8月12日はアルプスの少女ハイジの日です
8月12日は、「アルプスの少女ハイジ」の日で、ハイジの著作権などの管理を手がける株式会社サンクリエートが2010年に制定しました。この日にしたのは「ハ→8 、イ→1 、ジ→2」と読む語呂合わせからです。未だにCMに使われるなど、アニメのキャラクターとして人気で「アルプスの少女ハイジ」の魅力をたくさんの人に伝えるための日です。
アルプスの少女ハイジ
主人公のハイジは、1歳で両親を亡くし、5歳になるまで母方の叔母の「デーテ」に育てられました。デーテの仕事の都合により、アルムの山小屋にひとりで住んでいる祖父であるおじいさんに預けられることになります。
アルムの山の暮らし
「アルムの山」(Alm-Uncle)は、スイスの作家ヨハンナ・シュピリの小説『アルプスの少女ハイジ』に登場する山で、物語の舞台となるアルプス山脈の一部。物語では、ハイジの祖父(アルムおんじ)と一緒に暮らす場所で、彼女が牧草地や自然に囲まれたアルプスの風景を楽しむ様子が描かれています。
作家ヨハンナ・シュピリ
ヨハンナ・シュピリ(Johanna Spyri)は、スイスの作家で『アルプスの少女ハイジ』の著者として知られています。彼女は、1827年にスイスのチューリヒ州郊外のヒルツェルで生まれ、医者である父と宗教詩人である母のもとで育ちました。また、幼少期にはグラウビュンデン州のクールで夏を過ごし、その体験を後の小説に生かしたと言われています。
アルムの山を舞台にした物語
「アルプスの少女ハイジ」は、アルムの山でヤギ飼いの少年ペーターやペーターのおばあさん、子ヤギのユキ、犬のヨーゼフ、大自然に生きる動植物達と厳しくも優しく、懐の深さを感じさせるアルプスの大自然の中、おじいさんや他の人を通じて、ハイジがたくさんの事を学び、健やかにそして、周りの人と共に成長していく感動的な物語です。
あの感動をもう一度振り返ってみませんか!
純真無垢なハイジが、無愛想だったおじさんの心を開き、そしてクララが諦めていた歩くための努力を始めるなど、周りの人々変えていく様は感動的です。このアニメを見れば、偏見やひがみ等でギスギスした日常から「人の気持ちを真剣に考える」人や「ただ頑張る人を純粋に応援する」人がたくさん増え、きっと差別や戦争のない世界に変わっていくと思います。