世界対がんデー

2月4日は世界対がんデーです

対がん治療の日

2000年、「対がん同盟結成を呼びかけるパリ憲章」に基づいて、国際対がん連合(UICC)が2002年から毎年この日を「世界対がんデー」として実施しています。英語表記ではワールドキャンサーデー「World Cancer Day」呼ばれ、日本では「世界がんの日」と一般的に知られています。ワールドキャンサーデー(World Cancer Day)は、毎年2月4日に国際的に行われるイベントで、がんに対する認識を高め、予防、検出、治療、ケアに関する正しい情報を共有し、世界中でがんに対する取り組みを促進することを目的としています。

「がん」とはどんな病気?

がん治療の真実

がんという病気を紐解いていくと、人間の細胞は数十兆個の構成され、これらが正常な状態では細胞数をほぼ一定に保ち、分裂・増殖をコントロールする「制御機構」が働きます。しかし、何らかの原因による細胞遺伝子変異で正常なコントロールができなくなり、勝手に増殖を始めて「細胞集団」が現れます。ここで生まれた細胞の腫瘍が正常組織との境界を超えて浸潤的に増殖する場合や転移を起こす場合を「悪性腫瘍」であり「がん」と呼びます。こういったがんのほとんど人は治療せずに放置すると全身に転移し、患者さんを死に至らしめるそうです。

「がん」と癌

がんの手術

平仮名の「がん」は、漢字で表す「癌」と「肉腫」、「白血病」や「悪性リンパ腫」などが含まれています。また、漢字の「癌」は「癌腫」と同様、肉腫や悪性リンパ腫は含まれてないそうです。したがって、一般に「がん」とは悪性腫瘍全般のことを表し、「肉腫」を胃癌や肺癌のような癌と、白血病や骨肉腫と区別されているようです。

がん細胞の増殖

がんの増殖を抑える薬

細胞は、分裂増殖を繰り返し皮膚や粘膜、神経などへと組織固有の形態・機能を持ち成熟した細胞へと変化を始めますが、これを細胞分化というものです。
ところが、がん細胞は細胞増殖が活発に速く行われ、細胞が十分に成熟しないまま(細胞の幼若化)で低分化細胞(未分化細胞)が見られます。正常であれば、高分化で成熟度が高く、比較的悪性度が低く、逆に低分化になるほど悪性度が高くなり、転移や再発が多く見られる傾向があるとのことです。

免疫療法で予防が最終手段!?

ワクチン摂取で免疫力アップ

免疫療法は、1890年代に米国の外科医ウイリアム・コーリーが、細菌で悪性腫瘍を縮小させたことからだといわれています。その後、120年以上にわたり進化を続け、現在では3大医療(手術・放射線療法・薬物療法)に並ぶ「第4の治療法」とまでに発展しています。最近、人間の免疫というのは奥深いものがあると気付かされます。というのも、2020年から2021年、2022年に至るまで新型コロナウイルスが広がり、ロックダウンするなど世界中が感染の恐怖に震え上がっています。その人類最大の危機の中で、最終手段として最終的に頼りになるのは、いつの時代も結局自身が免疫力を養うという結論に至ってしまいます。我々は、まだまだ、自身(人間)を知らなさすぎます。


「世界対がんデー」に関するツイート集

https://twitter.com/MSD_JAPAN/status/1486927012451307521?s=20&t=t5IzwtX0PT6spKVM43eUPw

節分

2月3日は節分です

2月3日は節分

節分は、季節の移り変わりの目安「雑節」の一つで、「立春」の前日「大寒」から約15日目になるそうです。この「節分」の日は毎年2月3日ですが、2020年の節分が2月2日になるのは1897年2月2日以来で124年ぶりでした。

新しいタブでプレビュー

節分

豆まき節分

節分は、季節の節目のことを指し、年に4回(立春・立夏・立秋・立冬の前日)あります。しかし、旧暦では春から新年が始まったために立春の前日の節分は、大晦日にとなり、大事な日になります。それにより立春の前日である節分が重要視され、節分はこの日を指すようになったそうです。また、昔は季節の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられていて、邪気祓い行事が各地で行われています。今でも一般的に行われている豆まきも、新年を迎えるための邪気祓い行事だといわれています。

豆まきの歴史

鬼と豆まき

昔の中国では、大晦日に邪気祓い「追儺(ついな)」という行事がありました。これは、桃の木で作った弓矢で鬼を追い払う行事です。この行事が奈良時代に日本に伝わって、平安時代に宮中行事として取り入れていたと伝えられています。その行事の「豆打ち」の名残が「豆まき」として、江戸時代に庶民の間に広がったそうです。また「豆打ち」から「まく」に変わったのは、農民の豊作を願う気持ちを反映し、畑に豆をまくしぐさを表現したとされているそうです。

恵方巻

恵方巻き

恵方巻とは、その年の恵方(縁起が良い方角)を向いて太巻きを丸かじりすると願い事が叶い、無病息災や商売繁盛をもたらすという縁起の良い風習です。この風習は大阪発祥で関西地方で親しまれ、さらには今や全国的な広がっています。この恵方巻は、七福神にちなんで7種類の具を入れ、巻き込んだその福を逃さぬよう丸ごと1本を、無言で恵方を向き食べきると縁起が良いとされています。他にも、太巻きを「逃げた鬼が忘れていった金棒に見立て、鬼退治した」と捉えた説もあるそうです。

新型コロナウイルスは外!!

鬼は外、福は内

2019年の今頃から新型コロナの感染が徐々に広がり、中国の武漢、韓国や日本国内はおろか、今やデルタオミクロン株がヨーロッパ、アメリカなど全世界で再びパンデミックに陥っています。そこで昨年に続き今年の節分は、これらの災いを払うためにも、今年は特別に強い願いを込めて、明日の節分を迎えたいと思います。


「節分」に関するツイート集

https://twitter.com/yuki_rinyusyoku/status/1620623771014144002?s=20&t=nK11__-3z_-YlLXSMlRB6w
https://twitter.com/pochichipo5/status/1488630222698078209?s=20&t=CPSWT12KkVHSNfOqWo9pZA
https://twitter.com/masui_cha/status/1488352136119595014?s=20&t=CPSWT12KkVHSNfOqWo9pZA
https://twitter.com/zazami_D/status/1488430873288806408?s=20&t=CPSWT12KkVHSNfOqWo9pZA
https://twitter.com/tennen_naa/status/1488636453391257601?s=20&t=CPSWT12KkVHSNfOqWo9pZA
https://twitter.com/ClawLion/status/1488183025800478720?s=20&t=CPSWT12KkVHSNfOqWo9pZA
https://twitter.com/sigh_a3/status/1488502416697823234?s=20&t=CPSWT12KkVHSNfOqWo9pZA