7月21日は「日本三景の日」とその起源
2006年に日本三景観光連絡協議会が制定しています。江戸時代前期の1643年、儒学者であった林鵞峰(林春斎)が著書『日本国事跡考』において、松島・天橋立・宮島を卓越した三つの景観としています。そしてこれが「日本三景」となります。1618年のこの日は鵞峰の誕生日です。
林 鵞峰ってどんな人?
林 鵞峰は、1618年7月21日生まれ、林羅山の三男です。江戸時代前期の儒者で、名は「又三郎」「春勝」、「恕」。字は「子和」「之道」。号は「斎」「鵞峰」「向陽軒」などです。
日本三景とは
日本三景は、広島「宮島」、京都「天橋立」、宮城「松島」の風光明媚な3つのスポット。この三景を回れば、3つの海を巡る旅とされ、長年人々を魅了し続けています。
広島の厳島(宮島)
厳島(宮島)は、広島湾に浮かぶ小さな島です。森林や古い神社仏閣で有名です。沖合に立つ壮大な朱色の大鳥居へ干潮時に歩いて渡ることが可能です。
この大鳥居は厳島神社の玄関口で、12 世期頃に最初に建立されています。近くにある宮島歴史民俗資料館は、19 世期の商家の母屋、土蔵を改修したもので、中に入ると、文化遺産を展示しています。
京都の天橋立
京都北部、日本海の宮津湾にある天橋立は、幅約20~170m、全長約3.6km嘴状の砂浜です。そこには、松が約5000本も茂っている珍しい地形で、その形が天に架かる橋のように見えることから「天橋立」の名が付けられました。
宮城の松島
松島は、宮城県の松島湾内外にある諸島のことあり、また、それら諸島と湾周囲を囲む松島丘陵も含めた修景地区のことです。
コロナ終息後は、日本の素晴らしい景色を楽しみましょう!
未だコロナの感染拡大が収まらない状況です。自粛地域や感染リスクのある地域あることを考えて、今はできるだけリスクが少ない行動が必要です。が、逆にこれから全面開放に備えてお金を貯めて、終息後に一気に発散する手もあります。