御新香をあげて手を合わせるぐらい。そして、法要などでお坊さんが、仏の教えを聞くことぐらいです。大切なのは、「仏教とは、何か?」という事よりも、悟りを開いた人から人生の生き方を学びとることだと思います。