4月21日はオーベルジュの日です
4月21日は、「オーベルジュ」オーナーやシェフなどにより設立され、「オーベルジュ」の発展を目的と、そして広報活動などを行っている日本オーベルジュ協会が記念日として制定しました。この日に決定したのは、日本で本格的に誕生した日にちなんでのことです。また、この日の目的は、春が来て素敵な旅が始まるという願いが込められ、このことに添って「オーベルジュ」の魅力や文化を伝えることだそうです。
オーベルジュとホテルの違い
オーベルジュとは、大自然に囲まれた郊外のレストランで、シェフがその土地の食材を使用して腕を振る舞い、宿泊できるレストランです。それは、一見レストランを備えたホテルのようですよね。その違いですが、日本オーベルジュ協会の方に、「オーベルジュの定義やマナー」、そして「ちょっとしたトリビア」を教わります。この時点ですでに「オーベルジュ」と「ホテル」でスタッフによるおもてなしの方向性が異なっており、「オーベルジュ」はあくまでも料理を楽しむことが理想とされていることのようです。
ホテルとの決定的な違い
ホテルも料理を楽しませる方向性は同じと思います。しかし明らかな違いは、オーナーが料理人であることが多く、料理長を複数置くような施設は少数派であることです。お客は、そのシェフの料理を食べるために訪れるというスタイルが一般的だといわれています。
郊外での営業により、完全予約制もある
レストランがメインで、席数も限られていることも多く、都市のレストランのような食事のみの客を呼び込むことも一般的。さらに、郊外での営業ということもあり、完全予約制で飛び込みでは利用ができない施設もあることも。最高の景色とそこで摂れた極上の食材、極めつけは一流のシェフの料理と、一生に何度も味わえない最高の贅沢を、この記念日にご褒美として過ごしてみたい。