4月18日は発明の日です
1885年4月18日、「特許法」の前身「専売特許条例」が公布されて日本の特許制度がスタートしました。またこの日は、1954年に特許庁と科学技術庁(文部科学省)が産業財産権制度の普及と啓発を図ることが目的とし、この日を「発明の日」として制定しています。
「発明の日」で行っている活動
特許制度は、多くの発明家たちの創作意欲をかき立ています。そして、それらの様々な発明は、我々の活動を助け、快適にしてきました。そこで特許庁は、1985年4月18日に専売特許条例の公布100周年を記念し、日本での歴史的な発明家10名を選定し、その功績を紹介したそうです。
特許法
特許法でいう発明とは「自然法則を利用した技術的思想創作のうち高度のもの」とされています。そして、その目的を分かりやすくいうと「産業の発達(に寄与すること)」なのだそうです。また、その「産業の発達」のために発明の保護と利用を図ることです。
世界の特許競争
世界の特許競争は、あらゆる分野で行われているようです。特に高度な技術を持つ分野では、特許が重要な役割を果たしていて、例えば、「情報技術」「バイオテクノロジー」「医療」「自動車」「通信」「エネルギー」などが挙げられています。その中でも、技術先進国間での特許競争は激しく、企業や研究機関は自社の技術を特許化、そして他者からの技術の不正利用や模倣を防ぐため、積極的に特許を出願して特許ポートフォリオを形成することが一般的とされているようです。
発明の積み重ねから大発明が生まれる
産業財産権制度は、時代が変化すると共に進化し、今後もどんどん進化していくでしょう。そして、エジソンが発明した世界初の映写機「キネトスコープ」などのような、古い発明も現代風にアレンジすれば大発明に繋がるものがあるはずです。私達もこの「発明の日」をきっかけに、過去の色々な発明をもとに大発明を考えてみましょう!