うるう年

2月29日はうるう年です

2月29日はうるう年

2月29日は、1年が366日となる年のことで、通常暦の上で2月の最終日は28日までとなっていますが、4年に一度だけ29日まである年があり、その日を「うるう年」と呼ばれています。

うるう年の由来

うるう年の由来

紀元前45年、ローマの英雄ユリウス・カエサルよって、「ユリウス暦」が導入されています。また、それまでに使用されていたのは、1年を355日とした「ヌマ暦」でしたが、責任者の不注意などから正確にうるう月の挿入が行われなかったそうです。結果的に暦と実際の季節が合致しない事態に陥ってしまったと伝えられているようです。そこで、ユリウスが平年を365日とする「ユリウス暦」を使用した暦の改革を行い、このときの「ユリウス暦」には、4年に1度のうるう年も制定されています。

うるう年の語源

「閏」の語源について諸説あるそうですが、その中の一つは中国から入ってきた言葉で、漢字の「閏」の由来は複数の説があり、中国では「閏」は王が門の中にいる状態を表しており、、王が門の中に閉じこもって仕事をしないという決まりがあったとか。 また、英語ではうるう年を『leap year』(「leap」には「跳ぶ、跳ねる」という意味がある)や『intercalary year』、「平年」を『common year』と呼ぶそうです。

「うるう年」の計算方法

「うるう年」の計算方法

現在採用されるグレゴリオ暦は、4年に1度の閏年に2月28日の翌日に2月29日が入ります。西暦が4で割り切れる年が閏年。さらに、100で割り切れる年でその結果が4で割り切れない年は平年となり、29日が入ることで閏年は、1年の日数が365日より1日多い366日となるわけです。

うるう年に生まれた人の誕生日は!?

そもそもこの年に誕生した人は、理論上4年に1回しか誕生日を迎えることができないというになります。しかしながら、そういうわけもいかないので例えば、2月29日に生まれた子供は、次の誕生日が2月28日の24時から満1歳(日本の法律では、前日の24時に加齢するとみなされている)になるようです。


「うるう年」に関するツイート集